Tier 6 フランス 自走砲
スペック
HP | 630 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 40/20/15 |
最高速度(km/h) | 60 |
重量/最大積載量(t) | 14.95/16.5 |
本体価格(シルバー) | 935,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | SOFAM 8 Gxb | Obusier de 155 mm C mle.1917 | AMX 13 F3AM | AMX 13 F3 AM | 630 | SCR 508 | |
250 | 27 | --/--/-- | 400 | ||||
16.62 | 1.2/1.4/2.3 | 14 | 360 | ||||
Canon de 155 mm de 33 calibres開発時 | Baudouin 6F 11 SRY | Canon de 155 mm de 33 calibres | AMX 13 F3AM B | AMX 13 F3 AM | 630 | SCR 528F | |
280 | 30 | --/--/-- | 750 | ||||
16.99 | 1.1/1.3/2.1 | 14 | 360 |
主砲性能 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 爆発範囲 | 発射速度 | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | 射程 | |
Obusier de 155 mm C mle.1917 | HE HEAT | 505 12G | 77 185 | 435 435 | 3.57 -- | 5.22 | 6.00 | 0.72 21.65 2.52 | 35 | +45 -1 | 988 | |
Canon de 155 mm de 33 calibres | HE HEAT | 1,000 12G | 90 185 | 570 435 | 3.78 -- | 4.38 | 6.00 | 0.68 20.59 2.67 | 35 | +45 -1 | 1,380 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
ー「わたしの好敵手と弾道で差をつけるのが一番だよね♪」ー
Tier6フランス自走砲。
AMX13軽戦車ベースであり、AMX 13 75に類似した足回りと隠蔽に、フランスにおいては高火力の主砲を搭載できる自走砲。 - 火力
105mm砲から155mm砲へと搭載砲が変わり、Tier相応の攻撃力を持つに至った。
どちらも低弾道砲の部類で、敵車両に真っ直ぐ着弾しやすく、敵車両を貫通させる上では有利だ。
仕様上主砲を右側にしか向ける事ができないという偏った射界を有している。
左側への射撃と不測の事態への対処が難しくなっているが、逆に中央で固定しやすいので駆逐戦車のような直射運用もしやすい。
なお、俯角が-1°なのでちょっとした段差や坂でも敵の頭上を通り越してしまう事が多く、直射をする際は自分の足元の地形にも気を使おう。
また、非常に低い車高からの低弾道の射撃を行う為、実際に使うと思った以上に当たらない事が多い。
標的付近の地形と自車との高低差にかなり影響を受けるので、敵に命中させられるタイミングと射撃地点を掴めるようにしていこう。- Obusier de 155mm C mle.1917
初期砲。
前身から装填速度が低下した代わりに大幅に爆発範囲が向上した。
金弾の貫通は223mmから185mmへと大きく減少しているが、APCRであった前身と違って貫通力の距離減衰が無いHEATになり、遠距離での貫通力は寧ろ向上している。ただし、HEATの特性ゆえに傾斜装甲や空間装甲に弱くなった点は注意が必要だ。
185mmの貫通力はTier7重戦車の車体正面をも貫通可能なレベルなので、少し多めに携行しても良い。
ただし口径は上がったものの、威力については前身と大差がない。
敵の正面にHEを当ててもほとんどダメージにならないため、天板直撃の他にも比較的薄い側背面の近くに着弾するように狙いをつけよう。 - Canon de 155mm de 33 calibres
最終砲。
初期砲よりも更に発射速度が低下したが、精度と通常弾の威力・貫通力が向上している。
ただし、HEATの威力・貫通力は初期砲から据え置きである。
重装甲の格上と当たる事を考えると、基本的にHEの威力が高い最終砲を搭載するのが無難だろう。
- Obusier de 155mm C mle.1917
- 装甲
皆無と言って差し支えない。
しかし、そもそも被弾を前提としない自走砲なので全く問題ない。
ちなみに車体後方には、車両自身への当たり判定は無いものの装填手への当たり判定のみ存在する箇所がある模様。
ここに被弾すると(HEでなければ)無傷で切り抜けられるが、装填手のみがかなりの確率で吹き飛ばされる。
なんと装填手は車内に乗れず、車体後部にしがみついているという驚愕の乗員配置である。 - 機動性
FV304のような驚異的な値ではないものの、非常に高い機動力を有する。
ベースとなったAMX 13 75譲りの高い走行性能は、平地なら40~50km/h程度で疾走する性能を与えてくれている。
これにより高範囲に素早く展開が可能。また逃走にも非常に役立ってくれ、中盤~終盤での大胆な陣地転換も難なくこなす事ができる。
また、車体の軽さと足の速さを活かして本来有り得ないようなポジションに駆け込む等の芸当が可能であり、トリッキーな戦闘が可能となっている。
ただし、加速力及び旋回速度はベース車両と比べるとかなり遅いので、咄嗟の対応のしづらさはやはり自走砲のそれである。 - 総論
本車は前身よりも火力が向上した分、ある程度特性に慣れてくれば扱いやすく感じられる部類の自走砲である。
ただ、右側に偏った射界と弾道の低さという欠点を抱えているので、地形の把握や本車ならではの射撃地点の模索は必須であり、敵から離れすぎない適度な距離の高台を確保する等、自走砲の定番位置にこだわらない射撃で活躍していきたい。
欠点をカバーしつつ、高めな隠蔽と良好な機動性、砲の威力、弾着時間の短さといった長所を活かせるように、臨機応変な立ち回りと柔軟な思考で勝利に貢献していこう。
史実
フランスが1966年に実用化した155mm自走砲で、AMX-155F-3ともいいます。AMX13軽戦車の車体に33口径155mm榴弾砲を剥き出しで搭載していました。
射程は通常弾で22,000m、ロケット補助推進弾(RAP)で25,300mを誇ります。
1960年代後半まで製造されており、フランス、アルゼンチン、チリ、ベネズエラ、モロッコ、クウェート、UAEなどで採用されました。今なお現役で使用されている国もあるそうです。
コメント
- まさかフルヘルスではないといえティーガーIとチャンピオンとの2連続1on1で勝てるとは…そのあとやられて試合にも負けたが残り4両は無理だ -- 2017-07-17 (月) 21:09:44
- 最近買ったぜ -- 2019-11-18 (月) 15:16:04
- ちょっとした窪みでもスッポリ隠れられるし、いざとなったら機動力そこそこの中戦車くらいは振り切れるので生存力が高い。 -- 2021-09-16 (木) 17:11:22
- レティクルの隅によく弾が飛んでいく、今の起伏の多い環境だと低弾道で苦行になった戦車 -- 2021-09-17 (金) 00:09:02