リヨン級戦艦
性能諸元
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | Normandie |
国家 | フランス | 派生先 | Richelieu |
生存性 | 継戦能力 | (A) 46,000 (B) 53,400 | |
装甲 | 12~360mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 16% | |
機動性 | 機関出力 | (初期) 107,000馬力[hp] (後期) 112,000馬力[hp] | |
最大速力 | (初期) 25.6ノット[kt] (後期) 27.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 700m | ||
転舵所要時間 | (A) 19.8秒 (B) 14.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 15.8km | - | - | 17.8km | 13.4km | |
航空発見距離 | 9.2km | - | 0.0km | 12.2km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | PCAn°7 Mel 1 | 16.9km | 232m | |
PCAn°7 Mel 2 | 18.6km | 249m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 340mm/45 | 4基×4門 | HE弾 4700(26%) AP弾 9500 | 30秒 | 51.4秒 | HE OEA Mle 1934 AP OPfK Mle 1930 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 130mm/45 Mle 1932 130mm/45 Mle 1932 | 4基×2門 4基×4門 | HE弾 1900(9%) HE弾 1900(9%) | 5.0秒 5.0秒 | 5.0km 5.0km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 13.2mm/76 CAD Mle 1929 | 12基×2門 | - | 459 | 65.0% | 0.1-1.9km | ||
13.2mm/76 CAQ Mle 1929 | 6基×4門 | ||||||||
25mm/60 CAD Mle 1939 | 6基×2門 | ||||||||
中 | 37mm/50 Mle 1933 | 20基×2門 | 3 | 420 | 84 | 69.0% | 1.9-3.0km | ||
長 | 130mm/45 Mle 1932 | 4基×2門 | 4 | 1050 | 137 | 69.0% | 3.0-6.0km | ||
130mm/45 Mle 1932 | 4基×4門 | ||||||||
B | 短 | 20mm/70 Mk4 | 14基×1門 | - | 423 | 65.0% | 0.1-1.5km | ||
20mm/70 Mk20 | 8基×2門 | ||||||||
中 | 40mm/56 Bofors Mk3 | 16基×1門 | 7 | 630 | 352 | 69.0% | 1.5-3.5km | ||
40mm/56 Bofors Mk2 | 4基×4門 | ||||||||
長 | 130mm/45 Mle 1932 | 4基×2門 | 4 | 1050 | 137 | 69.0% | 3.5-6.0km | ||
130mm/45 Mle 1932 | 4基×4門 |
・アップグレード
スロットA | スロットB | スロットC | スロットD | スロットE | スロットF |
○ | ○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
A | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
B | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良2 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良2 | 対空砲座の最大射程 +20% | ||
D | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
E | ダメージコントロールシステム改良2 | 浸水復旧時間 -15% 消火時間 -15% | |
推力改良2 | 最大出力への到達時間 -50% 艦が移動を開始する際のエンジン出力を向上 | ||
操舵装置改良2 | 転舵所要時間 -20% |
・消耗品
ゲーム内説明
一次大戦の勃発前に設計されたリヨン級戦艦は、ノルマンディー級戦艦の発展型であり、主兵装が強化されていました。主砲塔が 4 基に増加したことに伴い、片舷側に 16 門という異例の門数で斉射することが可能でした。
解説
イギリスT9戦艦 フランスTier7戦艦。
- 主砲
特筆すべきは、Normandieから主砲が1基増え、4基になった事である。
これにより片舷指向門数が実装艦の中で最多の16門になったことだろう。(砲門数は大正義)
おかげで1分間あたりの投射量は全戦艦中でトップ、DPMはTier10戦艦と比べても上位に食い込む。
ただし、砲弾はNormandieから変わっていないほか、砲旋回速度が下がっており、全Tierまでの同格にくらべ速かったものが同格最下位グループに落ちた。
340mm 4連装砲×4基16門+130mm 4連装両用砲×4基16門+130mm連装両用砲×4基8門と数の暴力っぷりがすごい。
HE弾は初速は921m/秒とかなりの高速。
撃った瞬間に放たれる16発の低弾道高速弾は劣悪なシグマ値も相まって横に広がりやすいが、ショットガンのような凄まじい迫力である。
火災率は26%と決して高くはないが、散布範囲の広さは駆逐艦のような小回りの利く船に当てやすく、大型艦なら艦首から艦尾、様々な箇所に命中することで、一気に複数火災を起こしやすいという良い点もある。
