Tier 8 中国 駆逐戦車 WZ-111-1G FT
最終砲搭載仕様。長砲身の主砲と楔形装甲が非常にクールである。
車体が長く、重戦車から流用されたことが容易に伝わる風貌。
初期砲搭載仕様。どこかアンバランスである。
テクスチャが秀逸。
WZ-111の車体を流用し駆逐戦車とした・・・という架空車両。ソ連のISシリーズでお馴染みの楔型装甲を取り入れている。
随所にソ連の影響がみられるが、所々中国らしさもにじみ出ている車両である。
直近90日の平均勝率:49.59%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v8.4.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
WZ-111-1G FT | VIII | 中国 | 駆逐戦車 | 1100 | 100/80/60 | 35/18 | 44.71 | 2,500,000 |
---|
武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IX | 122 mm 60-122TG FT | 5.45 | AP HEAT HE | 248 310 61 | 400 340 500 | 2180 1853 2725 | 0.36 | 1.9 | 30 | 0000 0000 00 0000 | 2,800 | +15° -6° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
X | 130 mm 59-130JG FT | 5.00 | AP HEAT HE | 245 325 65 | 460 390 660 | 2300 1950 3300 | 0.34 | 2.5 | 25 | 0000 0000 00 0000 | 3,090 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
- | - | 26 | 240 | - |
射界 | 左12° / 右12° |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VIII | 12150LSG | 550 | 12 | 750 |
---|---|---|---|---|
IX | 12150LTG | 600 | 12 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VII | WZ-111-1G FT | 45.00 | 22 | 10,000 |
---|---|---|---|---|
VIII | WZ-111-1G FT model 2 | 48.00 | 25 | 10,000 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:T-34-2G FT
派生先:WZ-111G FT
開発ツリー
T-34-2G FT | ━ | WZ-111-1G FT 91,000 | ━ | 122 mm 60-122TG FT | ━ | 130 mm 59-130JG FT 66,500 | ━ | WZ-111G FT 150,000 3,350,000 |
━ | 12150LSG | ━ | 12150LTG 28,000 | |||||
━ | WZ-111-1G | ━ | WZ-111-1G model2 15,400 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
Tier8の中国駆逐戦車。強戦車の中華FTではなく地味な方の中華FT。
向こうと比べるとより重駆逐寄りの戦車となっており、高火力の主砲を持つ。人気は薄いものの、駆逐戦車としては堅実にまとまった扱いやすい一両である。
装甲
- 戦闘室
戦闘室正面は180mm装甲に40°の傾斜で実質230mm程度と同格中戦車の通常弾までなら余裕を持って跳弾を期待できる。しかし、正面から見ると切り欠きのように斜めに傾斜しているので遮蔽物から飛び出して撃った後にまた隠れるなど一連の動作は傾斜を緩めることになるため注意が必要。
さらに、防盾脇が200mmほどしかないなど油断は禁物である。
中央の防盾は200mmの空間装甲と180mmの本装甲が重なり、最低でも380mm以上の実質装甲厚を持ち非常に強固である。旋回の遅さからフリフリなどで狙って当てさせることは困難だが、当たりさえすればしっかり弾いてくれるだろう。
- 車体
駆逐戦車らしく車体はWZ-111の流用で特徴的な楔形装甲を持つ。
Ver8.5の調整を受けて装甲厚が100mmから130mmに増厚されたことで、元のWZ-111*1よりも厚くなり、実質装甲厚も260~280mmに強化された。標準化が強く作用するAP系でも228mm以上が確保されているため、同格中戦車の通常弾に対しては安定した防御力を発揮するほか、同格重戦車の通常弾も砲弾調整を搭載してない場合はその多くを跳弾可能である。
ただし、その形状から昼飯による防御力向上を図ることが出来ないため車体を晒すのは極力控えたい。
また、車体下部は実質170mmほどとそれほど薄くはないが、やはり慢心は出来ない。
側面は80mmとまずまずだが豚飯する時は相手を選びたい。車体がかなり長いため味方、特に重戦車に随伴時の豚飯は邪魔になることがあるので注意しよう。
総論として、車体装甲厚の強化で重駆逐戦車として十分な防御力を手に入れたが、同格に対して強気に出るには戦闘室の防御力が物足りない。このため、強気に出ることが出来るのは一部の格下を相手にした時だけであり、同格に対しては多少安心感が増した程度の認識に留めておき、以前と変わらず基本的に信頼のおけないものと考えた方が良いだろう。
