ハウニブIII
性能諸元
・基本性能
Tier | ? | 種別 | ? |
---|---|---|---|
種別 | 高高度円盤型航空機 | 派生元 | - |
国家 | ドイツ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 0,000 | |
装甲 | 0-1mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
機動性 | 機関出力 | 0,000馬力[hp] | |
最大速力 | 7,000km/h | ||
旋回半径 | 0m | ||
転舵所要時間 | 0.0秒 |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ | 装填時間 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 110mm KSK*1 80mm KSK 30mm automatic guns MK-108 50mm KSK | 4基×1門 10基×1門 6基×1門 8基×1門 | ? ? ? ? | ?秒 ?秒 ?秒 ?秒 | 熱光線 熱光線 機関砲 熱光線 |
隠蔽性 | 通常 | 火災 | |
---|---|---|---|
海面発見距離 | 0.0km | 0.0km | |
航空発見距離 | 0.0km | 0.0km |
ゲーム内説明
解説
UFO。
小ネタ
元ネタはナチス・ドイツが極秘裏に開発した円盤型航空機ハウニブである。I型からIII型までが試作され、計画のみで終わった大型戦略爆撃機型のIV型の計4種がある。WoWSで実装されたのは最終試作型であるIII型。
航空力学を無視したような奇抜な形状をしているが、ちゃんと飛行には成功している。それを可能にしたのはElectro Magnetic Gravitative Engine(略称EMGエンジン、日本語に訳すと「電磁重力エンジン」)という、世界初の反重力発生装置によるもの。Thule協会が積極的に開発したエンジンであることからドイツでは「Thule Tachyonator」とも呼んでいたようである。このエンジンの詳しい原理は現代科学でも証明し切れないところがあるため子細な説明は省くが、要は「電気を流すと重力に対して自身を水平に保とうとする力が発生する」という装置である。これによって従来の航空力学に縛られない性能を持つことが可能となった(が、電力を確保しようとパワーのある発電機を積むと燃費が悪くなり、初期には30分で燃料を使い果すことになったという)。ドイツのHauneburgという場所で設計・開発が行われたため、この兵器にHaunebu(ハウニブ)の秘匿名称が与えられることとなる。
まず通常の航空機のように揚力を確保する必要が薄く、また搭載されているEMGエンジンの特性を最大限利用するために機体は円盤型にされた。一見奇抜にしか感じられない外見もドイツらしい合理的な判断に基づいたものなのである。
武装についても機体のへりの部分や胴体下に砲塔をつけて射界を確保することとなり、非常に機動性の高い航空機となった。このとき胴体下に装備された砲は新型のエネルギー砲である。これは同時期に連合国で開発が進んでいたTeleforceと同様の原理で、タングステン鋼の粒子加速器を利用した光学兵器である。しかし大型とはいえハウニブのような限られたスペースに搭載できるとは……さすがドイツの科学は世界一ィィィィ! である。欠点としては、やはり構造が難解であり設計・生産に時間がかかったこと、そして貴重な戦力資源をバカみたいに使用しなければならないと言う点だろうか。その影響からか、試作一号機たるハウニブIは当初光学兵器を搭載せず、既存のBK7.5cm対戦車砲を搭載し、砲塔もパンターG型戦車のものを流用することになった。つまりはいつものドイツである。
装甲には親衛隊所属の天才科学者ヴィクター博士が開発した特殊合金が使用された。この合金は博士の名前からヴィクタレン合金と呼ばれている。この金属は地球に落下した隕石に含まれていた新発見の金属をベースに強度や耐熱性を向上させたものである。
