Tier5 イギリス 駆逐戦車 (読み方:アーチャー)
↑ OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
最終状態。Archer対戦車自走砲の史実装備。
砲は射界制限のある砲郭式であり、後ろ向きに搭載された主砲が特徴的。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 470 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 20/20/20 |
最高速度(前/後)(km/h) | 12/32 |
重量(初期/最終)(t) | 15.88/16.26 |
実用出力重量比(hp/t) | 11.81 |
主砲旋回速度(°/s) | 32 |
視界範囲(m) | 360 |
本体価格(Cr) | 395,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
OQF 6-pdr AT Gun Mk. IV | 24 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 100 | 1,800 | 0.37 | 1.9 | 892 1,115 892 | 80 | 45 2,400 32 | 450 | -7.5°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OQF 17-pdr AT Gun Mk. II | 12.24 | AP AP HE | 143 171 38 | 150 150 190 | 1,837 | 0.37 | 2.7 | 884 884 884 | 47 | 145 2,800 70 | 826 | |
OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII | 12.77 | AP APCR HE | 171 239 38 | 150 150 190 | 1,915 | 0.36 | 2.3 | 884 1,105 884 | 47 | 175 3,200 75 | 826 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
GMC 6004 6-71A | 165 | 15 | 991 |
---|---|---|---|
GMC 6062 6-71M | 192 | 15 | 991 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Archer early | 16 | 40 | 3,200 |
---|---|---|---|
Archer late | 17.5 | 46 | 3,200 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
WS No. 19 Mk. I | 400 | 40 |
---|---|---|
WS No. 19 Mk. II | 450 | 40 |
WS No. 19 Mk. III | 550 | 40 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader(Radio Operator) |
---|
拡張パーツ
× | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class3 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 20.41% | 4.78% |
移動時 | 12.26% | 2.87% |
射界
射界 | 左22.5°/右22.5° |
---|
開発ツリー
QF 6-pdr AT Gun Mk. IV (初期/27,000) | ━ | OQF 17-pdr AT Gun Mk. II (5,500/52,000) | ━ | OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII (15,000/65,000) |
WS No. 19 Mk. I (初期/15,000) | ━ | WS No. 19 Mk. II (3,600/21,000) | ━ | WS No. 19 Mk. III (4,000/22,000) |
GMC 6004 6-71A (初期/11,000) | ━ | GM 6062 6-71M (1,100/12,200) | ||
Archer early (初期/4,500) | ━ | Archer late (1,950/8,700) |
車両に関する変更履歴
v0.9.5 | 実装 |
