Tier 5 アメリカ 中戦車 (課金戦車)
スペック
HP | 680 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 64/38/38 |
最高速度(km/h) | 52 |
重量/最大積載量(t) | 31.8/33.3 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.25 |
本体価格(ゴールド) | 1,500 |
パッケージ
M4A2E4 Sherman (1,500G) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
M4A2E4 Sherman | General Motors 6046 | 75 mm Gun M3 L/37 | M4A2E4T42 | M4A2E4D51066 | 680 | SCR 508/1 | |||||||
420 | AP APCR HE | 92 127 38 | 110 110 175 | 90 | 56 7G 56 | 15.75 2.00 0.44 | 37 | 76/51/51 | 39 | 370 | 570 |
解説
- 概要
Tier5アメリカプレミアム中戦車。
簡単に言うとM4A3E2 Sherman JumboをTier5相当により控えめな性能に調整した車輌。 - 火力
- 75 mm Gun M3 L/37
貫通力・ダメージはM4 Shermanの初期砲とほぼ同じ。
課金弾でも重装甲の車輌相手は正面からだとかなり厳しい。
俯角も10度とM4から2度劣化している。
ちなみに車体の膨らんだハッチ部分(正面から左右15°~35°)に差し掛かると俯角5度になる。
そのため、ハルダウン時は常に確認が必要になり、アメリカらしからぬ癖の強い戦車となっている。
- 75 mm Gun M3 L/37
- 装甲
HPはプレミアム戦車としては大分少ない。
砲塔は75mm砲用の標準の防楯が追加されており、範囲は歪ながらも二重装甲もあって厚めの装甲を得ている。
左右の砲塔露出部分100mm程度、防楯上部200mm以上、防楯下部が130mm程度、防楯中央部89mm、防楯右下の切り欠き部分59mmとなっている。
車体はそれなりに強化されているが平地では貫通100mmを防ぐ程度がやっと。
稜線で最大限ハルダウンすれば当たり所によっては130mmに届くか。
その場合も前述の膨らんだハッチ部分などが角度がつかず、弱点部位となる。 - 機動性
足回りはM26 Pershingと同じトーションバー方式の新型に変更されているが、実際に乗るとM4 Shermanよりも遅い。
最大速度の52キロは下り坂限定で実用速度は40キロ程度の為、シャーマンとしてはかなり鈍い部類に入る。 - その他
隠蔽はM4 Shermanより僅かに劣るが、視界は370mと同列なので不自由なく戦えるだろう。
無線範囲はM4の物より劣るが570mと十分に一線級である。 - 総論
独特の車体ハッチの俯角制限の癖が強く、その割りに装甲以外は平凡。
そしてその装甲部分も大して強みにはならないという悪く言えば器用貧乏な性能であり、単純な戦闘面では苦戦は否めない。
しかし視界はM4 Sherman同様に良好であり、腐っても俯角10度と厚めの装甲の砲塔である為、アメリカ戦車らしい対応力での勝負が可能である。
M4A2E4 Ripper
- 解説
Tier5アメリカプレミアム中戦車。
PlayStation4 Founder's Packsを購入することにより入手可能な戦車。
この特徴的な塗装は朝鮮戦争時に実際にあったものを参考に作られている。
この特殊塗装に通常の迷彩塗装を重ねて施すことが出来る。
史実
膨大なサブタイプを持つM4中戦車は、作られた時期や工場によって砲塔や車体の組み合わせなどがマチマチでした。
M4A2もその一つで、従来航空用の星型エンジンを使用していたM3~M4シリーズでしたが、アメリカが参戦となると、航空機の大増産、とくに使用エンジンのコンチネンタルR975(ライト975)は練習機などに使用されるために、供給が追いつかなくなることが明白となったので、代替エンジンをビッグ3に求めた結果、GMの開発した直列6気筒液冷ディーゼルエンジンGM6046を並列に2基連結した物を使用することが決定し、これにより車体が少し延長されています。
連結部に埃が入るとトラブルを起こしやすいと言われましたが、片側が止まっても残る1基で走行可能でトルクも十分あったため、一応の好評を得ました。
しかし、アメリカ軍内でディーゼルに使用する軽油を使うのはアメリカ海兵隊くらいで、陸軍では使用せずに生産された残りはレンドリースとしてイギリスおよび自由フランス軍、ソ連にもレンドリースされました。
ソ連で使用されたのは1944年5月から生産された76mm砲搭載型で、高い車高が泥濘地で足を取られた際に横転することを除いては、壊れにくいと好評で、エリート部隊の親衛戦車連隊に装備されました。
M4A2E4タイプは、高い車高による不安定さの解消と走破性向上を狙って、幅広い履帯を装備し、ボギー形式からトーションバー形式へのサスペンション変更を受けた試作車でしたが、整備性、特に共通部品による現地での修理・応急処置などが優先されたため、正式化はされませんでした。
A2型は75mm/76mm砲併せて、約10,947両が生産されました。
本車のタイガー塗装は、朝鮮戦争で中国軍が参戦すると、何故か中国兵は迷信深く虎を恐れるというデマが米兵の間で蔓延し、砲塔や車体の前面に虎のマーキングを施して出撃しているという有名な話からとられたものです。
それ以前にも、ヨーロッパ戦線においてシャークマウス塗装を施した車体もありましたが、ほぼ個人趣味的なもので極少数だったのに対し、タイガー塗装はM46 Patton(PC版課金戦車として登場)を始めとした、いくつかのアメリカ軍使用の戦車で多く施されていたそうです。
アメリカほど派手ではないですが、ドイツ車両にも円錐型主砲防盾(ザウコップ)に目を書き加えたヘッツァーなどが有名です。
私の思い過ごしだったらごめんなさい。 -- 2017-06-02 (金) 01:24:51