Tier 8 フランス 自走砲
スペック
HP | 930 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 40/30/25 |
最高速度(km/h) | 60 |
重量/最大積載量(t) | 32.9/33.0 |
本体価格(シルバー) | 2,550,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Maybach HL 230 TRM P30 | Obusier de 155 mm mle.1950 | Lorraine 155 mle. 51 | Lorraine 155 mle. 51 | 930 | 400 | |||||||
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700 | HE HE HEAT | 90 90 185 | 630 630 435 | 38 | 1,000 13G 12G | 5.26 5.5 0.66 | 25 | --/--/-- | 14 | 360 | |||
Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.開発時 | Maybach 850 CV | Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F. | Lorraine 155 mle. 51 bis | Lorraine 155 mle. 51 | 750 | ||||||||
850 | HE HE HEAT | 95 95 185 | 750 750 435 | 28 | 1,120 13G 12G | 4.17 5 0.64 | 28 | --/--/-- | 14 | 360 |
解説
- 概要
ー自走かけっこ一等賞ー
Tier8フランス自走砲。
全自走砲中最高クラスの圧倒的な機動力を備える。 - 火力
左右射界は±15°。
単発火力はFV207と並んで最下位であり、前身同様に精度と手数を活かした砲撃で勝負する。- Obusier de 155 mm mle.1950
初期砲。
発射速度に優れており、スキルやパーツで補強すれば10秒を切る速度で連射できる。
とは言え低火力なのは変わらず、HTの正面に当たれば100も入らないダメージだったりする。
これまで同様に、天板や側背面の至近弾を狙って撃ちたい。
標的の車両の中心から少し後ろくらいを狙うと良いだろう。
金弾はプレミアム榴弾とHEATの2種。
HEATの貫通力はTier6の頃から変わらず、もはや軽戦車くらいしか貫通しない。
突っ込んできた軽戦車へのお守りとして2~3発程度に留めておこう。 - Canon de 155 mm mle. 1917 G.P.F.
諸性能が向上した最終砲。
基本的な運用と注意点は初期砲と一緒だが装填時間が14.4秒となったため、発射速度が10秒を切るにはスキルやパーツに加えて糧食が必要になってくる。
低火力の代償ではあるが、同格自走砲の最終砲同士で比較すれば最速となり、自走砲の高速連射が敵に与えるプレッシャーは半端ではない。
ちなみにHEATの性能は相変わらずTier6の頃のままである。
- Obusier de 155 mm mle.1950
- 機動力
何がこの車両を決定付けるかといえば、足の速さである。実用出力重量比は21.92、最高時速は60km/hと、軽戦車に匹敵する機動力を持つ。その機動力が活かされる場面、それは劣勢時の陣地転換と後半戦だろう。
通常、隠蔽率が低く機動力に劣る自走砲はよほど早い段階で陣地転換を始めなければ侵攻して来る敵から逃れることは難しい。手近な遮蔽物や茂みに隠れ、半分諦めつつも次弾の装填を待ち、来るか分からない味方の助けを待つような場面が多い。
多くのプレイヤーの心理として「自走砲は見つけてしまえばカモである」という認識があり、即座にキャップを始めるべき状況にあっても自走砲を発見しようと陣地周辺をウロウロし始めたり、自走砲を見つけた瞬間に目の色を変えて追い掛け回そうとするプレイヤーを目にした諸兄も多いだろう。
しかし本車はその俊足をもって、危険地帯からの逃走を容易にするのである。
敵がそこには居ない本車を探してウロウロしている間にキャップは遅れ、地形に見え隠れしながら60km/h近くで突っ走る本車を「これだけは逃すまい」と追って来る愚かな敵は、味方の射撃可能範囲へと誘導されて返り討ちに遭うのである。
また、後半戦に陣地近くの障害物に隠れて篭城する敵への詰めを誤り、逆転負けを喫した経験を持つ諸兄も多いと思う。
多くの場合、陣地付近での待ち伏せに当たっては自走砲の射線の死角になるように隠れるのが普通であり、その場合は当然、遮蔽物の裏に居る敵に赤い射線表示を合わせながらさみしく見守ることになる。
しかし熟練したプレイヤーが操る本車はそれを見越して大きく陣地転換し、居るはずの無い場所から砲弾を撃ち込むことを可能にする。
「ここなら自走砲は撃てない」と思い込んで安心している敵をジリジリ焼いてゆくのだ。
後半戦で欠かせない要素としてCAPがある。
味方の防衛線が突破されそうだと見るや、侵攻している残存部隊との合流を図ったり、そのまま占領を視野に入れつつ敵陣へ走るといった動きも容易になるだろう。 - 総論
視界取りをしてくれる味方への依存度が高く、MAPによっても活躍できるかが大きく左右される自走砲ではあるが、本車はその機動力によって可能性を大きく広げることが可能なのである。
単発火力に劣る欠点を迅速な陣地転換と手数でカバーし、敵の裏をかく動きでアクロバティックに活躍して欲しい。
史実
1950年、ロレーヌ社は当時開発中だったLorraine 40 tの足回りを流用した自走砲の試作を開始しました。
試作車両は車体中央の戦闘室に155mm榴弾砲を装備する一号車と、車体前部の戦闘室に155mm榴弾砲を装備する二号車の二種類が製作されたようです。
1950年の開発当初はタルボのエンジンを搭載する予定でしたが、翌年の1951年に685馬力のマイバッハHL230エンジンへと変更されました。
完成した二種類の試作車両はしばらく試作試験を行っていたようですが、1954年に本車を固定戦闘室ではなく回転砲塔を有する自走砲へと設計変更する案が持ち上がりました。
しかし比較検討の結果、回転砲塔はバティニョール・シャティヨン社の製造する車台が装備することになり、その決定と前後して本車の計画は中止されました。
なお本車は二種類の試作車両のうち、戦闘室を車体前方に配した二号車の方になっています。
コメント
- なんかコイツ乗ってるときにObject 277を撃ったら2200ダメ出てワンパンしたんだが……どこ抜いたんだろう…… -- 2020-08-01 (土) 00:30:35
- 車体天板ぶち抜いて弾薬庫が逝ったんじゃない。 -- 2020-08-01 (土) 02:14:42