こうして幾度かの設計変更と新開発の技術を盛り込んだ試作一号機は大戦半ばあたりに初飛行し、人類初の音速突破に成功した。が、あまりにも早すぎたため、音速の世界を知らない人類はその急激な速度変化に耐えきれず乗員は全員死亡という憂き目にあった。でもEMGエンジンのおかげで無人になってしまった機体は無傷で軟着陸に成功した。
その後数十回の試験飛行を行ったのち、この新兵器に十分価値があるとされてドルニエ社の研究員を呼びさらならぬ高みへと目指すことになり、改良設計型が作られた。これがハウニブIIになる。しかし技術的問題から、目玉の光学兵器は「出力が変わらないのに砲口径だけ巨大化した」というわけのわからない改良が行われ、さらにEMGエンジンについても新規生産が難しかったためにハウニブIから取り外したものをそのまま流用したという。搭載される発電機は航空機用のものからUボートに使用されるディーゼルエンジンに変更され、発電量は向上している。
ハウニブIIは悪化する戦局の中で3桁に及ぶ試験飛行を行い良好な性能を見せ、ついに総統閣下に「最重要量産命令」が下され、ハウニブIIからさらに大型化・大出力化したハウニブIIIや爆撃機型のハウニブIVの開発が命ぜられたのである。
しかし、この命令が下されたのは1944年のことであり、またハウニブの核たるEMGエンジンの量産は終ぞ叶うことはなかった。試作された少数の機体は連合軍の爆撃やレジスタンスの破壊工作によって完全に破壊され、設計図に関しても終戦時のごたごたで逸失してしまい、その正体は闇に葬られた。
だがナチス復活を望むナチス高官が一部戦力を率いてドイツ本国から脱出、南極に秘密基地を建設。ハウニブの開発計画も再始動した。このことを知った米英軍は、戦後になって大艦隊をもって南極へ出撃。(厭戦気分が蔓延しつつあり、またハウニブの鹵獲を目指していた政府は「南極の環境調査」であると発表した。ただの南極調査に空母やら戦艦やら巡洋艦はどう考えても不要だろうに)。これにはナチス・ドイツを完全に覆滅しようという思いがあったという一方、関係が悪化するソ連に対する優位を確立しようという思惑もあったようである。しかし南極「調査」作戦は途中で打ち切りとなって、艦隊は南極へたどり着く前に反転して戻って来た。いったい何があったのか。それは下の写真を見て、各々判断してほしい……。
ハウニブというのは古典的な都市伝説のひとつであり、存在しない架空兵器の中で最も有名なもののひとつである。
「どうしてこうなった」と言えば、戦場において極度のストレス環境下に置かれた兵士たちが、照明弾や砲火、ライトの反射による光球を敵軍の航空機と誤認した、いわゆる「フー・ファイター」が元である。これは連合・枢軸問わず各国に目撃情報があり、戦闘記録にも残っていたりする。
そこに各国で実際に開発されていたザックAS-6(ドイツ)や、XF5U フライング・パンケーキ(アメリカ)などの円盤翼機*2の情報や目撃談が合わさり、上記のような都市伝説が誕生したと思われる。
戦後になって、ステルス機の研究の為に地球製UFOとも呼べる円盤型航空機「アブロカー」が1952年にアメリカとカナダで共同開発され、かの有名なエリア51ことグルームレイク基地で研究が行われ実験機が作られたものの、「円盤型では航空力学的な安定性が極めて悪く実用的でない」との結論が出ている。やっぱりな。
編集用コメント
コメント欄
- 実装はよ -- 2018-10-11 (木) 16:40:31
- 尚、操縦士として魔導士が搭乗。特に「ターニャ・デ○レチャフ」が有名である。 -- 2018-10-11 (木) 17:45:54
- シューゲル技師が天啓を得て実用化されたと聞く。稼働にはエレニウム95式か97式が必要? -- 2018-11-12 (月) 22:39:53
