LTG

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier7 ソ連 軽戦車

LTG_0-min.PNG
↑ LTG + 85 mm Zis-S-53M
砲塔右前方に操縦手席がある特殊な配置であり、これはObject 416以降の後部砲塔中戦車ルートと同じ仕様。

 

LTG_1-min.PNG
↑ LTG + 85 mm D-5T-85BMU
異常に薄っぺらい車体と左右非対称の歪な砲塔が印象深い。

 

LTG_2-min.PNG
某ロボット兵のようにも見える独特な容姿。

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値880
車体装甲厚(mm)40/40/40
最高速度(前/後)(km/h)63/20
重量(初期/最終)(t)25/25.28
実用出力重量比(hp/t)25.71
本体価格(Cr)1,380,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
ロール万能型軽戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
85 mm ZiS-S-53M12.5AP
APCR
HE
126
167
43
160
160
280
2,0000.422.5792
990
792
38109
2,800
98
1,550-5°/+25°
85 mm D-5T-85BMU10AP
APCR
HE
144
194
44
180
180
300
1,8000.42.3950
1,188
950
38175
3,200
139
1,850
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
LTG110/80/80483606,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
GAZ-O530151,100
GAZ-OU650121,100
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
LTG25464,000
LTG improved30484,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
9RM525100
R-11373080
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Loader(Radio Operator)
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒Class2砲垂直安定装置Class2改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時19.72%4.69%
移動時19.72%4.69%
 

派生車両

派生元MT-25(LT/56,200)
派生先LTTB(LT/96,700)
 

開発ツリー

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85 mm ZiS-S-53M
(初期/62,000)
85 mm D-5T-85BMU
(15,200/72,300)
LTTB
(96,700/2,410,000)
LTG
(初期/20,000)
9RM
(初期/24,240)
R-113
(8,700/52,200)
GAZ-O
(初期/27,000)
GAZ-OU
(11,100/37,500)
LTG
(初期/8,800)
LTG improved
(9,500/18,500)
 

車両に関する変更履歴

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v0.9.18新規実装

解説(v0.9.18)

  • 概要
    v0.9.18で追加されたTier7のソ連軽戦車
    T-70などの開発者I.V.Gavalovが提案した新型軽戦車の計画案である。名称の「LTG」は「Лёгкий танк Гавалова (Gavalov の軽戦車)」の略称「ЛТГ」をそのままアルファベット表記にしたもの。
    前身のMT-25からググっと車高が低くなりちょっとした地形の起伏にもスッポリ隠れられるようになる。
     
  • 火力
    ここからTier10まで一様に俯角は-5°である。かなり控えめだが早いうちに慣れてしまおう。
    • 85 mm Zis-S-53M
      性能はT-34-85の中間砲とほぼ同じ。DPMは最終砲より高いので、真っ先に飛ばす必要はない。
       
    • 85 mm D-5T-85BMU
      性能はT-34-85の最終砲とほぼ同じ。しかし共通の砲ではなく、新たに開発する必要があるので注意が必要。
      同格中戦車と遜色ない火力を持つが、貫通力はそこまで高くないので注意が必要。
      精度が0.4とあまり良くないので遠距離での狙撃は苦手である。
       
  • 装甲
    砲塔は正面110mm、側面・背面が80mm。角度がついていれば同格のAPを弾く可能性もある。
    車体は全周40mm。車体は低いが前後に長いので、遮蔽物からはみ出すことが多々あるので注意。
     
  • 機動性
    優秀だったMT-25から出力重量比が下がったのに加え、履帯性能が悪いせいか初動でもたつく。このため最高速度が上がったMT程度の機動力であり、同格LTなどと同時に動き出すと競り負けることが多い。
    初動の悪さは「速度制限装置の解除」を積む事で緩和出来る。
     
  • 偵察性能
    • 視認範囲
      車高が低いせいかMT-25から伸長しておらず、同格の軽戦車の中ではかなり低い。
      拡張パーツを積まないとろくに偵察もできないので、必ず視認範囲拡張系の物を一つは載せよう。
       
    • 隠蔽
      こちらは上述した視認範囲と異なり同格の軽戦車では最高値で、全軽戦車で見てもトップクラスの高さを誇っている。
      できる限りカモスキルや塗装迷彩で長所を伸ばしたいところだ。
       
  • 総論
    隠蔽にすべてを割り振ったような軽戦車である。
    素晴らしい隠蔽と短い視界を持つ歪な軽戦車ではあるが、使いようによって他国の軽戦車を上回る戦果を得られるだろう。

史実

LTG_history.jpg
1943年後半に軽戦車開発計画の殆どが中止になったが、一部の工場では軽戦車の開発が続けられていた。
1944年、Gorky工場にてI.V.Gavalovは新型軽戦車を開発していた。
I.V.Gavalovの計画では、低車高化と同時に車両をより安定して運転し易くする為、操縦手席を砲塔に移動したのが特徴的である。
主砲右側に操縦手、その後ろに車長、反対側には砲手と装填手がそれぞれ並んでいた。
ちなみに操縦手が砲塔の軸に座っている構造の為、砲塔が回転すると操縦手の周りを他の搭乗員が回転する不思議仕様であった。
操縦手は他の搭乗員よりも上に座っており、屋根に取り付けられた潜望鏡から安定して操縦できるとされている。
しかし、同工場はSU-85Aなどの軽対戦車自走砲の開発・量産に焦点を当てた為、この計画案は中止となった。
戦後になってObject 416という形で全搭乗員を砲塔に収めるコンセプトは実現したが、やはりあちらも量産には至らなかった。

 

参考

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

アーカイブ1

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