Tier 9 日本 中戦車 / 日本語表記: 61式戦車
↑ STA-4 + 90 mm Gun Type 61
初期状態。砲塔名通り、試作車輌のSTA-4に相当する構成。
初期砲塔のキューポラは59-Pattonを髣髴とさせる大型のもので、非常によく目立つ。
↑ Type 61 + 90 mm Gun Type 61
中間状態。Type 61 (61式戦車)の史実装備。往年の怪獣映画に登場した本車を思い出す人も多いだろう。
HD化に伴い防水布が追加され、より馴染みのある姿に変化した。
キューポラは若干小型化され、一体化していた機関銃が外付けになった。
↑ Type 61 + 105 mm Rifled Gun
最終状態。74式戦車開発に伴い不採用になった、61式戦車の火力強化案がモデルだと思われる。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,720⇒1,750 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 55/45/25 |
最高速度(前/後)(km/h) | 45/23 |
重量(初期/最終)(t) | 34.62/35 |
実用出力重量比(hp/t) | 21.43 |
本体価格(Cr) | 3,600,000 |
修理費(Cr) | 約19,000 |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 狙撃型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
90 mm Gun Type 61 | 10 ⇒12 | AP HEAT HE | 219 275 45 | 240 240 320 | 2,400 ⇒2,880 | 0.36 | 2.1 ⇒1.7 | 1,080 914 914 | 50 | 380 4,400 240 | 1,150 | -10°/+13° |
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105 mm Rifled Gun | 7.32 | AP HEAT HE | 258 330 53 | 360 360 440 | 2,634 | 0.38 | 2.1 | 1,185 950 950 | 50 | 1,200 4,800 880 | 1,150 |
※90 mm Gun Type 61は正面から左右160°より後ろは俯角制限-4°。
105 mm Rifled Gunは正面から左右160°より後ろは俯角制限-3°。
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
STA-4 | 70/60/35 | 42 | 390 | 8,000 |
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Type 61 | 85/80/35 | 42 | 400 | 8,300 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Mitsubishi 12HM20WT | 650 | 12 | 2,400 |
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Mitsubishi 12HM21WT | 750 | 12 | 2,400 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
STA-4 | 34.7 | 46 | 11,600 |
---|---|---|---|
Type 61 | 38 | 50 | 11,600 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
JAN/GRC-3Z | 720 | 70 |
---|---|---|
JAN/GRC-4Z | 750 | 150 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class2 | Class2 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 7.75%⇒9.21% | 1.92% |
移動時 | 5.81%⇒6.91% | 1.44% |
派生車両
開発ツリー
90 mm Gun Type 61 (初期/160,000) | ||||||
STA-4 (初期/30,000) | ━ | Type 61 (25,000/64,000) | ━ | 105 mm Rifled Gun (55,000/290,000) | ━ | STB-1 (255,000/6,100,000) |
JAN/GRC-3Z (初期/45,500) | ━ | JAN/GRC-4Z (9,500/55,500) | ||||
Mitsubishi 12HM20WT (初期/48,500) | ━ | Mitsubishi 12HM21WT (27,500/82,000) | ||||
STA-4 (初期/30,000) | ━ | Type 61 (24,000/62,000) |
車両に関する変更履歴
v0.8.10 | 実装 |
v0.9.21 | HDモデル化 90 mm Gun Type 61の背面の俯角-5度から-4度に変更 105 mm Rifled Gunの背面の俯角を-5度から-3度に変更 |
v1.5.1 | 初期砲塔時の耐久値を1,600から1,720に変更 改良砲塔時の耐久値を1,700から1,750に変更 車体装甲(mm)を55/35/25から55/45/25に変更 改良砲塔の装甲(mm)を70/60/35から85/80/35に変更 最高速度(前/後)(km/h)を47.6/20から45/23に変更 90 mm Gun Type 61のAP弾の弾速を914m/sから1,080m/sに変更 90 mm Gun Type 61のAP弾の貫通力を218.7mmから219mmに変更 105 mm Rifled Gunの通常弾の弾種をAPCRからAPに変更 105 mm Rifled Gunの装填時間を10秒から8.2秒に変更 105 mm Rifled Gunの攻撃力を390/390/480から360/360/440に変更 105 mm Rifled Gunの精度を0.36mから0.38mに変更 105 mm Rifled Gunの照準時間を2.3秒から2.1秒に変更 105 mm Rifled Gunの総弾数を32から50に変更 105 mm Rifled Gunの弾速(m/s)を1,478/1,173/1,173から1,185/950/950に変更 105 mm Rifled Gunの砲塔旋回時の照準拡散を縮小(14%程度)*1 初期履帯の移動・車体旋回時の照準拡散を19%縮小 改良履帯の移動・車体旋回時の照準拡散を29%縮小 Mitsubishi 12HM20WTエンジンの出力を570hpから650hpに変更 Mitsubishi 12HM21WTエンジンの出力を604hpから750hpに変更 初期履帯の旋回速度を44°/sから46°/sに変更 改良履帯の旋回速度を48°/sから50°/sに変更 |
