リアンダー級軽巡洋艦 HMS Leander 75
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Emerald |
国家 | イギリス | 派生先 | Fiji |
生存性 | 継戦能力 | (A) 24,500 (B) 28,700 | |
装甲 | 6-100mm ・防郭 6-100mm ・艦首・艦尾 13mm ・砲郭 25mm ・装甲甲板 13-32mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A-B) 0% | |
機動性 | 最大速力 | 32.5ノット[kt] | |
旋回半径 | 710m | ||
転舵所要時間 | (A) 11.0秒 (B) 7.8秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 10.3km | - | - | 12.3km | 4.6 km | |
航空発見距離 | 5.3km | - | 0.0km | 8.3km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | Mk VI mod.1 | 12.0km | 116m | |
Mk VI mod.2 | 13.2km | 124m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 152mm/50 | 4基×2門 | AP弾 3,100 | 8.5秒 | 25.7秒 | AP 6crh Mk IV |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 102mm/45 QF Mk XIX | 4基×2門 | HE弾 1,500(6%) | 3.0秒 | 5.0km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 533mm Mk VII | 2基×4門(4門) | 15,733 | 101秒 | 7.0km | 59kt | 1.2km | |
A-B | 533mm Mk IX | 2基×4門(4門) | 15,433 | 101秒 | 8.0km | 61kt | 1.3km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 12.7mm Mk III 20mm Oerlikon Mk IV | 2基×4門 5基×1門 | - | 60 | 85% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm Vickers 2-pdr. Mk VIII | 2基×8門 | 88 | 90% | 0.1-2.5km | ||||
長 | 102mm/45 QF Mk XIX | 4基×2門 | 2 | 1,120 | 60 | 90% | 0.1-5.8km | ||
B | 短 | 20mm Oerlikon Mk IV 20mm Oerlikon Mk V | 5基×1門 4基×2門 | - | 109 | 85% | 0.1-2.0km | ||
中 | 40mm Bofors Mk II | 2基×4門 | 67 | 90% | 0.1-3.5km | ||||
長 | 102mm/45 QF Mk XIX | 4基×2門 | 2 | 1,120 | 56 | 90% | 0.1-5.8km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
応急工作班改良1 | 応急工作班の有効時間 +40% | ||
着弾観測機改良1 | 着弾観測機の有効時間 +30% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 火災発生率 -5% | |
機関室防御 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
水中聴音改良1 | 水中聴音の有効時間 +20% | ||
3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良1 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
対空砲改良1 | 優先対空セクターの準備時間 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
魚雷発射管改良1 | 魚雷発射管の旋回速度 +20% 魚雷発射管に甚大な損傷を受ける可能性 -40% 艦載魚雷の雷速(他の補正を考慮しない値) +5% | ||
発煙装置改良1 | スモークの展張時間 +30% スモークの持続時間 -5% | ||
4 | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% |
・消耗品
搭載可能 消耗品
注:括弧内は各レアアップグレード搭載時の値
ゲーム内説明
リアンダー級軽巡洋艦は、艦隊行動での偵察も単独行動での偵察も可能な新世代の軽巡洋艦として設計されました。
前級から大きく進化した点として、主砲を砲塔に搭載していました。加えて、対空兵装及び装甲防御力も強化されていました。
解説
TierVIのイギリス巡洋艦。ここから条約型巡洋艦となり、艦容が大きく変わる。同型にパースがいるが、本艦のほうが射程が若干長い。
- 抗堪性
