Tier 2 フランス 自走砲 / 略称:FT BS
↑ 75 mm Blockhaus Schneider
Renault FTとあまり見た目が変わらないが、砲塔は回りそうで回らない。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 160 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 16/16/16 |
最高速度(前/後)(km/h) | 19/6 |
重量(初期/最終)(t) | 7.3/7.3 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.70 |
主砲旋回速度(°/s) | 12 |
視界範囲(m) | 250 |
本体価格(Cr) | 3,700 |
修理費(Cr) |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
75 mm Blockhaus Schneider | 7.69 | HE | 19 | 165 | 1.09 | × | 0.77 | 4.5 | 270 | 48 | 38 | 210 | -7°/+45° |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Renault | 39 | 20 | 266 |
---|---|---|---|
Franklin | 100 | 20 | 266 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Renault FT 75 BS | 7.3 | 12 | 2,200 |
---|---|---|---|
Renault FT 75 BS bis | 9.3 | 14 | 2,200 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
ER 52 | 300 | 100 |
---|---|---|
ER 53 | 360 | 100 |
乗員
1 | Commander(Gunner/Radio Operator/Loader) | 2 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | × | ||||||
× | × | × | × | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.85% | 3.06% |
移動時 | 6.95% | 1.54% |
射界
射界 | 左10°/右10° |
---|
開発ツリー
75 mm Blockhaus Schneider (初期/2,830) | ||
ER 52 (初期/0) | ━ | ER 53 (610/3,650) |
Renault (初期/0) | ━ | Franklin (40/330) |
Renault FT 75 BS (初期/250) | ━ | Renault FT 75 BS bis (80/560) |
車両に関する変更履歴
v0.7.4 | 新規実装 |
v0.9.14 | 一部モジュールを削除 |
v0.9.18 | HEAT弾を削除 視認範囲を260mから250mに変更 75 mm Blockhaus Schneiderの通常弾の貫通を38mmから19mmに変更 |
v0.9.19 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 通常車輌からコレクション車輌に変更 75 mm Blockhaus Schneiderの総弾数を24発から48発に変更 修理費用を50%ダウン 収益性を21%ダウン HPを80から160に変更 |
解説
- 概要
v0.7.4で追加されたTier2のフランス自走砲。(コレクション車輌)
第一次大戦末期、ルノー社がFTをベースに開発・少数生産した自走榴弾砲である。 - 火力
- 75 mm Blockhaus Schneider
Renault FT 75 BSの史実砲。
高弾道が特徴。
障害物に隠れた敵を攻撃したり、また自らが遮蔽物越しに射撃するといった事がしやすい。
一方、着弾までの時間が長く、移動目標への攻撃は難易度が高い。
- 75 mm Blockhaus Schneider
- 装甲
全周16mm厚で機関砲も防ぐことができない。
- 機動性
100馬力のエンジンを積めるが、Renault FTやRenault FT ACと比べ重量が1.5倍以上重いため加速力は低い。最高速度は19km/hしかない。
なお、スペック上の車体旋回速度は初期履帯12°/s、改良履帯14°/sと全車中で最低だが、エンジンを換装すればかなり改善される。 - 総論
小さい車体に良好な砲性能、機動性の悪さに狭い視界と、ソ連自走砲SU-18と似通っている。
ただし射界においては左右10°と比べて広くなっており、また僅かに装填速度はこちらが上である。
史実
1917年3月にルノーFT-17の本格的な量産が開始されたが、その生みの親であるエティエンヌ少将は休む間もなく同年7月に次の仕事である「FT-17の支援を行う火力支援車両」の開発に取り掛かっていた。
最初に製作された試作一号車はFT-17の車体前面中央にシュナイダー社製の短砲身75mm榴弾砲を搭載していたが、車内レイアウトを大幅に変更する必要があるとの理由から不採用となった。
その反省を踏まえて作られた第二次試作車両では、車体を通常のFT-17と同じものとする代わりに砲塔をリベットで接合された八角形の大型固定砲塔に変更することで75mm榴弾砲の搭載スペースを確保し、無事正式採用(と、大量の発注)を勝ち取ることに成功した。
量産が決定した本車はルノーFTで構成される戦車小隊に一つにつき一両配備され、小隊の火力支援を担当することになっていた。
しかし、本格的に量産・配備が始まる前に戦争が終結したため、少数しか生産されなかった。
↑試験中と思われる試作車両を撮影した一枚。砲塔後部に出っ張りが存在するのが生産型との大きな違いである。
↑実際に配備・運用されているBSを撮影した写真。1920年代初頭に撮影されたらしい。
↑博物館に展示されている本車の搭載砲(正確にはシュナイダーCA1に搭載されていた、本車と同じ砲)。めちゃんこ短い。
↑ちょっとどうリアクションしていいか分からないぐらいアヴァンギャルドな案外かわいいデザインの試作一号車。
・参考資料
WoT公式webジャーナル
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