August von Parseval

A・V・P級航空母艦　アウグスト・フォン・パーセヴァル (グラーフ・ツェッペリン級航空母艦草案)

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦載機

・艦艇スキル

ゲーム内説明

アウグスト・フォン・パーセヴァルは、グラーフ・ツェッペリン級に基づく大型で高速な航空母艦の設計草案である。グラーフ・ツェッペリン級とは違いディーゼル機関を採用し、また兵装の構成も異なっていた。

解説

・戦闘機　
極めて強力
戦闘機中隊が2中隊になり、あのエンプラの戦闘機にも勝てるようになった。2中隊合わせた性能は、攻撃力はエンプラ以上で同格最強、HPはインドミ並、スピードはインドミの爆撃機にすら追いつけてしまうほど速く、数値以上の制空能力を誇る。加えて小規模な3機中隊であるため、整備時間がエンプラと同じ8.7秒と非常に短いのも優秀である。
ただし弱点として、搭載機数が15機と少ないため、雑に溶かしてしまうと戦闘機全滅という悪夢がまっている…。 攻撃力こそ最強であるが、1中隊ごとのHPは高くないので常に2中隊重ねた状態での制空が基本となる。 また、終盤でのプッシュ時の敵艦載機からの攻撃を味方艦と後述する母艦の対空能力と戦闘機の制空能力を合わせれば概ね完封する事ができるので、プッシュ時の生存性を上げるためにも大切に扱おう。
なお、8の新参者であるエセサイパンは、サイパンのコルセアから順当に強化された本艦よりもはるかに強力な戦闘機を18機と3機多く搭載しており、加えてエピック艦長付きなら、苦戦を強いられるかもしれない。
しかし周囲の対空も上がっているのは事実であるほか、三蔵は雷撃機の操作が難しく乗り手によっては戦闘機の扱いが疎かな場合がある。敵の乗り手の技量を判断しながら、釣ったり、はたまた雷撃機につけてボロボロ落としたりと、他の空母(笑)に比べれば優位に立ちやすい。

・爆撃機
前級ヴェーザーから順当に性能が強化されている。機体HPは前級より相対的にも絶対的にも改善し、レキシントンを上回るレベルまで上昇した。爆撃精度に関しても駆逐艦にも当たるほど十分信頼できるものとなっている。巡洋艦や空母の防郭を撃ち抜くことも多く、駆逐に対してもそこまで過貫通しない、高水準な爆撃機となっている。中隊構成も3機2中隊から4機2中隊へ大規模になっており、1ウェーブの一撃(？)が重くなっている。ただし飛行速度はTier6からあまり変わっていないので、同格空母と比べるとこちらもレキシントンと同程度と(イギリス空母と比べると)少々物足りない。
また、リュッチェンス艦長の「重徹甲弾」を取得すれば爆弾ダメージが単純に1.03倍され、さらに「中央防郭攻撃＋(防郭に命中時ダメージ1.15倍)」を取得すれば、爆撃が敵艦のバイタルを抜いた際に防郭ダメージ補正が元の1.5倍から1.777倍まで大幅に向上出来するので、可能であれば是非とも取得しておきたい。

・雷撃機
正直に言ってしまうと雷速以外が、悪い意味でティア不相応の性能である。 まず単純に火力不足気味。 雷速こそかなり速いもののダメージが低すぎる上に浸水発生率も低めなので、現環境で猛威を振るっている伊戦・リシュ等に対してダメージがたいして出せないので困り物。 雷速が速く当てやすいので、駆逐・巡洋艦処理をメインに使っていきたいところ。そして相変わらず整備時間が長めなので、やや爆撃機と攻撃サイクルが合いづらい。HPはこちらもレキシントンよりやや低い程度であり、多少は落とされにくくなっている。飛行速度はインプラカブルには劣るものの結構速い。

・自動副砲
空母どころか、戦艦の自動副砲と比較しても、火力、精度、射程が良好であり、駆逐艦も不用意に近づけば撃沈されるレベルである。だからといって単調に前線に行けば集中砲火を浴びてしまい、即撃沈は避けられない。
終盤など、敵味方が減ってきたタイミングならば、優秀な母艦と副砲オーバーロードスキルが合わさり大きな武器になるかもしれない。

