Tier10 ソ連 重戦車(読み方 イーエース・チトゥイーリ)
↑ IS-4M + 122 mm D-25TS
史実状態のIS-4。ただし、砲性能が戦力外なので基本的にこれを見かける事は無い。
これで出撃すると確実にお荷物になるので注意。
↑ IS-4M + 122 mm M62-T2
車体正面下部の予備履帯は増加装甲として機能する。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 2,500 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 155/160/100 |
最高速度(前/後)(km/h) | 43/14 |
重量(初期/最終)(t) | 60.02/60.83 |
実用出力重量比(hp/t) | 12.33 |
本体価格(Cr) | 6,100,000 |
修理費(Cr) | 約30,000 |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 攻撃的重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
122 mm D-25TS | 5.45 | APCR HEAT HE | 217 270 61 | 390 390 530 | 2,127 | 0.44 | 2.9 | 975 820 780 | 30 | 1,060 4,800 608 | 2,590 | -6°/+16° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
122 mm M62-T2 | 5.22 | AP HEAT HE | 258 340 68 | 440 440 530 | 2,296 | 0.42 | 2.5 | 940 920 940 | 30 | 1,065 5,200 630 | 3,397 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IS-4M | 250/200/170 | 25 | 400 | 14,200 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-12 | 750 | 15 | 1,024 |
---|
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IS-4M | 66.3 | 30 | 11,000 |
---|
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10RK-26 | 720 | 160 |
---|
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
× | × | Class1 | Class1 | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 6.67% | 1.2% |
移動時 | 3.36% | 0.61% |
派生車両
派生元 | ST-I(HT/189,000) |
---|---|
派生先 | なし |
開発ツリー
122 mm D-25TS (初期/125,140) | ||
IS-4M (初期/61,100) | ━ | 122 mm M62-T2 (59,300/335,000) |
10RK-26 (初期/51,600) | ||
V-12 (初期/128,000) | ||
IS-4M (初期/61,350) |
車両に関する変更履歴
v0.7.3 | 車輌Tierを9から10に変更 |
v0.9.7 | HDモデル化 |
v1.10.0 | 122 mm D-25T(砲弾タイプ: AP、APCR、HE; 貫通力: 175/217/61mm)を122 mm D-25TSに換装: -砲弾タイプ: APCR、HEAT、HE -貫通力: 217/270/61mm -着弾分布: 0.44m 移動/車体旋回に伴う照準拡散を28%減少 砲塔旋回時の照準拡散を25%減少 122 mm M62-T2の着弾分布を0.38mから0.42mに変更 122 mm M62-T2の装填時間を12秒から11.5秒に変更 122 mm M62-T2の照準時間を2.9秒から2.5秒に変更 車体旋回速度を26度/秒から30度/秒に変更 砲塔旋回速度を22度/秒から25度/秒に変更 車体と砲塔(上部)の装甲を強化 (車体正面装甲厚を140mmから155mmに変更) |
解説
- 概要
Tier10のソ連重戦車。
戦後、IS-2の大型化および重装甲化を目的として開発・量産された重戦車である。
- 火力
俯角は-6°とST-Iから悪化しており、使える地形が限られてしまっている。- 122 mm D-25TS
