Tier7 ポーランド 駆逐戦車 / 略称: Gowika / 日本語表記: ゴヴィカ
スペック(v1.24.1)
車体
耐久値 | 850 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 180/50/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/14 |
重量(初期/最終)(t) | 43.2/44 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.45 |
主砲旋回速度(°/s) | 26 |
視界範囲(m) | 340 |
本体価格(Cr) | 1,490,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可/不可 |
ロール | 攻撃的駆逐戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
100 mm DAP | 7.89 | AP APCR HE | 182 220 53 | 280 280 390 | 2,211 | 0.38 | 2.0 | 966 846 | 50 | 400 4,000 320 | 2,050 | -7°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
122 mm wz. 59 | 5 | AP APCR HE | 202 245 68 | 420 420 560 | 2,100 | 0.38 | 2.0 | 1,007 1,259 | 40 | 720 4,400 650 | 2,790 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
W-2-57D | 610 | 15 | 1,400 |
---|---|---|---|
W-2-58D | 680 | 15 | 1,400 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
SDP 57 Gowika | 44 | 30 | 12,000 |
---|---|---|---|
SDP 57 Gowika-Wzmocnione | 47 | 32 | 12,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
N2 L | 480 | 41 |
---|---|---|
RKD | 530 | 70 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 18.3% | 3.82⇒3.29% |
移動時 | 11% | 2.3⇒1.98% |
派生車両
派生元 | SDP 44 Burza(TD/28,130) |
---|---|
派生先 | SDP 58 Kilana(TD/93,800) |
射界
射界 | 5°/5° |
---|
開発ツリー
100 mm DAP (初期/) | ━ | 122 mm wz. 59 (20,500/110,000) | ━ | SDP 58 Kilana (93,800/1,290,000) |
N2 L (初期/) | ━ | RKD (3,700/22,500) | ||
W-2-57D (初期/) | ━ | W-2-58D (13,100/42,400) | ||
SDP 57 Gowika (初期/) | ━ | SDP 57 Gowika-Wzmocnione (10,100/21,500) |
車両に関する変更履歴
v1.24.1 | 新規実装 |
解説(v1.24.1)
- 火力
俯仰角-7°/15°に射界左右5°と変化はないが、本車両は主砲の取り付け位置が異様に低いという特徴がある。このため通常の車両では問題にならないような塀や地面の僅かな隆起に射線を遮られる事があり気を遣う必要がある。- 100 mm DAP
初期砲の100mm砲。
単発ダメージは低めであるが貫通力がありDPMも高いため乗り出しからでも十分戦うことができる。
一方で口径の割には砲性能が悪く、特に車体拡散が高めである。そのため単発火力の割に信頼性が低くストレスとなりやすい点は初期砲らしいといえる。通常弾に対して課金弾の貫通力の上昇幅が小さく弾速も低め。前述の通り砲性能もあまり良くないため格上の重装甲車両の対処には苦慮する。HE弾はダメージの上昇量が大きく手数もあるため貫通可能な紙装甲車両には強い。
- 122 mm wz. 59
最終砲の122mm砲。搭載するには履帯を開発するか拡張パーツで搭載量を底上げする必要がある。
同格の122mm砲の威力が390であるのに対して本主砲は420と高い。
砲性能は初期砲からほぼ変わらないが口径に対しては優秀であり、こちらも同格の122mm砲に対して精度、照準時間で優れ狙撃もある程度こなせるのは強みである。一方で車体拡散が初期砲よりも更に大きくなっており、同格駆逐戦車の中でもかなり悪い部類である。そのため砲性能を発揮できるのは停車しての運用のみであり、近距離の旋回戦や咄嗟撃ちなどでは大口径砲らしく暴投することも多い。
