Takahashi

Last-modified: 2024-02-15 (木) 12:46:39

高梁型軽巡洋艦 高梁

Screenshot_20240204-172456~2.png

ヒストリカル迷彩

IMG_1805.jpeg
効果:主砲射程+4%、魚雷射程+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+50%、シルバーアップ+50%

夜明けのハーモニー

[添付]
効果:主砲射程+4%、魚雷射程+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+50%、シルバーアップ+50%

変更点

Ver.6.3で2番砲塔の砲身が上向きが変更。
ver.6.5で小口径対空値が207に増加。

性能諸元

編集時 ver.6.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier9
生存性継戦能力38350
抗堪性・防郭防御10%
・火災浸水耐性10%
・装甲防御9%
・魚雷防御9%
主砲射程11.77km
機動性最大速力33.62ノット[kt]
最大出力への到着時間15.91秒
転舵速度6.30度/秒
転舵所要時間9.90秒
隠蔽性8.76km



・派生艦船

派生元Shimanto
派生先Yodo



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
五年式150mm 5基×3門10秒HE弾 484(6%)
AP弾 507(150%)
12度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)装填時間ダメージ射程雷速浸水率魚雷管旋回速度
610mm, 4基×4門(8門)67.50秒48979.60km63.91kt27%18度/秒


対空砲種類ダメージ射程
大口径
小口径
276
207
3.90km
1.80km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
対空警戒Ⅲ大口径対空砲ダメージ+100%、小口径対空砲ダメージ+200%20秒60秒3回


ゲーム内説明

15門の150mm砲を搭載した軽巡洋艦。利根型巡洋艦の発展形であり、対空兵装と雷装が強化されている。

解説

本艦は利根型巡洋艦をベースに開発され、前級と同じく主砲に150mm両用砲を搭載している。
速力と防御力を維持しつつ大型化され、魚雷発射管、小口径対空兵装共に強化されている。

・主砲
前級と同じく150mm砲を15門装備している。一番砲以外は全周囲砲塔のため前級と変わらない感覚で扱える。精度は相変わらず悪い方なので装備で改善することを推奨する。

・魚雷
片舷に8門装備している。前級から2本増えただけでダメージは変わっていない。

・対空
大口径砲は前級と変わらずのダメージであるが小口径砲は少しだけ上昇している。また対空警戒Ⅲが使えるため使用時はそこそこ航空機を撃ち落とすことができるがT10の艦載機相手だと歯がたたないかもしれない。

・装甲
ようやく9%になったが敵艦の攻撃力が大幅に上昇してるためあってないようなものである。

・機動性
前級より悪化している。
装備で改善しないと敵弾を避けるは難しいだろう。

・隠蔽性

・生存性
機動力が悪く艦艇スキルの方も恵まれてないため低いと言わざるとえない。

・消耗品
機動力を改善するディーゼルエンジンは必須だろう。それ以外は個人のプレイスタイルによってチョイスしてほしい。

・艦艇スキル/艦長スキル

・装備
 ・兵装 主砲精度
 ・防御 舵
 ・適正 舵

・エリート特性
 ・ 
 ・ 
 ・功績 EXPアップ+10%

・総論

戦闘名誉章

レベル12345
報酬
ミッション内容

史実

最上型をベースにした四万十に続き、高梁も史実艦の利根型をベースにWGの改造を施した船で、構造物は利根のものとよく似ている。
とはいえ一致するように見える部分もモデル頂点を比べてみれば微妙に異なっていて、使い回しではないようだ。

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名を聞いた時に「タカハシ?高橋と書くのかな?」と思った人も多いだろう*1。ところが軽巡洋艦の命名規則より、河川名由来なので岡山県を流れる「高梁(たかはし)川」が元になっている。高梁川は岡山県西部を流れる一級河川で、高梁川水系の本流である。吉井川、旭川とともに岡山三大河川の一つ。岡山県下で最大の流域面積を誇り、その支流域は広島県にも及ぶ。

高梁に地名が変更された由来

 ここから先は余談になってしまうが、高梁川の名の由来は沿岸の河岸段丘上にある古い街「高梁」に由来すると思われる。ところがこの街がこの名前になった由来として面白い話が伝わっている。高梁市史によれば高梁は元々高橋という地名であったが、備中守護として「高橋九郎衛門」が赴任の際に「城主の姓と町の名前が同じなのはよろしくない」として松山と改めた。ところが今度は伊予松山と混同されたため、いったん高橋に戻した後に「橋」の字に雅字である「梁」をあてて高梁としたという。

