Tier 3 日本 軽戦車 略称: Ke-Ni / 日本語表記: 九八式軽戦車 ケニ
↑ Type 98 Ke-Ni + 37 mm Gun Type 100
初期状態。大日本帝国の車輌としては珍しく避弾経始が考慮されており、比較的先進的な外観をしている。
Type 95 Ha-Go同様、履帯の向きが本来とは逆になってしまっている。
↑ Type 2 Ke-To + 37 mm Gun Type 1
最終状態。若干縦方向に砲塔が引き伸ばされた他、手すり等も追加されているが実戦では見分けづらい。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 405⇒425 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 16/12/10 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/20 |
重量(初期/最終)(t) | 7.2/7.35 |
実用出力重量比(hp/t) | 20.41 |
本体価格(Cr) | 43,500 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
37 mm Gun Type 100 | 28.57 | AP AP HE | 49 69 18 | 45 45 60 | 1,286 | 0.41 | 1.5 | 580 580 580 | 185⇒165 | 14 800 10 | 206 | -15°/+20° *1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
37 mm Gun Type 1 | 26.09 | AP AP HE | 58 73 19 | 50 50 65 | 1,304 | 0.37 | 1.5 | 785 785 785 | 165 | 16 800 10 | 223 | -15°/+20° *2 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
Type 98 Ke-Ni | 30/16/16 | 36 | 310 | 1,000 |
---|---|---|---|---|
Type 2 Ke-To | 30/16/16 | 36 | 310 | 983 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Type 100 Kuurei V-6 | 130 | 15 | 630 |
---|---|---|---|
Mitsubishi A6120VDe S | 135 | 15 | 630 |
Type 100 Kakyuu V-6 | 150 | 15 | 630 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Type 98 Ke-Ni | 7.2 | 44 | 2,400 |
---|---|---|---|
Type 2 Ke-To | 9.5 | 48 | 2,400 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
Type 94 Mk. 4 Hei | 350 | 90 |
---|---|---|
Hei | 400 | 130 |
Type 96 Mk. 4 Bo | 425 | 50 |
Type 3 Otsu | 550 | 240 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator/Loader) | 2 | Gunner | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 19.61%⇒19.27% | 5.78% |
移動時 | 19.61%⇒19.27% | 5.78% |
開発ツリー
37 mm Gun Type 100 (初期/4,400) | ||||||
Type 98 Ke-Ni (初期/1,000) | ━ | Type 2 Ke-To (320/2,000) | ━ | 37 mm Gun Type 1 (550/8,400) | ||
Type 94 Mk. 4 Hei (初期/2,350) | ━ | Hei (640/3,800) | ━ | Type 96 Mk. 4 Bo (1,400/14,000) | ━ | Type 3 Otsu (4,000/22,000) |
Type 100 Kuurei V-6 (初期/2,750) | ━ | Mitsubishi A6120VDe S (230/3,600) | ━ | Type 100 Kakyuu V-6 (420/5,750) | ||
Type 98 Ke-Ni (初期/800) | ━ | Type 2 Ke-To (350/1,800) |
車両に関する変更履歴
v0.9.13 | HDモデル化 |
v1.5.1 | 37 mm Gun Type 100の貫通力(mm)を48.1/68.7/18から49/69/18に変更*3 |
