Valentine II

Last-modified: 2020-08-24 (月) 10:32:24

Tier4 ソ連 軽戦車 (課金戦車)

Valentine_II-min.PNG

v0.9.20以前

shot_026.jpg

 

shot_027.jpg

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値580
車体装甲厚(mm)60/60/60
最高速度(前/後)(km/h)32/12
初期重量(t)15.71
実用出力重量比(hp/t)8.91
本体価格1,000G
修理費(Cr)
超信地旋回不可
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
45 mm 20KL26.25AP
APCR
HE
51
84
23
47
47
62
1,2340.411.71757
956
757
12014
800
14
250-6°/+25°
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Valentine II65/65/6548.133502,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
AEC A19014015800
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Valentine16.85504,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
WS No. 19R570110
 

乗員

1Commander(Gunner)2Driver3Loader(Radio Operator)
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒×砲垂直安定装置×改良型旋回機構×改良型照準器×追加グローサーClass3
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造×改良型装甲材Class3内張り装甲×
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時17.96%5.21%
移動時17.96%5.21%
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.8.2名称がValentineからValentine IIへ変更
v0.9.20.1HDモデル化
v1.9.0総弾数を61発から120発に変更
修理費用を34%ダウン
HPを380から580に変更

解説

  • 概要
    Tier4のソ連課金軽戦車
    イギリスからソ連へレンドリースされたValentine歩兵戦車である。
    常時Tierトップになる特殊なマッチング優遇があり、Tier5・6戦車とはマッチングしない。
     
  • 火力
    • 45 mm 20KL
      Tier3軽戦車と大差ない性能であり、火力・貫通力は不足気味。
      俯角は -6°とオリジナル Valentine の改良砲塔に比べ 2°悪化している一方、仰角は +25°と 8°向上している。
      マッチング優遇があるため極端に困るほどではないが、同格重装甲車両の相手はやや荷が重い。
      弱点部位を把握し、接近戦で正面から貫通できなければ、多少強引にでも敵の側面や背後をとることも狙っていこう。
       
  • 装甲
    砲塔は全周囲の装甲厚が65mmで防盾が40mm。
    防盾の中心部、裏装甲の無い箇所が弱点。
     
    車体正面は60mm垂直装甲と30mm傾斜装甲が入り混じっており、おおむね実装甲厚60mm強になるが、榴弾が薄い部分に当たると思わぬ大ダメージになる事がある。
    側面も60mmと厚いが、後方上部は角度の緩い30mm傾斜になっており、運が悪いとやや貫通力の低い砲弾でも抜かれる場合がある。
    背面は大部分が角度の緩い17mm傾斜で、機関砲にも簡単に撃ち抜かれる。スペックの数値を信じて背面を晒し続けないように。*1
     
  • 機動性
    履帯の性能が高いため小回りが利くものの、最高速は遅く、加速もあまり良くない。
     
  • その他
    乗員構成が本車と同じであるソ連軽戦車は存在しないため、乗員育成の用途には向かない。
     
  • 総論
    重装甲低火力の、初期の課金戦車らしい車両。
    カテゴリでは軽戦車だが、重装甲で鈍足のため戦場では重戦車のような役割を担う。
    ただし移動時でも高い隠蔽性のおかげで、前線までのルート選択は一般的な重戦車より自由度が高い。
     

史実

詳細

ValentineMKII.jpg
Matilda IIの開発が始まる頃、Matilda Iの開発元であったヴィッカース社も独自に新型歩兵戦車の設計案を作成していた。
この設計案はMatilda IIの制式採用により日の目を見ることなく終わるはずだったが、第二次世界大戦の開始により一刻も早く新型戦車を揃える必要が生じたイギリス軍は、このヴィッカース社案に対しても発注を出した。
当時まだ設計図のみの存在であったヴィッカース社案の開発は順調に進み、1940年に歩兵戦車Mk.III Valentineとして制式採用された。

 

Valentineは最大装甲厚65mm、路上最高速度24km/h、主武装は2ポンド砲とMatilda IIとほぼ同等かやや劣る程度の性能ではあったが、Matilda IIよりも小型軽量で生産性と信頼性に優れており、1940年から44年にかけてイギリス軍の戦車としては最多となる8275輌が生産された。
ValentineもMatilda IIと同様に設計要求に由来する鈍足と2ポンド砲の攻撃力不足に悩まされたが、砲塔の改設計によって6ポンド砲(最終的には75mm砲)に武装を強化することができたためにMatilda IIのような急速な陳腐化を免れることができた。大戦後半には第一線を退いたが、訓練用のほか架橋戦車など各種特殊車両のベースにもなった。
Valentineの一部はレンドリースによってソ連に送られ、欠点も多いながらもその信頼性の高さと防御性能は高く評価された。また、45mm 20Kを搭載する試作車も製作された。

 

参考資料
wikipedia

情報提供

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アーカイブ1

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*1 背面60mmは、一部の垂直装甲部のみ。主に追突された場合に役立つ