後述のM62-T2はST-Iで必ず開発しているはずであり、Tier8相当のこれを搭載すれば間違いなく戦犯である。 - 122 mm M62-T2
前身から引き継ぐT-10の史実砲。
照準時間はST-Iから強化されているが、発射速度や精度は口径の割に悪く、同格重戦車と比べると見劣りしてしまう。
長らく弱点であった照準拡散に関してはv1.10.0にてかなり改善され、平均的な性能となった。
貫通力はAPで258mm、HEATで貫通力340mmと良好な数値であるので、弱点を抜く事自体は容易。ST-I IS-4 発射速度 (RPM) 4.72 5.22 (SPR) 12.7 11.5 AP弾DPM 2,079 2,296 照準時間(秒) 3.4 2.5 総弾数(発) 40 30 俯角(度) -8 -6 砲塔旋回速度(度/秒) 18 25
- 122 mm D-25TS
- 装甲
装甲厚はST-Iから順当に強化されている。砲塔が小さくなったことで被弾面積も減少している。
特に側面装甲は同格重戦車に比して厚いので、これを生かしていこう。
KVシリーズとはかけ離れた避弾経始に優れる形状を持ち、生半可な砲撃は通用しない。- 砲塔
砲塔正面は最大装甲厚275mmを誇り、通常弾に対してはほぼ無敵である。比較的傾斜の緩い防盾横やターレットリングも280mm以上の防御力を持つ。
長らく弱点であった傾斜天板装甲はv1.10.0にて30mm→52mmに増厚されたため、平地では口径156mm超のAP弾以外は弾くことが出来るようになった。
140mm厚のキューポラは非常に小さく、垂直部に当たれば貫通するとはいえ少しでも狙いが逸れれば弾かれてしまう。 - 車体
車体正面上部とドライバーハッチはいずれも300mm相当(APの標準化と撃ち下ろしを加味すると260mm程度)とTier相応の防御力を発揮する。
下部は広範囲に予備履帯の増厚判定があり傾斜込みで240mm程度、予備履帯のない部分は210mm程度。
車体側面装甲は満遍なく160mm厚。前述のように非常に優秀な傾斜を有しているため、スペック上の数値からは想像も出来ないほどの防弾能力を発揮する。適切な角度の昼飯を行えば、障害物がなくても重戦車の通常弾をシャットアウト可能な防御力を得る。
しかし履帯の上に張り出した車体の面は40mmしかないので、自走砲による至近弾には弱い。榴弾を撃たれ始めたらおとなしく身を隠そう。
- 砲塔
- 機動性
ST-Iよりやや良くなった程度で、大きな変化はない。
ただし最高速度は伸びており、平地や下り坂の直進であれば多少は違いを感じられるといったところ。
- 総論
防御力に重きを置いたバランス型重戦車である。
基本的に優秀な側面装甲を活かした豚飯を主軸に戦い、勝利をものにしていこう。
史実
IS-4は第二次世界大戦後にソビエト連邦が採用した重戦車。IS-2の発展型であり、そのデザインにはドイツ軍重戦車の影響も見てとれる。1949年までに250輌が量産されたが、コスト高と大重量による扱いの難しさのため、比較的短期の運用の後、退役した。
第二次世界大戦末期にL.S.トロヤーノフ技師の設計チームにより開発されたオブイェークト701-2と701-5から発展した701-6は、1947年にIS-4として制式採用された。これは従来のIS-2を大型化・重装甲化し、V型12気筒エンジンにスーパーチャージャーを付けて出力強化、その冷却機構はドイツ軍のパンターを参考にしたもので、グリルの形状が類似している。車体は表面硬化処理された圧延鋼の溶接組み立て、砲塔は鋳造製であった。
多くのソ連重戦車に課せられた「重量46t以下」という制限は撤廃されており、おかげで車内容積に余裕があり、砲弾も全て砲塔後部に収納され、居住性や操作性が改善され、装甲厚も増している。主砲は従来のISシリーズと同じ122mm D-25Tで、旋回だけでなく俯仰も電動モーターで行った。対空及び同軸機銃は口径12.7mmのDshK重機関銃であった。
独自の回転機構と増幅器を持つ遊星歯車式操行変速装置を搭載していたが、重量があるため扱いやすい戦車にはなり得ず、IS-3の2.84倍というコストの高さと、続くT-10の採用もあって比較的少数生産に終わった。
現在はクビンカ軍事博物館にて展示中。右にobject704が見える。
実車解説動画(英語)
「Inside the Chieftain's Hatch: IS-4 Part 1」
情報提供
愚痴や日記など生産性のない話題は外部総合掲示板をご利用ください。
マスター(M)バッジ報告は専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブ、スペック、解説に表記されています。
アーカイブ1
※実装または車両性能変更アップデートから3か月以上経過した車両であるため、管理人の提案に基づき新規コメント欄を非表示にします。本車両について語りたい方は外部掲示板を利用してください。