・対空
大口径の射程がやや短めではあるが、小口径の射程が2.4kmとかなり長めな上に対空防御スキルを所有しているので、短時間の殲滅力ならツリーどころか、対空警戒使用時のエンプラを含めても最強であるだろう。 前述の戦闘機による制空能力と対空警戒使用時の母艦の対空能力を活かせばインドミ以外の艦載機は1機も帰投出来ないので本艦が敵にいた場合、艦載機に本艦を無闇に攻撃させてしまうと攻撃しに行った艦載機は地獄絵図そのものだろう。しかし大口径対空の射程が短い都合上、攻撃前に殲滅することは困難なので過信は禁物である。

・装甲
『空母』にしては硬い。重巡洋艦クラス並の舷側装甲を備えているので軽巡や駆逐のAP弾であれば半貫通に抑えることもできる。 ただ8inch砲やそれ以上の大口径砲である戦艦砲に対する耐性は備えてないので、母艦を移動する際には見つからない事を意識しよう。

・機動性
船体が大きいので鈍重かと思いきや、船体の大きさの割には意外と優秀。 マハンやシムスのノロノロ鈍足魚雷であれば距離6キロくらいから魚雷を撃たれても加減速転舵でやり過ごせることもある。

・隠蔽性
これまた船体の大きさの割には翔鶴やレキシよりも優れていて、黒翔鶴の10.5kmと同値なので頑張っている。

・生存性
総じて高め。特に防空性能が抜きん出て高い上に『空母』にしては硬い舷側装甲を持ち合わせているので、撃たれ強さに関しては『空母』にしてはかなり優れている。 特に終盤にプッシュする事が多い本艦にとって高い防空性能と舷側装甲がやや硬めなのはかなりありがたい。ただ戦艦砲を防げるほどの舷側装甲は有していないため、戦艦に撃たれていいのは終盤のプッシュ時のみである。間違っても序盤から突撃することのないように。

・消耗品
空母定番の、高品質石炭(隠蔽)、精製燃料(艦載機速度)、補給パック(艦載機HP)が良い。どうしても空母に狙われるのが嫌な人は石炭の代わりに追加対空弾(対空)でも良いが、出番があるかすら分からない空母の対空を強化するよりは先述の3つの方が腐りにくい。

・艦艇スキル
前級でも使用できた副砲オーバーロードはⅠからⅡに強化され、新たに対空警戒Ⅱも使用可能になった。自衛用のスキルが非常に充実している。そもそも空母なので砲艦よりも狙われる確率は低いだろうが、これらのスキルは母艦が危機を乗り切るのに役立つだろう。

・装備
　・兵装　戦闘機改良Ⅰ　本艦の長所の一つである戦闘機を強化するのが無難だろう。どうしても搭載数が不足する場合は空母内格納庫改良Ⅲでも良いが、爆雷戦合計で4機しか増えない事には注意が必要。
　・防御　操舵装置改良Ⅰ or 推力改良Ⅰ or 甲板防護改良Ⅰ　この3つからどれか一つ選ぶのが無難か。ぶっちゃけ無くても良い。
　・適正　隠蔽システム改良Ⅰ

・エリート特性
　・エリート整備士　急降下爆撃機準備時間-5%、雷撃機準備時間-5%、戦闘機準備時間-5%
　・エリート急降下爆撃機中隊　急降下爆撃機HP+3%、爆弾範囲-5%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
前級より格段に戦闘機が強化され、制空をしたい艦長にはうってつけの空母。そして現状、かなり強い空母でもある。強力な戦闘機は、これまで高耐久と高速によって護衛を必要としなかった(鈍足戦闘機では追いつくことすらできないため全く撃墜されなかった)インドミ爆撃機ですら対策が必要なレベル。低耐久の翔鶴艦載機などは言うまでもない。また火力もそこそこあり、8機の爆撃機は運ゲーとは言えかなりのダメージを出してくれる。とは言えこれは、比較的低耐久の艦載機と戦闘機を使いこなせる、空母乗りとして最低限の技量あってのものである。

戦闘名誉章

史実

本艦は架空艦ではあるものの、あらゆる点でTierⅦプレミアム空母のグラーフ・ツェッペリンと酷似している。
本家情報では空母BかCとの話だが、ここでいう空母Bはグラーフツェッペリン級の2番艦として建造が進んでいたものである。
解体命令により2番艦は建造が中止されてしまったが、プラモデルなどで予定艦名のペーターシュトラッサー(推測が多い)を見てみると、150mm砲の搭載がなかったり、改良が加えられているのがわかる。
いずれwowsにも実装される日が来るのかもしれない。
…

小ネタ

箱を売り出した直後に艦名がアウグスト・フォン・パーセヴァルではなくウェーザーになっていた(現在は修正されたようだ )

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