v1.9.0 | OQF 17-pdr AT Gun Mk. VIIの総弾数を39発から47発に変更 OQF 17-pdr AT Gun Mk. IIの総弾数を39発から47発に変更 QF 6-pdr AT Gun Mk. IVの総弾数を52発から80発に変更 修理費用を23%ダウン 収益性を7%ダウン HPを360から470に変更 コレクション車輌に移行 |
解説(v1.9.0)
- 概要
v0.9.5で追加されたTier5のイギリス駆逐戦車(コレクション車輌)。
Valentine歩兵戦車の車体に後ろ向きに17ポンド砲を搭載した対戦車自走砲である。
本項目では特に明記してない場合、砲身の先端側を車体前部側として記載する。
- 火力
砲性能は優秀の一言。イギリスらしく、威力は低めで手数型。- OQF 6-pdr AT Gun Mk. IV
イギリス中Tier車輌でおなじみの6ポンド砲。通常弾の貫通力が不足しており、貫通力が優秀な課金弾を多用していくのも同じ。AT 2の砲とは型番が違うので互換性はなく、DPMでやや劣り移動時の拡散が優れる。 - OQF 17-pdr AT Gun Mk. II
史実砲。通常弾の貫通力が他国の最終砲に匹敵する。 - OQF 17-pdr AT Gun Mk. VII
AP弾でもTier6重戦車の貫通に困ることがない上、高DPMを誇り、約4秒の間隔で射撃が可能。一方的に撃ち続けられる局面では絶大な火力を発揮する。
Tier6のAT 8、Achillesの最終砲と同じであり、こちらで開発しておくと両車でも即利用可能となる(改良履帯や砲塔などの開発は必要)。
- OQF 6-pdr AT Gun Mk. IV
- 装甲
圧倒的な砲性能を持つ反面、本車の防御面は難点が多い。
まず装甲厚はたったの20mmであるため前線で戦うことは出来ない。加えて、車体前部にエンジンが搭載されているため、撃たれるとエンジンを高確率で破損しやすい。そうなると自慢の後退速度も発揮できなくなる。後退する際は早め早めを心がけたい。
後部砲塔と同じく車体後部に砲があるため、ハルダウンがしにくく稜線射撃は撃たれるリスクが高い点にも注意が必要だ。
そしてオープントップで自走砲にも大変弱い。
基本的には、高い隠蔽率を活かし、茂みに隠れて狙撃に徹し、慎重に運用するようにしよう。
- 機動性
前述の特徴のため前進より後進の方が速い。前進が12km/hしか出ない代わりに後進は32km/h程度を出せるため、開幕直後の移動や陣地転換は出来るだけバックで行うようにしよう。
この性質から射撃後の退避が得意であり、守備的な運用を得意としている。逆に攻撃的な行動を取る場合は移動から攻撃にスムーズに移行できない事が大きな欠点となる。自慢の後進速度自体も他国の前進と比べて特別高いわけではない。
状況によっては、敵を通り過ぎてから後ろから撃つといった行動も取れるが、他の敵から撃たれてしまう場合も多く、好条件が揃わないと成功しにくい。
- 総論
本車は駆逐戦車に重要な砲性能と隠蔽率で優れており、比較的良好な視界も持っている。
その一方で、その特殊な機動性故に頻繁に移動をすることに向かず、扱いこなすにはマップを十分に理解して無駄な移動を避けなくてはならない。最低限、定番の狙撃ポイントは全て覚えておく必要があり、初心者も多いTier5の駆逐戦車としては、決して低いハードルとは言い難い。
クセが強く扱いこなすには経験が必要だが、扱いこなせれば高い戦果をもたらすという、紅茶の香りが強いイギリスらしい駆逐戦車である。
史実
アーチャー対戦車自走砲は第二次世界大戦中のイギリスでバレンタイン歩兵戦車のシャーシを元に開発された対戦車自走砲である。
17ポンド砲は優れた能力を有する対戦車砲だった。一方で、サイズ・重量ともにかさんだために戦場での移動には車両による牽引が必要であり、防御戦はともかくとして攻勢の際に真価を発揮させることは難しかった。そのため、17ポンド砲を車両に搭載し機動力を持たせる試みがなされることとなった。台車としては、生産継続中であるにもかかわらず新兵器の登場により急速に旧式化しつつあったバレンタイン歩兵戦車が選ばれた。同時に、チャレンジャーやシャーマン・ファイアフライといった17ポンド砲搭載戦車の開発も急がれた。
バレンタイン歩兵戦車は比較的小型の車両であり、17ポンド砲を砲塔に搭載することは不可能だった。代わりに砲塔のあった部分に背の低い単純な形状のオープントップ式戦闘室が設けられ、車体の後方へ向けた主砲配置のため全長を短く抑えることができた。主砲発射時に砲尾が操縦席部分まで後座する欠陥で操縦手が射撃時に車外へ退避する必要があったという不名誉な説があるが、中退機の長さや揺架の安全ガードの形状から明らかな間違いであることが分かる。
当初、主砲を後ろ向きに配したことで運用上の制約が生じると思われていたが、このことはむしろ長所となり得ることが判明した。すなわち、敵に攻撃を加えた後に、車体の向きを変えることなく迅速に別の射撃位置に移動することが可能だったのである。その低姿勢と相まってアーチャー対戦車自走砲は優れた待ち伏せ兵器として威力を発揮できた。
出典:【Wikipedia】
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