また、艦尾を向けた状態であっても後部主砲が2基使用できるので、逃げ撃ちの際にHEを8発ばらまきながら撤退できるという強みがある。
うまく使えば、tier9戦艦であっても追い返すことができる。出雲が悲しい目でこちらを見ているが知ったこっちゃない
AP弾に関しては、初速は780m/秒と、HE弾に比べ弾速は落ちる。
注意すべきは口径の340mmということもあって、貫通力に悩まされる点である。
相手が巡洋艦であっても、上位Tierだと非装甲部(25mm)を強制貫通できない。
なお、射角は前後45度程度と悪い。
- 対空
Normandieと打って変わり、ドイツ戦艦のグナイゼナウに迫る強力な対空を手に入れる。遠距離対空はグナイには及ばないが、それでも自衛は勿論、味方の対空にも貢献できる数値である。分艦隊プレイの際に空母のお供の戦艦枠としてよく採用されていたグナイの代わりに、多少対空は落ちれど採用する価値は充分にあるだろう。
- 機動力
改装後は27ノットと同格戦艦の中では快速。
旋回半径は700mで、転舵所要時間もアップグレード込みで11.3秒と機動性はかなり良い方である。
前級のNormandieと比較すると、加速と転舵所要時間は悪化しているが、戦艦としては比較的マシな方で、転舵中でも前後2基による8門の砲で攻撃出来るのは強み。
- 生存性
まずHPだが、同格戦艦最低値の53400。
これは一部のT5,6戦艦より低い。(しかしかつてのコロラドのHP50100よりは高い。)
装甲に関しては、第一次大戦時代の設計(の近代化改修)のため、このTierでもいまだに完全防御方式であり、艦首・艦尾・ケースメート部にも垂直装甲(180・120mm)が施されている。
一方で舷側主装甲帯は同格中最も薄い。
基本どおり敵に側面をむけず、丁寧に艦を立てることがより求められる。
甲板装甲も薄く遠距離砲戦に弱い。
主砲の射角の悪さも相俟って、全門斉射しようとすると、逆にこちらが大ダメージを食らうこともしばしば。
しかし、機動性を活かして全門斉射が可能な角度になる直前から、逆に舵を切り始め、最小限の隙で全門斉射を行うことで、低い生存性を補うこともできる。
その辺りは艦長の技量が試されるところ。
- 隠蔽性
素の状態で15.8㎞、スキル迷彩込みの特化で13.2㎞になる。
同格戦艦の中だと少し優秀ぐらいの認識でいい。
対空特化は諦めることになるが、隠蔽スキルを取ることは低い生存性を補う上では非常に重要になってくる。
自分のプレイスタイルと相談しよう。
- 総評
この艦は様々な可能性を秘めた艦である。
UGで主砲精度を補い、艦長スキルで隠蔽など生存性を重視する物を取って対艦特化にするのもよし。
主砲の精度は落ちるが、そんなもの元々ねえ!攻撃面は大正義16門でカバーだ!と、UGは対空射程を伸ばすものを取り、艦長スキルも上級射撃、手動対空をチョイスし対空特化にするのもよし。
上では触れなかったが、素の射程が5㎞と発火率装填時間ともに優秀な副砲に焦点を当てた副砲特化もよし。
16門の制圧力は伊達ではない。
主砲精度が悪くとも、突然の『Lyon怒りの超収束弾』で相手が爆散するのもよくあることだ。
低い生存性はできるだけ操艦でカバーしつつ、快速を活かして状況に応じた戦い方をしよう。
史実
リヨン級戦艦はフランスが第一次世界大戦前に計画した34cm砲16門のゲテモノ超弩級戦艦。四隻が計画されたが全艦未起工。
本級は1912年計画のノルマンディー級の拡大型として設計された。前級の34cm四連装三基で排水量24,800tから主砲塔が一基追加され、排水量も29,600tまで増加している。速力も2kt増加し、機関出力43,000shpで23ktを発揮する予定であった。
また、主砲を38cm連装四基とする案も存在した。
Normandie同様、ゲーム中では1938年頃に架空の近代化改装を受けたという設定で登場する。機関をダンケルク級のものに変更したことにより、計画より高速になっているようだ。
小ネタ
編集用コメント
- 解説書いてみた。叩き台としてどうぞ間違ったことも書いてると思うので、どんどん追記修正はしてくれ(してください)。副砲特化に関しては試してないのが事実です。コメントでも少し触れてる人がいるので、もし試した方がいらっしゃったら追記して頂ければ。 -- 2018-02-21 (水) 19:43:34
コメント欄
- とにかく数の暴力がひどい。戦いは数だよ兄貴! -- 2021-09-21 (火) 00:48:00
- いやぁ、射程内に敵巡洋艦がいると斉射で防隔2~3枚抜けて爆散してくれるから楽しいね -- 2021-10-06 (水) 03:07:48
- こいつの投射量えぐいなぁ・・・ 島の影とかからぬるっと出てこられると終わった・・・wってなるw -- 2021-11-17 (水) 20:27:22
- いかにもトロそうな見た目してるのに普通に快速なのでで偏差を狂わせられる -- 2022-02-04 (金) 15:20:06
- 何も知らない相手なら大抵第一斉射は後ろに流れる -- 2022-08-06 (土) 16:27:29
- 煙突と艦橋がはりついてて、中の人暑いだろうなぁって思った。 -- 2022-10-16 (日) 20:12:46
- こんな楽しそうなコメント欄初めて見たかも -- 2022-12-25 (日) 02:11:52
- たしかに -- 2022-12-25 (日) 14:57:23
- せいしゃ!どかーん!ハカイチ! -- 2023-01-21 (土) 23:11:36
- こんな化け物みたいな見た目なのに史実の計画艦って...さすが仏国面... -- 2023-07-18 (火) 23:59:22
- これボトム戦場の方が強くないか? -- 2023-08-25 (金) 17:50:11
- 着火率の低さを試行回数で補う脳筋HE -- 2023-08-25 (金) 19:07:42
- こいつ、使う側としてはクソだわ。正面特化のリシュリューと性格が真逆過ぎる。 -- 2023-09-07 (木) 22:05:56
- ハカイチしたときすごい申し訳なくなる。けれどもめっちゃ気持ちいいっ!乗ってて一番楽しいまであるかも -- 2023-10-01 (日) 23:19:40
- 長門とリヨン併用で遊んでる、スナイパー長門も楽しいがリヨンの16斉射は本当に脳汁どばどばで最高に楽しい。みんなも乗ろう! -- 2024-04-04 (木) 14:39:02