日本語に訳すと「変速機」。主に
- オートマチックトランスミッション(AT)
- コンティニュオースリー・バリアブル・トランスミッション(CVT)
- マニュアルトランスミッション(MT)
が知られる。他に - デュアルクラッチトランスミッション(DCT)
- セミオートマチックトランスミッション(AMT、SAT)
などもある。
詳細に関しては各ページを参照していただくとするがざっくりとまとめておく。
CVTは無段変速と呼ばれ自由な変速比を作ることが可能で燃費やパワー効率が非常に高い。
マニュアルトランスミッションは手動でギアチェンジを行う変速機で、マニュアル、ミッションなどと呼ばれる。ギアチェンジを行う場合、クラッチペダルを踏んで行わないと故障の原因となる。
デュアルクラッチトランスミッションはマニュアルと同じ平行軸歯車とクラッチを2系統持つ変速機で、クラッチ操作や変速操作(ギアチェンジ)はコンピュータ制御により行われる。
セミオートマチックトランスミッションはマニュアル車のシフトチェンジを自動化したもの。クラッチペダルは無いが基本的にギアチェンジは手動で行う必要がある。しかし変速まで自動化されているものもある。(悪名高きアルファロメオのセレスピードなど)
ちなみに、日本でDCTを採用しているのはエボX、GT-R (R35)、ギャランフォルティス、NSX(NC1)など。
ホンダは2013年以降i-DCDと呼ばれるDCTにハイブリッドモーターも追加したミッションを使っていた時期があるので、
予想以上にDCTの車は多いと思われる。