Tier3 ソ連 自走砲
76 mm Regimental Gun mod. 1927
76 mm Gun mod. 1902/30 40 clb
T-26の車台を利用し、より大きな砲を積めるようにした自走砲。砲塔はなんと全周回転構造である
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 195 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 15/15/15 |
最高速度(前/後)(km/h) | 30/8 |
重量(初期/最終)(t) | 8.1/8.27 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.72 |
主砲旋回速度(°/s) | 16 |
視界範囲(m) | 260 |
本体価格(Cr) | 53,000 |
修理費(Cr) | 920-2,396 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | 爆発範囲(m) | スタン時間(s) | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
76 mm Regimental Gun mod. 1927 | 8.33 | HE | 21 | 180 | 1.09 | × | 0.75 | 4.5 | 290 | 95 | 38 | 230 | -2°/+45° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
76 mm Gun mod. 1902/30 30 clb | 9.09 | HE | 21 | 180 | 1.09 | × | 0.73 | 4.5 | 445 | 85 | 38 | 389 | |
76 mm Gun mod. 1902/30 40 clb | 8.57 | HE | 21 | 180 | 1.09 | × | 0.66 | 4 | 455 | 85 | 38 | 389 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
T-26 | 90 | 20 | 545 |
---|---|---|---|
T-26M | 100 | 20 | 545 |
T-26F | 130 | 20 | 545 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
SU-26 | 8.2 | 24 | 1,880 |
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SU-26 Bis | 10.5 | 26 | 1,880 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
71-TK-3 | 300 | 100 |
---|---|---|
9RK | 350 | 80 |
12LL | 615 | 100 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
× | × | × | × | × | × | ||||||
× | × | × | × | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 13.28% | 3.45% |
移動時 | 6.67% | 1.73% |
射界
射界 | 全周 |
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開発ツリー
76 mm Regimental Gun mod. 1927 (初期/2,830) | ━ | 76 mm Gun mod. 1902/30 30 clb (1,000/4,090) | ━ | 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clb (1,200/8,050) |
71-TK-3 (初期/570) | ━ | 9RK (540/3,240) | ━ | 12LL (5,600/33,600) |
T-26 (初期/770) | ━ | T-26M (95/1,230) | ━ | T-26F (130/1,500) |
SU-26 (初期/680) | ━ | SU-26 Bis (300/1,800) |
車両に関する変更履歴
v0.7.0 | 車輌の価格を変更 54,333 -> 54,300 |
v0.7.4 | 主砲防盾が貫通できなかった現象を修正 |
v0.8.3 | 初期履帯の積載量10.49t→8.2t、旋回速度19°→20°、移動・旋回による精度低下量それぞれ+4% 初期履帯の対地形性能変更:硬-18%、普-13%、軟-9% 上位履帯の積載量13.79t→10.5t、移動・旋回による精度低下量それぞれ+4% 上位履帯の対地形性能変更:硬-9%、普-7% 車体本体重量7,100kg→5,045kg 視界範囲320m→300m 122mm Howitzer mod.1930の搭載弾数28→24、俯角6°→0°、装填時間8.9秒→9.3秒 76mm Howitzer mod.1903/30の俯角6°→2°、照準時間4.6秒→4.4秒 76mm Howitzer mod.1927俯角6°→2°、装填時間6.9秒→6.7秒 砲塔旋回速度12°→10° 耐久力150→140 |
v0.8.6 | 3Dモデルを改良 |
v0.9.7 | 視認範囲を 320m から 280m に調整 |