ようやく100mmの装甲帯を手に入れ、防御力が向上した...のは中央防郭のみで、主砲部分には相変わらずペラペラの装甲しかついていない。艦首艦尾の装甲板13mmは8インチ砲AP弾に強制貫通される。機関部の防郭甲板に至っては装甲が施されておらず、対戦するあらゆる艦艇の主砲および副砲のAP弾がここに到達すると強制貫通されてしまう。しかも、その部分の舷側には100mm装甲が施されており、この100mmを貫通して非装甲の防郭甲板に達したAP弾なら信管は必ず作動する。防郭以外の装甲はすべて同格軽巡と比べ一段階薄いが、これはイギリス軽巡全体の傾向である。引き続き機動力を生かした回避が重要となる。なおこの防郭、ほぼ機関部のみと非常にコンパクトでほとんど吃水線下にあるため、舷側を狙った砲撃では当たりにくい。
- 主砲
主砲が砲塔に収まり、指向できる門数が増加している。またここから弾道が向上し、他国巡洋艦ともそれなりに撃ち合えるようになる。しかし射程が13.2kmと短いため、敵艦に対して接近しなければならない。砲戦前に自分の退路を確認し、砲戦後は速やかに離脱できるようにしておきたい。また、APオンリーにもかかわらず、度重なるナーフによってDPMは足りなすぎる。
旋回速度は(Perthなどとならんで)最も遅く、旋回半径が小さいことと相まって全力転舵に追いつかない。
- 副砲
そもそも副砲に何かを求めていいのは一部の限られた艦艇のみである (本艦はそれではない)。との前提の上で、同格内では性能のバランスが高いレベルでまとまっており、単純計算のDPMではトップタイ*1。
だからと言って副砲特化をしていいのは苦行を好み自らピーキーなビルドを展開する一部のもの好き玄人のみである。
- 魚雷
門数は半分になってしまったが射程が8kmとなった。被発見距離より短いままなので隠蔽雷撃は難しいが島影や煙幕内からの奇襲や撤退時の牽制など同格巡洋艦青葉より出番も多い。うまく活用しよう。
- 対空火力
前級エメラルドよりは向上しているもののあまり高くない。対空アップグレードや艦長スキルを駆使すれば自衛に困らない程度までは強化できる。また水上戦闘機は積めるが煙幕とトレードオフとなる上、対空防御放火が装備できないので味方の防空支援は得意ではない。
- 機動性
速力は32.5ノットとエメラルドより遅くなり同格巡洋艦内でも遅い方のグループ。だが、旋回半径が710mと小さくなった。転舵時間は据え置きだがアップグレード「転舵装置改良2」が使用できるようになったため、物足りない場合は装備するといいだろう。
- 隠蔽
被発見距離は10.3kmと同格巡洋艦の中では頭一つ出た隠蔽性を持っており、味方駆逐艦に追従しての火力支援や有効弾を与えやすい位置取りも行いやすくなった。煙幕中射撃の被発見距離も4.6㎞と相変わらず優秀である。
- 総論
ここからがイギリス巡洋艦ツリーの本領発揮である…が、油断すれば即装甲を貫通されるため慎重な立ち回りを要求されるのは変わらない。相変わらず最大の脅威は戦艦であるが、優秀な機動力と隠蔽を生かして立ち回り、場合によっては魚雷で手痛いしっぺ返しを与えることは可能だ。正面から敵艦に相対することをせず、煙幕による攻撃陣地の確保や味方との連携で相手に打撃を与えるべきである。*2今までの英巡の経験、苦労を生かしていきたい。
史実
第一次世界大戦後、列強各国は軍縮会議により補助艦の制限を行おうとした。しかし巡洋艦の運用方針の違い(日米:戦艦の補助、英:植民地・通商路防衛)で対立し、交渉は難航していた。そのため、制限内容を細分化することで各国の事情を反映させたロンドン海軍軍縮条約が締結された。リアンダー級はイギリスで初めて同条約を反映させた軽巡洋艦である。
全体的な配置はヨーク級重巡洋艦を参考にしているが、主砲は連装4基で計8門となった。この主砲はアームストロング製Mark.XXI 15.2cm(6インチ)50口径速射砲で、以後の英軽巡の主力砲となった。魚雷は53.3cm魚雷発射管を四連装で両舷に一機ずつ配置されている。対空火器は当時新型の10.2cm単装高角砲のほか、12.7mm機銃等を装備していたが、第二次大戦の戦訓から高角砲の連装化や機関砲の増設など対空能力を強化させている。
機関はボイラーにアドミラリティ三胴式重油専焼水管缶6基、タービンにパーソンズ式オール・ギヤードタービン4基を採用。4軸合計で最大出力72,000shpで32.5ノットを出すことができた。また大型の集合煙突が採用され、本級を見分ける大きな特徴となっている。
防御は重巡と同レベルの舷側102mmの重装甲を持つが、機関部にしか配置されなかったため、弾薬庫に別個で装甲を貼っている。
本級はギリシャ神話の登場人物から名づけられ、リアンダー、アキリーズ、ネプチューン、オライオン、エイジャックスの5隻のほかオーストラリア海軍向けの準同型艦パース級が3隻建造された。第二次大戦ではラプラタ沖海戦やマタパン岬沖海戦など英海軍の重要な海戦、作戦に参加している。戦没艦は地中海で触雷したネプチューンの1隻。リアンダーとアキリーズは大戦中ニュージーランド海軍に貸し出され、日本軍とも砲火を交えている。終戦後アキリーズはインド海軍に供与されデリーと名を変え、残る3隻は解体された。
小ネタ
編集用コメント
- 記述を追加しました。 -- 2016-12-10 (土) 15:04:11
- 諸元を0.7.7に合わせて修正しました。 -- 2018-07-26 (木) 16:23:28
- 対空砲データを更新した -- 2019-12-12 (木) 03:41:52
- Ajax 1940迷彩の画像を追加。無期限迷彩の画像も同角度に差し替え。 -- 2020-05-10 (日) 18:50:32
