Object 430 Version II

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier9 ソ連 中戦車 / 略称:Obj. 430 II / 読み方:オブイェークト・チトゥィリスタ・トゥリツァッチ ドヴァー

Obj. 430 2_0-min.PNG
↑ Object 430 Version II + 100 mm M-63
初期状態。Object 416と同じくかなり窮屈そうだが、砲塔内に全搭乗員が収められている。

 

Obj. 430 2_1-min.PNG
↑ Object 430 Version II enhanced + 100 mm D-54U
最終状態。改良砲塔ではキューポラの形状が若干変わっている。

v0.9.17.1まで

Obj. 430 II_0-min.PNG
Obj. 430 II_1-min.PNG

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値1,500⇒1,600
車体装甲厚(mm)80/60/40
最高速度(前/後)(km/h)55/20
重量(初期/最終)(t)35.46/36.45
実用出力重量比(hp/t)16.74
本体価格(Cr)3,450,000
修理費(Cr)約23,000
超信地旋回
ロール狙撃型中戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
100 mm M-637.89AP
HEAT
HE
201
330
50
320
320
420
2,5260.362.3895
895
895
501,230
4,800
1,170
2,000-4°/+16°
100 mm D-54U7.5⇒8AP
HEAT
HE
246
330
50
320
320
420
2,400
⇒2,560
0.38
⇒0.35
2.9
⇒2.0
1,015
900
1,015
501,230
4,800
1,170
2,557
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Object 430 Version II160/100/50403907,200
Object 430 Version II enhanced180/120/50404007,700
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
4TD550121,050
4TDF610101,050
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Object 430 Version II36.54412,000
Object 430 Version II enhanced404812,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
9RM525100
R-11373080
10RT-2676030
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサーClass1
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時16.99%⇒16.6%2.56%
移動時12.71%⇒12.42%1.91%
 

派生車両

派生元Object 416(MT/150,500)
派生先K-91(MT/252,700)
 

射界

射界左90°/右90°
 

開発ツリー

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100 mm M-63
(初期/210,000)
100 mm D-54U
(59,300/221,000)
K-91
(252,700/6,100,000)
Object 430 Version II
(初期/30,000)
Object 430 Version II enhanced
(23,500/61,000)
9RM
(初期/24,240)
R-113
(8,700/52,200)
10RT-26
(9,200/56,500)
4TD
(初期/80,000)
4TDF
(52,000/132,000)
Object 430 Version II
(初期/30,000)
Object 430 Version II enhanced
(24,000/62,000)
 

車両に関する変更履歴

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v0.8.10新規実装
v0.9.18車両HD化
v0.9.22派生先車輌を変更
v1.0.2100 mm D-54 gunを100 mm D-54U gunに置き換え
改良履帯の移動時・車体旋回時の照準拡散を14%減少
改良砲塔旋回時の照準拡散を25%減少
改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの発砲後の照準拡散を13%減少
改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの精度を0.38mから0.35mに変更
改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの装填時間を8sから7.5sに変更
改良砲塔時の100 mm D-54(U) gunの照準時間を2.9sから2sに変更
100 mm D-54(U) gunのAP弾の貫通力を219mmから246mmに変更
改良砲塔時の視認範囲を390mから400mに変更
車体装甲厚を120/80/40から80/60/40に変更
初期砲塔装甲厚を223/166/63から160/100/50に変更
改良砲塔装甲厚を248/185/63から180/120/50に変更
初期砲塔時の耐久値を1,600から1,500に変更
改良砲塔時の耐久値を1,700から1,600に変更
派生先にK-91を追加
v1.1.04TDFエンジンの表示出力を580h.pから610h.pに変更
(実際の値と対応するように変更)

解説(v1.0.2)

  • 概要
    v0.8.10で追加されたTier9ソ連中戦車
    1950年代、ハリコフ工場が設計した試作戦車Object 430の後部砲塔案である。
     
  • 火力
    Object 416と同じ限定旋回式の後部砲塔であり、射界は左右90°とやや拡大されている。
    俯角は-4°になったが、車高が高くなっているので地形適性はあまり改善していない。
    • 100 mm M-63
      Object 416からの引継ぎ砲。
      通常弾の貫通力201mmはTier9中戦車としては最低だが、課金弾のHEATは貫通力330mmと依然として第一線級の性能を持つ。
      課金弾を多めに積むことで初期状態からでも十分な戦力になるという点は優秀と言える。
       
    • 100 mm D-54U
      v1.0.2で100 mm D-54に変わり追加された主砲、T-54との互換性はなくなった。
      また、以前のD-54は最終砲であるにもかかわらず初期砲(M-63)のほぼ下位互換となっていたが、D-54Uになってからは逆に全ての点で初期砲より優れるようになった。
      同格中戦車と比べると単発火力は低めだが、それ以外の性能は上位に入る。
      防御力や射界の問題があるため狙撃寄りの運用になるが、照準速度や拡散には優れるものの、精度は並で弾速もそれほど速くは無い点に注意。
       
  • 装甲
    v1.0.2にてほぼ全域の装甲が弱体化された。
    車体前面最上部は40mm+きつい傾斜で、平地において120mm以下のAPであれば跳弾するが範囲が狭いのであてにはならない。
    中部は80mm+傾斜、下部は100mm厚+緩い傾斜と、どちらも130mm程度しかないのでこのTierではほぼ役に立たない。
    後部砲塔特有の広い車体天板も30mmで、同格以上の中戦車にすら3倍ルールによりほぼ貫通されてしまう。
     
    後部砲塔型である本車は、中戦車としては珍しく「豚飯」に向いている車両と言える。ただし車体側面は60mm厚であり強制跳弾させるには十分だが、角度を間違えると簡単に抜かれてしまうので注意。
    砲塔正面はお椀型なので端の方はそれなりの防御力を発揮するが、中央付近は180mm~200mm程度しかなく、格下の通常弾を弾けるかどうかといったところ。
    キューポラは特別薄いわけでは無く180mmあるが、やはり弱点であることには変わりない。
     
  • 機動性
    最高速度、エンジン馬力が向上したが、それ以上に車体重量が跳ね上がり加速性はやや悪くなっている。
    しかしトップクラスの履帯性能はそのままであり、機動性は良好な方である。
     
  • 総論
    装甲は若干厚くなり、砲塔は格下相手には抜かれにくくなったが後部配置の砲塔と俯角の悪さから戦う場所をかなり選ぶのは変わらない。
    機動性、隠蔽性はともに悪くなり、中戦車という枠から外れ気味であったObject 416から、より中戦車らしくなった車両であり、むしろその使用感はA-44に近いので最初は戸惑う人が多いだろう。
     
    長所は機動力と隠蔽率を活かした偵察が可能であり、適切な角度での豚飯ではある程度の打たれ強さも兼ね備えている点である。
    短所は後部砲塔と小さな俯角による地形適応性の低さである。
     
    前述した車体の構造上取り回しこそ難しいが、しっかりと中戦車の仕事を意識して動けば必ず応えてくれるはずだ。

史実

第73工場の製造局で1953年の初頭に開発されました。1953年3月8日から3月10日にかけ、運輸・重工業省が、より伝統的な設計の別案と本案との比較検討を行いましたが、最終的には本計画は中止されました。(ゲーム内解説より)

情報提供

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