木口 小平氏の話

 高梁市の話が出たので更なる余談になってしまうが、戦前においては修身の教科書に必ず載っていたため日本中でその名を知らぬ人は居ないというレベルの有名人「木口 小平(きぐち こへい)」氏はこの街の出身である。知らない人のために簡単に説明すると、彼は広島の歩兵連隊においてラッパ手を務めていたが日清戦争における「安城の渡しの戦い(1894年7月29日)」において突撃のラッパを吹いている最中に敵弾に当たって戦死。しかし絶命後もラッパを口から離さなかったという。
 なお、この「死して尚、ラッパを離さず」というラッパ手の話は早くから日本国内にも伝えられ、その名が誰なのかという事が話題となった*2。そして木口氏の名前は最初は無名だったものの、義務教育の無償化(1903年)と共に修身の教科書に載った事から国民全体に知られる事となり、後に彼の故郷である高梁市成羽には記念碑も建てられた。しかし戦後のGHQの政策により修身の授業は軍国教育として禁止され、1950年代に道徳として一部復活を遂げたものの…道徳の教科書には木口氏の名前は無かった。ここに戦前・戦中を生きた日本人には広く知られた人名に対する断絶が発生した事例を見る事ができるのである*3

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • コメント欄からの要望により、小ネタを増補。 -- 2024-01-07 (日) 23:15:27

コメント欄

  • コイツはランク戦で活躍できるスペックはあるのだろうか…少なくとも伊吹よりは扱いやすそうかな? -- 2023-06-07 (水) 21:36:00
  • どうしても高橋て苗字が先に来ちゃうなぁ。 -- 2023-06-08 (木) 10:32:25
  • 他の日本軽巡が話題になってる中コイツだけ話題にならないの草。もしかして弱いからコメントしようがない感じか? -- 2023-06-22 (木) 09:44:15
    • それもあるだろうし、そもそもまだ持ってる人が少ないんだと思うが。 -- 2023-06-22 (木) 10:01:43
    • だって9ってだけで乗るのを躊躇う不人気ティアですしおすし。排気煙幕でもあればワンチャンあるんだけどなぁ。 -- 2023-06-22 (木) 11:55:38
      • レーダーも煙幕もない9巡洋艦はそれだけで厳しいからな -- 2023-06-22 (木) 12:17:02
  • せめてテイア9からは煙幕実装して欲しいよ、イルカダーリン君とか10にぶち込まれてスモレン君と渡り合える位に調整して欲しい、高テイアは戦艦一撃で吹っ飛ばされるし -- 2023-06-22 (木) 19:00:54
  • 砲の精度も威力もレートも低く、雷撃しようとすると射角の悪さで姿勢を崩すさなければならず、数発の被弾で体力がゴッソリ削がれる。期待の対空も身を護れるほどはない。全て悪い方に中途半端で、t10の淀と合わせて相当のプレイヤースキルがないと使い物にならないのでは…? -- 2023-08-22 (火) 12:04:56
    • やはりそうかー。現在ほぼおっしゃる内容で四万十で苦戦しているのですが、高梁でもツリー特性として短所変わらないのですね。そのツリーだから当たり前ではあるけど10とマッチする点でめちゃくちゃきつそうだ。 -- 2023-08-22 (火) 13:33:44
  • 外見はかなり好みだけど第二砲塔がなんか変な配置になっていてそのせいで砲が持ち上がってるところだけ残念。 -- 2023-09-04 (月) 23:54:41
  • 四万十はHEが良かったけど、高梁は…HEの貫通力と発火率がtierに合っていないのか、とにかく半貫通が多い&燃えにくい… -- 2023-10-27 (金) 14:04:27
  • 高梁の小ネタで陸軍の木口小平さんの事を書いていただけますか?私は語彙力が無くどうもおかしな文章になってしまいます。 -- 2024-01-07 (日) 21:50:24
    • とりあえず書いてみました。 -- 2024-01-07 (日) 23:17:20
      • こんなに濃い内容を短時間で書いていただいてありがとうございます。教科書から消された英霊がまた誰かに知ってもらえるのが嬉しくてたまりません。繰り返しになりますが本当にありがとうございます。 -- 2024-01-08 (月) 00:14:39

過去ログ

過去ログ一覧

*1 参考までに「高橋さん」は全国で3番目に多い姓なので佐藤さん鈴木さんに次いでメジャーな姓。よって誤解するのも頷ける話である。
*2 軍の最初の調査により判明した氏名は「白神源次郎」であったが、彼は予備役招集であり戦死した時点ではラッパ手ではなかった。このため軍が再調査を行い、木口氏の名前が挙がる事になった。
*3 参考までに、類似の事例としては軍神「広瀬中佐」こと「広瀬武夫」氏のエピソードが有名である。こちらも知らない人のために簡単に説明すると、彼は日露戦争における旅順港閉塞作戦において閉塞用の船上で指揮を執っていたが敵の攻撃を受け撤退する事に。その際に船倉内に向かった筈の部下が戻って居ない事に気が付き船内を単独で3度に渡り捜索。それでも発見できずにやむを得ずボートに乗り移ろうとした際に砲弾の直撃を受け戦死。出身地の大分県竹田市には彼を祀る神社が建立され日本初の軍神とされたほか、文部省唱歌にも歌われたため戦前においては知らない人は居なかった。彼のエピソードも戦後にGHQにおいて軍国教育と見做された為、戦後に生まれた多くの人は彼の名を知らないのである。