Lorraine 39L AM

Tier 3 フランス 自走砲

公式紹介ページ

スペック

詳細

解説

概要
ー「あっっ　いゃぁぁぁ!!」ー
ー小さな小さな不遇な子ー
Tier3フランス自走砲。
小さな車体と高い弾道が特徴。

• 火力
  どちらの砲も弾数が24発と少ないのが悩みの種。
  景気良く弾をバラ撒くと弾切れを起こしてしまうので、しっかり狙って確実に当てよう。
  • 105 mm court mle. 1935 B
    初期砲。
    このTier帯は全体的な装甲厚が薄いため、直撃以外に至近弾でも貫通が狙える上に貫通しなくてもそれなりのダメージは入る。
    上手く天板をぶち抜けば同格なら即死である。
    ただし爆発範囲は狭く、全体的に小型かつ足も速い戦車が多いため、精度の悪さも相まって総合的な命中率はいまいち。
    金弾はHEATであり、104ｍｍの貫通力は大抵の相手を正面から貫通出来るため、接近された際の保険として何発か持っておくと良いだろう。
    ただ弾道が高く、直接照準でも相手の頭上を通り越してしまう事がある。
    最終砲とはほとんど差がないので、開発を急ぐ必要は薄いだろう。
  • 105 mm court mle. 1934　S
    初期砲の強化版。主に精度が強化された。
    特性は初期砲とほぼ変わらず。
     
• 装甲
  基本的に期待できない。
  強制跳弾以外で砲撃を防ぐ事はないだろう。
   
• 機動性
  射撃ポイントへの移動に困らない程度であり、自走砲としては平均的というレベル。
  旋回性能も決して良くないので、敵に接近されればやはりどうしようもない。
  Tier3自走砲の中では隠蔽が特に高い点が特徴。
  小さな車体を生かして茂みに隠れ潜み、敵の通過を待つか或いは見つかる前に一撃を加える、といった行動においてはちょっとしたアドバンテージだろうか。
   
• 総論
  良くも悪くも平凡な自走砲。
  総弾数以外に特に悪い点は見当たらないが、他を圧倒するような強みもない。
  低Tier帯は全体的な装甲厚が薄く、当たれば火力を発揮しやすいものの、爆発範囲に乏しくカス当たりも難しい上に試合展開も敵も全体的にスピードが速いため、自走砲にとってはつらいものがある。
  こだわりが無ければ、フリー経験値を使って早々に駆け抜けてしまうのも手かもしれない。

史実

ロレーヌ 39L AMはVBCP（装甲兵員輸送車）Lorraine 39Lの車体を利用して開発された自走砲です。
ロレーヌ 39Lの製造は200両が発注されていたのですが、そのほとんどがドイツのフランス侵攻までに間に合わなかったそうです。
派生型として47 mm SA 47対戦車砲を固定台座にを搭載した駆逐戦車や戦闘指揮車、自走砲なども計画され、いくつかの試作車が作られており、ロレーヌ 39L AMはその1つで、4.7センチPaK181(f)搭載ロレーヌ・シュレッパーとして、ドイツ軍も使用したそうです。（ロレーヌ37Lを改造したものもあり、こちらと混同されている説もあり）

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