単発威力の代償なのか装填時間がかなり長めに設定されており、DPMは同格駆逐戦車の中でも低く大きな弱点である。通常弾は貫通力と弾速で同格に僅かに優れる程度だが、課金弾では大幅に向上し同格駆逐の中でも高く、砲性能を活かせば格上車両とも十分に渡り合うことができる。HE弾も威力、弾速、貫通力で同格の122mm砲に優れる。
- 100 mm DAP
- 装甲
攻撃的駆逐戦車らしく正面の装甲は厚いが防御力を発揮するには相手を選ぶ必要がある。また、車両の耐久力は同格駆逐戦車の平均程度しかなく車両ロールの割に打たれ弱い。側背面の装甲は薄いため自走砲耐性も低い。
弾薬庫の耐久力も低く、未強化では口径137mmを超えるような砲弾には一撃で破壊されかねないので注意。- 戦闘室
戦闘室正面は平地では傾斜込みで190mm程度の防御力。俯角を取ると200mm程度の防御力となるため同格の通常弾まではある程度防ぐことができる。左右の傾斜部分は240mm前後の防御力があり同格車両の課金弾でも貫通は安定しない。
防楯は200mmの空間装甲と特に防御力が高い訳では無いが、防楯の外縁部分のみ400mm程度の防御力と厚い。戦闘室側面は装甲厚50mm、背面は40mm、天板は大半が30mmと正面以外はHE弾をなんとか防ぐかという程度。
特に側面は跳弾以外でほぼ防御力を発揮せず、左右の傾斜の存在から敵を正面に捉え続ける必要がある。当然、二正面に敵を置くことやよそ見は厳禁。先述の通り主砲の取り付け位置が低く、稜線などから顔を出すと戦闘室のほぼ全てが露出してしまう。この特性からスコープを覗いて射線が切れている場面でも敵からはおでこが見えていて一方的に撃ち抜かれるという哀しい自体も生じる。
基本的にハルダウン姿勢で戦う本車両にとってこれは大きな弱点といえる。 - 車体
車体正面上部は190mm程度と戦闘室正面と同程度の防御力を有する。
車体正面下部は傾斜込みで150mm程度の防御力と低くなっているが、格下の砲弾などは防ぐ可能性がある。特に傾斜が強く角度をつければ跳弾も狙うことができる。角から正面装甲だけを出せば弱点がほぼ無くなるため、相手の発砲を誘ってから撃ちに行くということも可能。車体側面は装甲厚40mm、履帯は20mmの空間装甲扱いと薄い。車体背面は装甲厚25~35mm、車体天板は前部が装甲厚40mmであるが後部は20mmとHE弾が貫通する程度に薄い。
- 戦闘室
- 機動性
最高速度は50km/hと攻撃的駆逐戦車らしからぬ高速を誇り、後退速度も14km/hと平均的。車体旋回速度や出力重量比も同格平均程度あるため足回りは全体的に良好といえる。一方で履帯性能が低めであり最高速度を出すためには足回りの強化が必要になる。
特に初期履帯は接地抵抗が高く、初期状態では通常地盤で30km/h程度、軟弱地盤で19km/h程度の速度しか出ない。旋回速度もかなり落ちているため乗り出しはそこそこ鈍重である。ただし出力重量比は良好であるので反応性は良い。
改良砲を載せるためにも履帯開発が必要であり、初期砲でもある程度戦えるため開発をする場合は履帯が最優先となるだろう。ツリー内で本車両だけエンジンの引火率が15%と低く優遇されている。
- 偵察性
視認範囲は340mと同格車両内でも最低レベル。視界を強化していないと一方的に撃たれる場面が多く、稼ぎにも直結するため拡張パーツなどで強化しておきたい。
隠蔽率は同格駆逐戦車の中でも平均程度は確保されているため、視界や生存性の低さを補う意味でもこちらも強化しておきたい。
- 総論
頭一つ抜けた122mm砲に加え良好な機動力と最低限の装甲を備えた攻撃的駆逐戦車である。
主砲は威力に加え砲性能でも優れているため遠近いずれの戦闘距離でも火力を発揮することができる。機動力も十分に高く、主砲の性能と合わせて敵の苦手な戦闘距離を選べるのは強みである。特に装甲を活かせる格下や低貫通の相手には無類の強さを発揮する。一方で攻撃的駆逐戦車としては低い生存性が最大の弱点であり、同格相手でもヘルスで耐えられるのは2,3発までである。装甲を活用するには相手を選ぶ知識が求められ、格上戦場では隠蔽性や機動力を利用する必要が出てくる。
主砲のDPMの低さや射界の狭さ、車体拡散の悪さなどから近距離での殴り合いなどには弱く、戦果を出すためには駆逐戦車らしく一方的にダメージを取っていく立ち回りが求められる。多数の長所を持つ車両ではあるが、主砲の取り付け位置の低さや視界の狭さなどクセの強い弱点も持っており一筋縄ではいかない車両でもある。
強化要素を使って長所を伸ばすか短所を補うかを選択できるため戦闘スタイルの自由度は高く、その点は万能型駆逐戦車寄りの車両特性であると言えるだろう。
史実
第二次世界大戦の終結後、ポーランド軍はソ連と協力して自走砲の製造を行っていた。1950年代に《T-34》および《T-54》のライセンス生産が始まり、それが独自の戦車製造の基盤を築いた。《SDP 57 Gowika》と名付けられた対戦車自走砲は、時代遅れとなったソ連の《SU-100》や《ISU-122》を置き換えるために計画された。計画は成功であると見なされていたが、より見込みのある計画を推進するために試作車の製造は中止となった。
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