- アップグレードと消耗品について、0.9.4.0現在のものに更新した -- 2020-05-18 (月) 13:47:11
- アプグレに実装されていないものが標記されていたため、削った -- 2020-05-19 (火) 12:07:19
- 煙幕の展開半径を修正した0.45km→0.60km -- 2020-07-29 (水) 11:06:00
- 魚雷装填時間の変更及び、主砲装填時間のナーフ、他、アプグレ、消耗品について現在のものに修正した。 -- 2022-09-08 (木) 09:29:28
コメント
- 何気にtier6最強じゃね?機動性、隠蔽、煙幕も相まって敵弾が当たらない当たらない。 -- 2021-03-28 (日) 22:34:22
- 性能尖ってるけど実際強いよな。プレ艦も見渡すとパース、マイソール、シュペーとさらに尖った艦が上位に来るけど -- 2021-03-28 (日) 22:49:16
- 仲間だ。 -- 2021-03-28 (日) 22:57:28
- そもティア6以下のツリー艦のティア6以下の巡洋艦、何のためにいるのか判らない船ばかりだからその中では強い。 -- 2021-06-21 (月) 21:54:05
- 性能尖ってるけど実際強いよな。プレ艦も見渡すとパース、マイソール、シュペーとさらに尖った艦が上位に来るけど -- 2021-03-28 (日) 22:49:16
- コイツOP過ぎてナーフされるらしいよ。面白いね -- 2021-05-19 (水) 11:31:45
- 弱化くらったけど隠蔽を悪化させられないなら無問題。強い。 -- 2021-05-20 (木) 23:07:51
- 連装砲塔は偉大、はっきりわかんだね。 -- 2021-06-17 (木) 23:23:39
- 主砲装填7.5→7.7→次のアプデで8.0[s]になるらしい。特別強い訳では無いのにこういうのされると萎えるよな -- 2021-07-13 (火) 22:31:13
- 特別つえーから調整入るんですよ。 -- 2021-07-13 (火) 22:59:13
- リアンダーがもうちょっとで1000戦になるんだが勝率ギリギリ60%ってとこ。好きで乗ってるからもうちょい勝ててたイメージだったが以外に伸びなかった。煙幕専門家と何でも屋がスキル2にあったころが一番使いやすかったかもしれない。 -- 2021-09-19 (日) 22:53:09
- 久々に乗ったら後進が早く(し始めるまでが)なった様に感じたけど主砲の装填時間ナーフと引き換えに良くなった? -- 2021-09-25 (土) 23:16:59
- 主砲ナーフの影響結構でかいな -- 2021-10-01 (金) 13:32:42
- ナーフし過ぎだろ...もはや使い物にならないレベルになってるぞ...。 -- 2022-09-08 (木) 00:06:19
- 最上級砲手必須ですな。発動して装填が7.8秒ちょい。それでも辛いですが('A` -- 2022-09-08 (木) 11:22:40
- 今のBBが多い環境で、この手数とAPしか打てないデメリットを補って余りある魅力がこの船に有るの?正直辛すぎる。 -- 2022-09-25 (日) 11:10:55
- リアンダーが統計で与ダメ多いとされてるのは使い方分かってる奴が魚雷で戦艦殺してるからであって砲じゃないんだがなぁ…ナーフするとこ間違ってんだろWG仕事しろ -- 2022-10-11 (火) 23:30:37
- ナーフ自体の是非はさておき、自分の戦果確認ですらダメージソースを確認出来るのに、なぜWGがそれをしてないと思うのか。むしろ[砲じゃないんだがなあ]という説の根拠は個人の感想以外にあるのか。謎は尽きない。 -- 2022-10-12 (水) 01:24:10
- まぁ何かあるんでしょ。「頭WG的」批判者は開発・運営より遥かにゲームシステムに精通し、真実のゲーム内メタデータを参照しているそうですから。 -- 2022-10-12 (水) 01:50:31
- ナーフ自体の是非はさておき、自分の戦果確認ですらダメージソースを確認出来るのに、なぜWGがそれをしてないと思うのか。むしろ[砲じゃないんだがなあ]という説の根拠は個人の感想以外にあるのか。謎は尽きない。 -- 2022-10-12 (水) 01:24:10
- 度重なるナーフで強みを潰された悲しみの英巡...。こいつはフリーで飛ばせ。わざわざ乗るメリットがない。 -- 2022-10-22 (土) 22:26:03
- マップが狭ければ使える -- 2022-12-14 (水) 20:47:58
- 主砲装填ナーフくるそうです・・・え? -- 2023-06-01 (木) 02:38:18
- ほぼバフしかない記事の中、一人だけしれっとナーフで草なんですよ -- 2023-06-01 (木) 08:46:05
- 上のフィジーともどもひたすらナーフされてて哀愁が漂う -- 2023-06-01 (木) 10:20:01
- リアンダーとフィジーは最初からOP気味だからね。 -- 2023-06-02 (金) 13:46:08
- t6~7は隠蔽も修理も装甲も無くて、推力転舵ビルドにして避ける運用もできないからモク持ち修理持ち以外の巡洋が弱すぎるだけなんだけどな… -- 2023-06-02 (金) 11:58:17
- こいつ31cm砲弾けるところってありますか?吾妻でAP投げたら何故か弾かれたので。 -- 2023-12-12 (火) 22:23:26
- 砲郭25?って書いてあるし、砲塔とかどの近辺で弾かれたとかならあり得るんじゃないかな?詳しい装甲配置は分からないけど‥ -- 2023-12-12 (火) 22:53:34