Tier5 ソ連 駆逐戦車 (課金戦車)
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 500 |
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車体装甲厚(mm) | 60/30/50 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/14 |
重量(t) | 22.38 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.40 |
主砲旋回速度(°/s) | 44 |
視界範囲(m) | 330 |
本体価格 | 2,300G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
85 mm D-5S-85A | 13.33 | AP APCR HE | 119 161 43 | 160 160 280 | 2,133 | 0.42 | 2.3 | 800 1,000 800 | 70 | 109 2,800 98 | 960 | -5°/+25° |
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エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 120 TRM | 300 | 20 | 920 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
SU-85I | 24.38 | 48 | 7000 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
9RM | 525 | 30 |
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乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader(Radio Operator) |
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拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 20.41% | 7.14% |
移動時 | 12.26% | 4.29% |
射界
射界 | 左10°/右10° |
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車両に関する変更履歴
v0.9.0 | 新規実装 |
v0.9.17 | HDモデル化 |
v0.9.18 | マッチメーカーの仕様変更に伴う戦力値+20%(HT扱い)の形骸化 |
v1.9.0 | 総弾数を58発から70発に変更 修理費用を24%ダウン HPを380から500に変更 |
解説
- 概要
Tier5のソ連課金駆逐戦車。
鹵獲したドイツのStuG IIIをベースに、ソ連独自の改造を施した対戦車自走砲である。
マッチング優遇があり、Tier7戦車とはマッチングしない。
v0.9.2にてゲーム内で購入可能になり、v0.9.8にて終了。
2015年6月8日にてプレミアムショップから取り下げられた。 - 火力
俯角は-5°とソ連駆逐戦車らしい劣悪さである。- 85 mm D-5S-85A
マッチング優遇持ちであるため、同格駆逐戦車SU-85の中間砲85 mm D-5Sとほぼ同性能。
APでは貫通力が不足しており、APCRを使ってようやく駆逐戦車らしい貫通力となる。精度が微妙なことも相俟って、重装甲車両への対処がやや難しく、足を使って敵の側背面を突いていく必要もあるだろう。
幸い単発火力は160と同格内でも高めであり、発射速度もまずまずである。欠点の貫通力さえ補えれば、敵の耐久値をガンガン削っていくことも可能だ。
- 85 mm D-5S-85A
- 装甲
正面装甲は車体がおよそ50mm、戦闘室は傾斜込みでおよそ60mmとなっている。
SU-85と同じく正面に限れば最低限の防御力は持っており、105mm榴弾砲のHEが貫通しない程度の装甲は有していると言える。
またオープントップではないため、気休め程度ではあるが自走砲からの砲撃に対する防御もある。
とはいえ目立つキューポラや側背面の装甲は薄くなっているため、決して装甲をあてにしてはいけない。
- 機動性
SU-85と比べて最高速度・出力重量比ともに一回り以上劣る。
それでも駆逐戦車としてはそこそこの機動力はあるため、射撃ポジションへの移動や配置転換もしやすくなっている。 - その他
ド近眼(視認範囲280m)のSU-85と比べ、本車輛は視認範囲330mと平均程度の性能となっている。
蟹眼鏡や茂みも組み合わせることで単独での索敵もしやすくなっており、特に味方が少なくなる戦闘後半ではこの視界に助けられる場合もあるだろう。
一方で隠蔽性能はSU-85からやや劣化するものの、優秀であることに変わりない。
- 総論
本車は敵との距離感が重要な車両である。
近すぎると容赦なく弱点を狙われ、かといって遠距離から一方的に狙撃する精度はない。
そのため待ち伏せよりは、不足気味の貫通力を補うために、視界や機動力を生かして回り込んでからの攻撃をすることによって優秀なDPMを発揮することができるといえる。
史実
1942年の初め、前年のドイツとの戦いで大きな損害を出したソ連軍は、モスクワ前面で鹵獲したドイツ戦車を修理、自軍の戦力に組み入れる試みを始めた。当初は鹵獲したIII号突撃砲の武装をT-34の1940年型の物に替えたり、またはそのまま使っていたが、これらは臨時の改造であり、本格的なものではなかった。
1943年初め、本格的な新型軽自走砲であるSU-76が生産に入った。しかしこの初期の型は、左右の履帯を別々のエンジンと操行装置で動かす機構であり、同期が上手くいかずトラブルが続発していた。これは後にSU-76Mとして改良されることとなるが、それまでの繋ぎとなるものとして、スターリングラード方面などで300輌以上を捕獲したIII号戦車系をベースに自走砲に改造することとなった。
これ以前に、III号突撃砲を改造し122mm榴弾砲M-30を搭載したSG-122(A)が開発され、試作車での重量過大などの不具合を改良したものを、1942年9月に第592工場で10輌を生産することが命じられていた。後にIII号戦車を改造し、SG-122(A)に類似した戦闘室に、76.2mm戦車砲F-34を自走砲用にしたS-1を搭載するタイプが第37工場で生産されることとなり、SU-76(S-1)またはSU-76i(iはinostrannayaの頭文字で外国製を意味する)と命名された。
これらは砲塔と車体上面の装甲を撤去、その上にピラミッド状に傾斜した新設計の密閉式固定戦闘室を備えたものであった。しかし実戦部隊ではボルトで固定された上面装甲を取り外し、オープントップの状態で運用した例もあったという。
戦闘室は四面にピストルポートが設けられ、車内からピストルやサブマシンガンを発砲することができるようになっていた。またクルスクの戦いの後、主砲の駐退器カバーの周りに防盾が追加され、車体後部に着脱式の円筒形外部燃料タンクが二つ追加された。他、III号戦車用のキューポラを備え、そのために戦闘室側面に張り出しを付けた指揮車輌が20輌作られている。
後に、同じ車体に85mm砲を搭載するSU-85iも計画され、それがこの戦車である。
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