解説 (v1.5.1)
- 火力
俯角-10°に加えて高くなった車高によって、ハルダウン・稜線射撃が有効な攻撃法となる。(ただしキューポラが標的にされやすい)
どちらの砲にもそれぞれ長所がある為、自分で使って合っていると感じる方を使っていくのが良いだろう。- 90 mm Gun Type 61
61式戦車の史実砲。
STA-1から引き継ぐ初期砲。
装填速度が前身より改善され、初期砲塔では6秒、後期砲塔では5秒になり照準速度も向上する。
これによりDPMは2,800超と中戦車とは思えない時間火力を発揮する事になる。
ただし、Tierが上がったことによりTier10重戦車等の重装甲の相手とマッチングする機会も増え、STA-1以上に遠距離射撃が通用しないことが多くなる。
そのため、狙いを絞りきって正面の弱点に確実に命中させるか、側背面への攻撃が必要になることがある。
HPとDPMを利用して接近戦でダメージ交換を挑む戦術も有効であるが、装甲による防御も速度による回避も全く頼りにできないため、充分なHPの確保が必須となる。無謀な接近戦や追撃でHPを無駄にしてしまう事のないように気を付けよう。 - 105 mm Rifled Gun
本車の最終砲であり、STB-1と共通の砲である。
初期砲から装填速度が低下するものの、優秀な貫通力と1.5倍の単発火力を手に入れる。
DPMも初期砲よりは低いとは言え、AMX 30 1er prototypeやT-54(100 mm D-10T2S)と並ぶ高水準を保っている。
v1.5.1アップデートで照準拡散・照準速度・DPMが強化された一方、単発火力や弾速、精度が弱体化され、総じて近距離戦に向いた性能になったと言える。
- 90 mm Gun Type 61
- 装甲
全身余すところなくペラペラ薄かった装甲はv1.5.1にて砲塔・車体共にやや増厚、耐久値も強化された。
特に車体側面装甲が全域45mmになり、強制跳弾角を作れば一応弾ける見込みが出来たのは大きい。基本的に期待するようなモノではないが、敵からの被弾を覚悟するときは少し車体を捻るといいだろう。
防楯は裏装甲の無い中央の広い開口部分が230mm、その左右が160mm、裏装甲のある上部が245~215mm+傾斜となっているため頭出しで距離を取れば防ぐかもしれない程度の防御力を獲得した。
とはいえ、防楯以外の砲塔装甲や巨大キューポラは格下にも容易く抜かれてしまうので、弾ければラッキー程度に考えておこう。
なお、車高の低さを犠牲にした結果、STA-1より車体長が短くなった為、後部が隠れきれないということは減っている。
カウンターウェイトでも入っているかのように見えるが、実は雑具箱である。
この部分を横から撃ってもダメージは入らないので注意しよう。
- 機動性
前身のSTA-1同様、このTierのしかも軽装甲の中戦車としては最高速度に難がある。同格中戦車の中では最低クラスで、開幕のポジション取りには一歩遅れる。
ただしそれ以外の要素は全く無開発の状態でも充分にあり、STA-1とあまり変わらない加速力を発揮できる。また、前進速度の割に後退速度はかなり優秀。
また、砲塔、車体ともに旋回が速く、特に車体旋回は最終的にかなり軽快になる。
なお、エンジンの耐久値が低く同格中戦車が装備してる105mmクラスの砲で正面の車体(トランスミッション判定)を撃たれると一発で故障する可能性がある。
- 隠蔽性能
隠蔽率が良好だったSTA-1から一転、大幅に悪化してしまう。
なんとType 5 Chi-Ri以下で、E 50と同等の隠蔽率という極端な急落ぶりである。*2
前身で良好な隠蔽性能を武器としてきた中で、ここに来ての隠蔽悪化が想像以上に堪えるプレイヤーも少なくない。
この隠蔽率をどうやってカバーしていくかが本車の大きな課題となる。
基本的に遮蔽物から出たら即発見されているものと考えて行動しよう。
- 総論
STA-1から全体的に性能を向上させた反面、隠蔽率を大幅に悪化させた車両である。
STA-1とは大きく異なる隠蔽に頼らない立ち回りを求められるので、前身に慣れ親しんでいるとギャップに苦しむ事になる。
隠蔽率を考慮して丁寧に立ち回り、高い砲性能を活かす事で勝利を目指そう。
一番初めに履帯を開発するか、サスペンションの購入を検討するべきである。
史実
(自衛隊の伊丹駐屯地に保存されている61式戦車)
特徴的なT字型の砲口装置は、砲口制退器(マズルブレーキ)ではなく、爆風偏向器(ブラストデフレクター)である。
第二次世界大戦後、初めて開発された国産戦車であり、戦後第1世代の主力戦車に分類される。開発・生産は三菱日本重工業(1964年から三菱重工業)が担当し、それまで供与されていたアメリカ製戦車との共用、もしくは置き換えにより全国の部隊に配備された。
1955年(昭和30年)に開発が開始され、1961年(昭和36年)4月に制式採用された。採用された西暦の下二桁の年をとり、61式戦車と命名された。
主砲に「61式90mm戦車砲」として制式化された52口径90mmライフル砲を装備し、鉄道輸送を考慮して当時の国鉄貨車に搭載できるよう車体が小型化されている。
足回りに関しては、主に加速性能が重視されており、0-200メートル区間の速力で言えば、戦後第3世代の主力戦車に匹敵する。一方で西側戦車としては珍しく超信地旋回の機能を持たず、小回りに難がある。(ゲーム中の本車両は超信地旋回可能であり実車と異なる)
1974年(昭和49年)に74式戦車が採用されるまで550輌が生産され、2000年(平成12年)に一度も実戦に投入されることなく全車が退役した。
余談ではあるが、現在自走可能な車両は1両だけで、第7師団の創立記念日にて74式戦車・90式戦車と共に観閲行進に参加。戦後の主力とされる戦車が初めて3台揃って走行した。
2019年8月5日、ヨルダン国王アブドゥッラー2世の要請に応え、滝ケ原駐屯地に展示してあった1両が再塗装を施しヨルダン王立戦車博物館へ無償貸与されることが決定した。
出典:Wikipedia
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