Tashkent '39

タシケント(20号計画嚮導駆逐艦、武装換装前)

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

･消耗品

搭載可能消耗品

スロット	消耗品	使用 回数	準備 時間	有効 時間	効果
R		∞	40	5 (7)	火災・浸水・損傷したモジュールの修復
T		3	160	20 (26)	自艦艇を中心に半径0.45[km]の煙幕を展開する 煙幕の持続時間：85 [秒]
Y		3	120	120 (156)	艦艇の最大速度を向上させる 最大速度の上昇率：8 [%]
U		2	300	1	魚雷の装填時間を短縮する 装填時間：8 [秒]

注：括弧内は各レアアップグレード搭載時の値

ゲーム内説明

嚮導駆逐艦タシケントはイタリアのオデーロ・テルニ・オルランド造船所で設計建造されました。当初、本艦にはソ連製の130mmB-2L(Model 1936)連装砲塔が3基搭載される予定でしたが、設計段階でB-2LおよびB-2M計画がB-2LM計画という単一の計画にまとめられたため、試験に遅れが生じました。その結果として、本艦が1939年10月に海軍に就役した際には、暫定的な兵装として3基の130mm B-13単装砲座が搭載された状態となっており、この兵装を搭載した状態で大祖国戦争(第二次世界大戦)の開戦を迎えました。タシケントには1941年7月までに標準装備である3基のB-2LM砲座が搭載されました。

解説

初心者で購入を検討されている方へ

ソ連のTier7プレミアム駆逐艦。Tier9ツリー艦Tashkentの1939年時仕様である。が、攻撃面で全く異なる性能をしている。

• 抗堪性
  Tier9並。HP21,200は同Tierではダントツの1位で、Tier9の無印Tashkentから600しか減っていない。しかしTier7の中では船体が巨大なため被弾面積は大きく修理班も選べなくなっているので、後述の機動性を活かした回避が求められる。

• 主砲
  貧弱の一言。130mm単装砲がたった3門しかなく、DPSは同格ワースト1位、DPMは夕立に次ぐワースト2位。空色の巡洋艦の面影はない
  ソ駆お馴染みの低弾道であるため、遠距離でも当てやすいという強みはある

• 魚雷
  本艦の強みその1。無印Tashkentの後期魚雷を射程10kmにしたもの。装填は100秒と長めで威力も普通だが、門数が9射線と多い上、本艦は魚雷装填ブースター(TRB)を持っており、擬似的に18射線の魚雷を流すことができる。発見距離が短いが雷速が60ktしかないため、敵艦の通りそうな場所に「置く」運用が求められる。

• 対空
  焼け石に水。無印と違い主砲が両用ではないため長距離対空が無く、対空射程は2.5kmで航空発見距離(最良3.7km)より短い。

• 機動性
  本艦の強みその2。素で44.8ktはゲーム内最速で、シエラ旗で47ノット、旗+エンジンブーストで50ktを超える。*1
  文字通り戦場を駆け回って魚雷をばら撒ける。ただし転舵所用時間は4.8秒、半径は730mと非常に曲がりにくい。加減速を利用した回避が有効である。

• 隠蔽
  本艦の泣きどころ。最良7.6kmと絶望的で、これはマッチ帯でも最悪クラス。
  同格ワースト2位の3隻達は隠蔽スキル無しで7.5kmであり、更には無印TashkentやMogadorと言った格上砲駆の最良隠蔽よりも悪い為、敵大型艦のスポットさえおぼつかないことも。位置取りが大きく制限されるのを速力でカバーするしかない。

• 消耗品
  • 煙幕
    ソ連のツリー駆逐艦と同じ性能。隠蔽の悪さゆえ重宝する。
  • エンジンブースト
    速力+8%、120秒と通常の駆逐艦仕様。機動力に磨きがかかる。
  • 魚雷装填ブースター
    先述の通り本艦の特色だが、使用回数が2回、クールダウンが300秒と長く、使えるタイミングは制限される。ここぞという時に使おう。

• 総評
  とてつもなくピーキーな雷駆。雷駆なのに隠蔽が悪いというジレンマを背負っている。とはいえ18射線の魚雷とゲーム内最速の速力は大きな脅威であり、高い抗堪性と速力を武器に終盤まで生き残れば、活躍の機会は見えてくる。

史実

タシケント(Ташкент )はソ連の嚮導駆逐艦としてイタリアのオート（OTO）社で建造された。
タシケント '39はそんな建造当初の装備である。詳しくはタシケントのページにて。

小ネタ

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