主砲
初期砲は比較的優秀であり、乗り出しはラクな部類。最終砲は照準を除けばバランスの良い性能である。
- 122 mm 60-122TG FT
初期砲。名称的にWZ-120の最終砲の対戦車仕様と思われるが性能は全くの別物である。
前身の引き継ぎではなく最終砲よりも通常弾貫徹力は上回っているなど初期砲としては十分な貫徹力を持つ。また精度は口径の割に微妙だが照準時間は早く扱いやすい。
ただ、単発火力400と普通の値な上、DPMも最終砲より低いため、駆逐戦車として肝心な火力を発揮したり抑止力としての役割が果たせない。
最終砲までの繋ぎとしては十分使用に耐えうる性能であるが、砲が命の駆逐戦車では出来る限り早めに換装したいところ。 - 130 mm 59-130JG FT
WZ-111 1-4の130 mm 59-130T砲を対戦車用に改造したもの(無論互換性はない)、通常弾貫徹力が1mm劣っている以外は全てこちらの方が勝っている。
通常弾の単発火力は460と15cm級の砲の次に火力が高く、貫徹力は245mmとTier8TDとして平均的な値。
課金弾はHEATだが、貫徹力も320mm(貫通調整で358mm)に上がっているため、重戦車が多少の防御姿勢を取ろうが強引に貫通させることもでき、格上相手でも貫通に困る事は少ない。但し、HEAT弾は履帯や空間装甲に吸われてしまう可能性がある点に注意すべきである。
HE弾は貫徹力が高くないものの、貫通すれば660ものダメージを叩き出す。Rhm.-B WTやWaffentrager等極端に装甲の薄い車輌と対峙した時の為に5~6発程度は積んでおきたい。
DPMは2400と口径の割にやや低いものの、常備品を積むと装填時間が10秒程度となり、10秒ルールがわかりやすいのは地味に嬉しいポイントである。
照準時間は駆逐戦車としてはかなり遅いが、代わりに精度が130mm砲とは思えない程優れている上にレティクルの拡散も非常に小さい。照準時間の遅さは特殊消耗品で改善可能であるが、その場合消耗品を1つ諦めなければならないので、自分のプレイスタイルと要相談である。もっとも、特性上バリバリ前線で戦う戦車でもなく、加えて拡散の低さから必須アイテムというほど優先度は高くない。
また、そこまで気になる程ではないが、弾速がやや遅く(930m/s)、遠距離の狙撃をする運用の場合は強装填薬の拡張は開けておきたい。
前述したように装甲は格下~同格中戦車程度までにしか頼りにならないので大体中距離~やや遠距離が理想の交戦距離である。
機動性
重駆逐としては平均的な機動性を持つ。加速も特に不満はなく平地ならば33~34kmで安定するなどこれと言った問題はない。
ただし重戦車の車体を流用したせいか旋回が遅く、不整地では如実に現れるため、拡張パーツで旋回を補いたい。
地味な長所として後退速度が18kmと早いことがあげられる。
その他
車体は長く大きいが車高は低く抑えられており、隠蔽率は悪くない。
ただし発砲後の隠蔽率はかなり悪くなるため、射撃を行うときは不意の発見に気をつけたい。
立ち回り方
重駆逐戦車であるが、装甲・主砲・機動力のバランスが良く、マルチにこなせる一方で何かに特化した立ち回りはあまり得意ではない。基本的には他の重駆逐と変わらず、序盤は狙撃に徹することになる。
中盤以降は重戦車と中戦車のどちらにも随伴出来るが、長い車体と遅い旋回性能から市街地や丘陵での支援は慎重に行う必要がある。慣れないうちはあまり前線に出ない方が良いだろう。
近距離では装甲と単発火力を用いた強引な単発交換も一応可能ではあるが、HPとモジュール耐久の低さから出来るだけヘイトを買わないように半歩引いた位置から高い貫通力と精度を活かした火力支援が出来ると理想的である。
余談として高い砲精度と極めて低い砲拡散から、イベントモードの「重力戦」を得意とする。通常戦では一切役に立たないが、重力戦での固定戦闘室の扱いや空中からの狙撃を練習したい人にはうってつけであり、ぜひオススメしたい。
主砲以外は重力で経験値を稼いでも良いだろう。
特徴
長所
- 初期砲から有り余る貫通力
- 高い精度と非常に低い砲拡散
- 左右12度と固定戦闘室にしては悪くない射界
- 前車両より1度増えた俯角
- 同格中戦車までなら頼れる正面装甲
- 固い防盾
- 特殊消耗品が使用可能
- 後進が18kmと中々に早い
短所
- ちょっと物足りないDPM
- あまり良くない旋回速度
- 楔形装甲のせいで斜めからの射撃と撃ちおろしに弱い
- 薄い車体下部
- 同格駆逐最大の車体
初期の研究
- 初期砲は前身の引継ぎではなく、248mmのAPと310mmのHEATを持つので貫通には困らない。が、単発もDPMもよろしくないので最終砲を開発するに越したことはないだろう。
- 最終エンジンは次のWZ-111G FTと同じである。
歴史背景
World of Tanks Wikiより
WZ-111-1G FT駆逐戦車の開発は、WZ-111重戦車の開発経験に基づいて行われました。WZ-111の試作車輌が1960年代前半に製造され、走行試験が実施された結果、その設計に多数の欠点があることが判明し、WZ-111の開発は1964年に中止されました。WZ-111-1G FTの設計にはソ連の戦車製造技術の影響が見られましたが、試作車輌が製造されたという情報はありません。
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ツリー化、枝化とは?
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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