v0.9.18 | 全ての主砲のAP弾、HEAT弾を削除 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clbの精度を0.71mから0.66mに変更 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clbの砲旋回時の拡散を15%減少 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clbの装填時間を6.6秒から7秒に変更 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clbの照準時間を4.5秒から4秒に変更 視認範囲を280mから260mに変更 76 mm Regimental Gun mod. 1927の通常弾の貫通を42mmから21mmに変更 76 mm Gun mod. 1902/30 30 clb の通常弾の貫通を42mmから21mmに変更 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clb の通常弾の貫通を42mmから21mmに変更 76 mm Regimental Gun mod. 1927の通常弾のダメージをを164から180に変更 76 mm Gun mod. 1902/30 30 clb の通常弾のダメージをを164から180に変更 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clb の通常弾のダメージをを164から180に変更 |
v0.9.19.1 | 車輌モデルをHD化 |
v1.9.0 | 76 mm Gun mod. 1902/30 30 clbの総弾数を48発から85発に変更 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clbの総弾数を48発から85発に変更 76 mm Regimental Gun mod. 1927の総弾数を48発から95発に変更 修理費用を44%ダウン 収益性を13%ダウン HPを110から195に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 火力
Birch GunやBat.-Châtillon 155 55同様、自走砲では珍しい全周旋回可能な砲塔を持つ。
車体を旋回させずに照準を合わせることができるため、極端なレティクルの拡散が無く、また射界を合わせる手間もいらないと、非常に安定かつスムーズな砲撃が可能となっている。
が、砲塔旋回速度は極めて遅く、素早く照準を合わせるためには車体も同時に旋回させる必要がある。
当然、レティクルの拡散が大きくなるので、あまり欲張って広範囲を狙うべきではない。
初期砲から最終砲まで火力・貫通力に変化はなく、それぞれ少しずつ特徴に差異がある。自分好みの主砲を選択しよう。- 76 mm Regimental Gun mod. 1927
初期砲。射程がかなり短いが(約500m)、高弾道のため射線が通りやすく、旋回砲塔も相まって様々な箇所に連続して砲撃する事が可能。
難点は前述の通りで、格上戦車の大半は僅かなダメージしか与えられない。
また、射程の短さから必然的に接敵の危険が高い事にも注意しなければならない。 - 76 mm Gun mod. 1902/30 30 clb
中間砲。3つの砲の中で最も装填速度が速い。
初期砲に比べて弾速が速く、射程が極端に長くなる(1,100m超)代わり弾道が低めになり障害物に対して弱くなる。 - 76 mm Gun mod. 1902/30 40 clb
最終砲。中間砲と同じく高弾速、低弾道であり射線はやや通しづらい。中間砲の装填速度を落とし、精度を向上させた性能。
中間距離への射撃が難しくなってしまうが、精度を活かして遠距離に布陣する駆逐戦車や敵陣自走砲へのカウンター戦法が選択肢に入る。
- 76 mm Regimental Gun mod. 1927
- 装甲
特筆する点のない薄い装甲であり、全ての砲弾が貫通すると思ってよい。
- 機動性
平地なら26~29km/h程度でこのTier帯の自走砲としてはそれなり。
特に不足は感じないだろう。
- 総論
優れた機動性と全周砲塔を持ち、取り回しの良さは随一だが、代わりに火力不足に悩まされることになるだろう。
3種の砲のうちどれを使用するかは乗り手次第だが、どちらにせよ基本的に装甲の厚い相手は無視し、同格帯車両ないし上位の軽装甲車両のみ狙う事になる。
レティクルの初期範囲が狭く(移動しながらでもある程度まで狭まる)かつ拡散し難い、装填速度に優れる本車の砲は移動中の軽戦車をも捉え得る性能を持っている。
中戦車にさえ満足にダメージを与えられない格上戦場では牽制も役割の一つだが、その際も味方自走砲の動向には常に気を配りたい。
史実
もともとT-26の車体を利用し、制式採用された自走砲はSU-5であるが、本車は1941年にレニングラードのキーロフ工場で製造された自走砲である。
本車が製造されるに至った詳細は不明であるが、ドイツ軍の攻勢にさらされる中で、調達できる武装と車体を組み合わせ、戦闘に投入できる車両を製造しようとしたのだと思われる。
構造は極めて単純で、T-26の砲塔と車体上部を取り払って板を敷き、その上に全周周回が可能な76 mm Regimental Gun mod. 1927を機関銃2挺を備えた防循とともに搭載している。また一部の車両には37mm砲が搭載されていたという説も存在する。
SU-26は十数両が製造され、レニングラード戦線で歩兵の火力支援に投入された。
参考サイト
http://en.wikipedia.org/wiki/T-26_variants
http://www.armchairgeneral.com/rkkaww2/galleries/T-26/SU-26.htm
(SU-26の写真と図面が掲載されている)
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