- アメリカ軍が1946~1947年にかけて、13隻の大艦隊、4700名の人員を投入して南極を探査したのは、紛れもない事実。気になる人は、「ハイジャンプ作戦」で調べてみると良い。このハイジャンプ作戦について、アメリカ海軍は、寒冷地での人員・機材のテスト及び研究と発表しているが、部隊には数隻の最新鋭のギアリング級駆逐艦、そして潜水艦、さらには軽空母フィリピン・シーまで参加している。探検というにはあまりにも重武装であり、当時の米国民からも税金の無駄遣いと非難されるほどだったという。また、この大部隊を率いた探検家のリチャード・バード少将は、調査の後精神に異常を来たし「見てはいけない物を見た」と呟いていたそうだ。 冷戦もまだ始まっていないこの時期、なぜこのような重武装をして行ったのか?そしてバード少将の発言。ここから、一つの説が浮かび上がる。「アメリカ軍は南極のナチスの残党を調査し、あるいはその残滓に触れていた」のではないか?こう考えると、威力偵察や限定的な交戦が可能なほどの戦力を持ち込んだ理由の説明がつく。確かにナチスの南極調査は戦前より進んでおり、一次大戦前のガウス号調査隊、フィルヒナー調査隊など、複数回調査が行われている。そして1938年のリッチャー遠征隊では、新たに探査した南極の一部をノイ・シュバーベンラントと命名しているのだ。この南極探検もまた疑いようのない事実であるが、一説によると、このリッチャー遠征隊ではBase211という基地が南極に設置され、この基地は第二次世界大戦の間、ドイツ軍が小部隊ながら駐留を続けていたという。これらの逸話が「米軍による南極のナチス調査」という説をさらに裏付ける。 -- 2019-03-13 (水) 18:28:10
- 余りにも真摯に真実を追求しようとする記事作成者の気概に感動した! -- 2019-03-27 (水) 01:47:29
- 2019年エイプリルフールに登場しなかった件 -- 2019-04-13 (土) 13:19:00
- 説明文がこの動画とほぼ同じなんだけど無断転載ですか? https://www.nicovideo.jp/watch/sm30940863 -- 2020-03-17 (火) 18:10:33
- ハウ二ブの解説全部とあるwebサイトの記事に載ってるものだから普通に許可得てると思う。その動画も許可は得ているはずじゃないかな? -- 2020-03-17 (火) 18:39:09
- そもそも同じものを元ネタにしている以上、解説する内容も同じものになるでしょ。ハウニブなんてミリ界隈・オカルト界隈じゃ超有名人だし -- 2020-03-18 (水) 00:39:09
- ハンニバルドライ -- 2020-03-17 (火) 20:24:41
- WGよいつもの妄想の力でGraf Zeppelinにコイツを載せられるようにするんだよ あくしろよ -- 2020-03-17 (火) 23:36:23
- 芝浜UFO大戦? -- 2020-03-18 (水) 06:28:41
- ドイツ空母はTier10までくれば当然こいつ積んできますよね!? -- 2020-04-22 (水) 10:11:41
- ドイツの科学力は世界一ィィィ!!! -- 2022-09-28 (水) 10:41:26
- これが実際作られようとなってたのがまたすごい -- 2022-12-05 (月) 01:39:41
- y -- 2022-12-05 (月) 01:40:39
- グラーフの艦載機にすればええのにね(^ω^) -- 2022-12-05 (月) 03:29:15
- どうせならMVRの特殊迷彩の艦載機にして欲しい。 -- 2022-12-05 (月) 06:34:43
- うむ、もう(他のコラボがあれば別だけど)F-15も手に入らなくなっちゃったしね… -- 2022-12-05 (月) 07:42:35
- 銀河英雄伝のパーセバル用迷彩にすると艦載機が全て宇宙仕様になるな。見た目しゃもじにしか見えんがw -- 2022-12-05 (月) 13:21:50
- どうせならMVRの特殊迷彩の艦載機にして欲しい。 -- 2022-12-05 (月) 06:34:43
- さっき、アリスギアの方でナザロフ・カイン・ノリハルトが乗ってたやつだ… -- 2022-12-05 (月) 07:41:17