v1.9.0 | Type 98 Ke-Ni砲塔時の37 mm Gun Type 100の総弾数を106発から185発に変更 37 mm Gun Type 1の総弾数を93発から165発に変更 Type 2 Ke-To砲塔時の37 mm Gun Type 100の総弾数を93発から165発に変更 修理費用を44%ダウン 収益性を15%ダウン Type 98 Ke-Ni砲塔時のHPを220から405に変更 Type 2 Ke-To砲塔時のHPを240から425に変更 コレクション車輌に移行 |
解説
- 概要
v0.8.10で追加されたTier3の日本軽戦車。(コレクション車輌)
九五式軽戦車の後継車両として帝国陸軍に量産配備された戦車。 - 火力
俯角はどの砲塔・砲の組み合わせでも相変わらず-15度と非常に広い。改良砲塔に換装する事で装備できる37mm Gun Type1は精度・照準速度と威力・貫通の両立が図られ使いやすい。
特に照準速度の1.5秒は他国Tier3軽戦車の似た性能の砲が2.3秒、良くて1.7秒のなかでは頭一つ抜けており、改良型射撃装置が無くてもストレスなく連続射撃することができる。格上戦車の正面装甲以外なら250m先の移動目標であっても安定した打撃力を発揮するだろう。
とは言え所詮は37mm、貫通力と単発火力は貧弱。精度を活かして遠距離から弱点部位を狙い撃つか、足を活かして背面へ回るかしないと、同格戦車相手でも弾かれて返り討ちになる事も少なくない。
ただし、v0.9.18からは全てのTier3車両がTier5とマッチングしなくなったため、本車も貫通出来ない相手が減った事で攻撃力は間接的に改善されている。
低い車高は小さい投射面積と高い隠蔽率に寄与しているが、その分だけ砲身位置も低い点に注意が必要。車体を隠しながらの射撃に使うつもりの瓦礫が砲身より高い、という場合がわりと多々ある。
※相手の視認範囲が十分である場合は見つかりやすいため、敵の置き偵には注意。
- 装甲
紙装甲の一言に尽きる。一番分厚い砲塔の防楯部分ですら30mm(裏装甲無し)。
砲塔正面に斜めにカスる、というレアケース以外では同格戦車のAPは基本的に何処に当たっても貫通され、37mm口径以上になると跳弾すらほぼ期待できない。
特に車体正面を撃たれるとエンジンと運転手を同時に抜かれてしまう為、撃ち合いになった際は優秀な俯角性能を活かしたハルダウンや加速を活かした機動による完全回避を狙う必要がある。
- 機動性
出力重量比はパワー不足が多い日本戦車としては優れた部類で、旋回性能の高さと悪くない加速によりストレスなく軽快な立ち回りが可能。
同Tier帯で競走すれば、第2集団あたりには食い込める。
- 無線
最終無線のType 3 Otsuが50kgという抜群の軽さを誇るType 96 Mk.4 Boから一気に190kg重くなり、若干加速力に影響を与える。味方から大きく離れない運用をすれば100mの無線範囲の差はカバーできるため、機動力を優先したい場合はType 96 Mk.4 Boを使い続けるのもいいだろう。
- その他
専任の無線手が居ない上に視認距離が310mしかなく無線範囲も他国より優れているわけではないため、広域をスポットする偵察車両としての適性はやや低いが、後述の通り拡張パーツで補うことはできる。
偵察を行う際には、隠蔽率と小ささを活かして味方より前方の茂みに隠れるなどの方法で視界を補いながら、主に局所的なスポットを中心に立ち回ろう。
- 総論
隠蔽率と小ささ、優秀な射撃性能、日本戦車としては優れている機動性能を活かせば側面攻撃も後方からの攻撃も簡単に出来る、支援攻撃向きの車両である。
無理にダメージを通そうとしても爆散するのがオチなので、嫌がらせや足止め、火力の高い味方との連携、あるいは視界の外へ隠れて交戦場所を変える等の対処も考えよう。
史実
車体全高が低く抑えられ、また装甲板の接合に溶接を取り入れたことで、最大装甲厚が九五式軽戦車の12mmから16mmへと強化されているにもかかわらず、重量も軽減された上に速度も向上した。避弾経始にも考慮され、九七式中戦車のように砲塔や車体上部が斜めの装甲板に囲まれている。
足回りは開発時点でクリスティー式サスペンションを備え、大型転輪を片側に4個有するケニBと呼ばれるタイプ(性能表参照)も試作されたが、量産型では従来通りのシーソー式連動懸架を採用した。また従来では外部に露出していたサスペンション機構は車体内部に納められ、被弾にも強くなっている。
主砲には一〇〇式37mm戦車砲を採用し、九五式軽戦車の九四式37mm戦車砲に比べて攻撃力が改善されている。車載機銃は車体前面機銃と砲塔後部の機銃を廃止し、砲塔前面に主砲同軸に配置されている。このため敵歩兵への即応性が大幅に向上した。これにともなって砲塔は二名用となり、偵察能力も向上した。しかし車体に対し主砲の開発は遅れ、一〇〇式37mm戦車砲が制式化されたのは1941年(昭和16年)のことである。
エンジンは統制一〇〇型空冷直列6気筒ディーゼルに変更され、消音器(マフラー)は、機関室の右側面後方のフェンダー上に1つ配置されていた。
九八式軽戦車は九五式軽戦車より多くの面で改良されたものの、決定的な性能差にはつながらなかった。このことから日本陸軍では既に生産が軌道に乗っており、信頼性も十分であった九五式軽戦車の生産を優先して行った。そのため九五式軽戦車の生産数2,378輛にたいし、九八式軽戦車の生産数は113輛にとどまっている。
本車の改良型に二式軽戦車ケトがあるが、ゲーム内では本車をフル開発した状態がケトそのものである。
Wikipediaより引用
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