Tier6 ソ連/ポーランド 中戦車(課金戦車) (略称:Rudy USSR/Rudy Pl / 日本語表記:ルディ)
砲塔側面にはポーランドの国章である「鷲」のマーク*1に加え、Rudyを示す102の番号が書かれている。
砲身や車体側面に付けられた搭乗員の手形の塗装やRudyの文字も原作通りに再現されている。
↑ v0.9.7実装当初からのソ連版搭乗員。名前は固有だが、ソ連の汎用搭乗員スキンを使い回している。
↑ v1.6.1で追加されたポーランド版搭乗員*2。こちらでは原作ドラマに準じた新規搭乗員スキンが描き下ろされている。
車長:Jan Kos(ヤン・コス)
砲手:Gustaw Jeleń(グスタフ・イェレニ)
操縦手:Grigorij Saakaszwili(グリゴリー・サーカシュヴィリ)
装填手:Tomasz Czereśniak(トマシュ・チェレシニャク)
犬:Szarik(シャリク)
この犬の詳細を押すと作品の解説が表示され、犬のアイコンをクリックすると吠え声を聞くこともできる。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 810 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 45/45/40 |
最高速度(前/後)(km/h) | 54/20 |
初期重量(t) | 32.48 |
実用出力重量比(hp/t) | 15.39 |
本体価格 | 3,100G相当 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
85 mm ZiS-S-53 | 10.00 | AP APCR HE | 144 194 44 | 180 180 300 | 1,800 | 0.37 | 2.2 | 950 1,188 950 | 56 | 175 3,200 139 | 1,550 | -7°/+22° ※ |
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※砲塔を車体後方へ向けた場合、主砲が増加燃料タンクと干渉する回転角では、俯角は-4.2度となる。
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
T-34-85 | 90/75/52 | 46 | 365 | 7,000 |
---|
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V-2-34 | 500 | 15 | 750 |
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履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
T-34-85-60 | 35.3 | 42 | 7,800 |
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無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
9RM | 525 | 30 |
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乗員
1 | Commander (Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader | 5 | 犬(Szarik) |
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拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class3 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 13.97% | 3.49% |
移動時 | 10.49% | 2.62% |
車両に関する変更履歴
v0.9.7 | 実装 |
v1.6.1 | 国籍変更機能を追加 (ソ連⇒ソ連/ポーランド) |
v1.9.0 | 修理費用を11%ダウン HPを720から810に変更 |
解説
- 概要
v0.9.7で追加されたTier6のソ連・ポーランド課金中戦車。
ポーランドのTVドラマシリーズ「犬と4人の戦車兵」の主人公たちが搭乗したT-34-85である。
マッチング優遇は無く、Tier8戦車ともマッチングする。
車輌性能はソ連ツリーのTier6中戦車T-34-85に類似したもの*4になっている。
ショップで販売時は、プライマリスキル100%および0番目のセカンダリスキルとして「戦友」を習得済み*5の、ソ連・ポーランドそれぞれ搭乗員(計8名)が付属する。
- 火力
- 85 mm ZiS-S-53
T-34-85の史実砲。
本家T-34-85の最終砲85 mm D5T-85BMとほぼ同性能。
だが、あちらと比べて照準時間が0.1秒短く、砲塔旋回時の照準拡散が誤差レベルで優れている他、総弾数が8発多いなどの違いがある。
Tier6中戦車としては妥当な性能であり、重装甲戦車には側背面取り・弱点狙撃・課金弾の使用などで対処していこう。
- 85 mm ZiS-S-53
- 装甲
T-34-85と見た目は異なるが、装甲はほぼ同等。
基本的に同格には正面からも抜かれやすく、砲塔正面の傾斜のきつい部分なら一定の防御力がある。
車体も角度の付け方や命中箇所によっては弾く事もあるが、装甲を求めるならT-34-85Mを使った方が良い。
- 機動性
最高速度は54km/hとT-34-85と同一だが、本家の初期エンジンなので出力重量比では一回り劣る。
一方で履帯性能はこちらが高く、各路面での接地抵抗で加速性能をカバーしており、総合的にはほぼ同等の機動性を有している。
- その他
視認範囲は365mと僅か5mだけT-34-85よりも優れている。
火災率が若干高いが、燃料タンク・エンジンはいずれも後方に配置されており、そもそも火災元の被弾率が低いので誤差程度。
ちなみに元のT-34-85とは搭乗員構成が異なり、車長が無線手を兼任した4人構成。ポーランド中戦車ルートはCS-53以外と完全一致しているものの、ソ連中戦車ルートは構成や兼任が異なる車輌が少なくないので注意。
- 総論
T-34-85とほぼ同等の性能を有する、バランス型の中戦車である。
本家の性能をほぼそのままにクレジット稼ぎや搭乗員育成がしやすくなっているほか、ソ連・ポーランドのゼロスキル戦友付き搭乗員がそれぞれ入手できる点が最大の魅力と言える。
なお、Tier6ソ連課金中戦車にはRudyよりも火力・装甲に優れたT-34-85Mも販売されており、自身のプレイスタイルと相談して使う戦車を決めていくと良いだろう。
WG による解説:「[タンクガイド] T-34-85 Rudy」
史実
T-34-85 Rudyとは、ポーランドのTVドラマシリーズ『犬と四人の戦車兵』(原題:Czterej pancerni i pies)の主人公らが搭乗するT-34-85である。
原作小説では4人乗りのT-34-76からスタートし、途中で5人乗りのT-34-85に乗り換えている。
一方、TVドラマでは入手のしやすさの都合上、最初からT-34-85が撮影に使用された。
ちなみに"Rudy"は「赤」を意味する言葉であり、登場人物Jan Kosの恋人であるロシア人看護兵Marusiaが「赤毛」であった事に由来する。
TVドラマ『犬と四人の戦車兵(Czterej pancerni i pies)』は、1966年~1970年に製作・放送されたポーランドの映像作品。全21話(1話55分)が3シーズンに分けて放送された。
第1ポーランド人民軍の戦車兵とT-34戦車がベルリンを目指すという冒険活劇である。ポーランドを中心とした東欧諸国において不朽の名作ドラマとされている。
↑ 車長・無線手:Jan Kos
↑ 砲手:Gustaw Jeleń
↑ 操縦手:Grigorij Saakaszwili
↑ 装填手:Tomasz Czereśniak
↑ 犬:Szarik
搭乗員は以下のメンバー。
※Olgierdが第1期終盤で戦死したため、以降は役職の入れ替わりが発生し、Tomaszが途中加入している。
本ゲームではTVドラマ後半の役職配分を再現している模様(下記の後期オープニング映像を参照)。
【車長】Olgierd Jarosz "Olgierd"
【装填手→砲手】Gustaw Jeleń "Gustlik"
【砲手・無線手→車長】Jan Kos "Janek"
【操縦手】Grigorij Saakaszwili "Grześ"
【砲手・無線手→装填手】Tomasz Czereśniak "Tomus / Tomek"
【犬】Szarik
TVドラマシリーズ『犬と四人の戦車兵』の初期オープニング映像
TVドラマシリーズ『犬と四人の戦車兵』の後期オープニング映像
参考1 参考2 参考3
情報提供
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