Tier 10 ソビエト連邦 中戦車
スペック
車体
HP | 1,900 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 120/80/40 |
最高速度(km/h) | 55 |
重量/最大積載量(t) | 35.22/39.0 |
本体価格(シルバー) | 6,100,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | 5ТD | 100 mm U-8TS | Object 430 | Object 430 | 1,900 | R-113M | |
580 | 52 / [44.57] | 248/185/63 | 730 | ||||
16.43 | 0.6/0.7/1.6 | 52 | 400 | ||||
122 mm D-49開発時 | 5ТD | 122 mm D-49 | Object 430 | Object 430 | 1,900 | R-113M | |
580 | 52 / [44.57] | 248/185/63 | 730 | ||||
16.53 | 0.6/0.7/1.6 | 52 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
100 mm U-8TS | APCR HEAT HE | 1,100 12G 1,170 | 264 330 50 | 320 320 420 | 9.38 | 3,002 | 2.30 | 0.38 2.93 1.82 | 50 | +16 -5 | |
122 mm D-49 | AP APCR HE | ? ? ? | 246 311 65 | 390 390 530 | 7.89 | 3,077 | 2.50 | 0.4 ? 1.92 | 50 | +16 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
WolfPackにて追加されたTier10ソ連中戦車。
T-62Aの攻撃能力を隠蔽率と装甲厚に振った「防御/偵察型」と言える。
本車の持ち味はtier10中戦車でトップの影の薄さ隠蔽率である。
※多くの人が最も気になるであろうT-62A、Object 140と比べてどうかという点はこちら - 主砲
アップデートにより、新たに122 mm D-49が追加された。- 100 mm U-8TS
他2両のソ連ティア10中戦車と同じ貫通力と単発威力を持ち、
その大きな特徴であった9.09発/分(DPM2908)の連射性能は9.38発/分(DPM3000)と更に特化されたが、
照準時間は2秒→2.3秒と僅かだが長くなっている。
更に精度が0.38と低下しているため、他2両と比べると中遠距離からの狙撃は苦手である。
砲塔の強力な耐弾性能と主砲の「速い連射・絞りの良さ・それなりの精度・弾速を併せ持つ」事に起因するT-62Aの使いやすさから見ると、僅かにだがストレスを感じることは否めない。
しかしそれはあくまでもT-62Aと比べてであり、tier10MTとしては十分な性能である。 - 122 mm D-49
アップデートにより追加された砲。
一見すると、単発ダメージと引き換えに性能が落ちているように見えるが、こちらは金弾の弾種がAPCRになっており空間装甲に強くなっている。
それでも貫通力311mmは不安が残る数字である。
- 100 mm U-8TS
- 防御面
低い車高は相手から見た投影面積を小さくし、その狙い辛さから射撃を砲塔正面で受けたり、
車体上部に浅い角度で当たって弾く頻度を高くしている。
Obj140でよく言われる「砲塔が貫通されやすい」という問題は本車には無い。
さすがにキューポラは弱点となるものの、砲塔正面の耐弾性能はT-62Aに劣ることは無いと言える。
足回りに関しても旋回性能が数値上は僅かに劣るものの、さしてストレスは感じないだろう。 - 本車の抱える致命的な欠陥
それはエンジンが車体前方にあるという事である。
T-62A、Obj140と比較した際、これこそが本車最大の問題点であると断言できる。
拡張パーツの「サイクロンフィルター」では替わりに失うものが大きく、
「こまめな手入れ」では火災発生率(デフォルトで10%)は下がるものの、
耐久値自体は変わらない。・・・悩むところである。 - 総論
上記の通り攻撃面では一歩譲るが、その代わりに低い車高と装甲厚、tier10中戦車最高の隠蔽率を持つ特長によりT-62A、Obj140以上に車体への被弾に対してナーバスにプレイする必要があり、
同僚2両に比べると「玄人向け」と言わざるを得ない。
「T-62AやObj140、Bat.Chatでも十分」という流れにあえて逆らうのであれば
「見られなければどうという事は無い。スニーキングバトルこそマイライフ。」
と言い切れるこだわり(と腕)が無ければ、他を選んだほうが無難と言えるだろう。 - 最後に
tier10車両を吟味している段階であれば、視界の確保と隠蔽率の重要性は骨身に染みていることと思う。
高い隠蔽率を活かして、視界確保による広範囲の優位を確保し味方を活かす渋い戦い方で味方を勝利に導いて欲しい。
史実
オブイェークト430はソ連の試作戦車で、T-55の後継として本格的に開発された戦車で、1958年に完成し、T-64の元となりました。
D-54TSライフル砲にメーテル砲安定化装置を組み合わせ、走行間射撃能力を持たせています。
砲塔前部上方にはコインシデンス型光学測遠装置(TPD43Bとも?)を装備し、動目標に対する有効射程を徹甲弾で1,100m(T-62では900m)、成形炸薬弾で900m(同600m)に増大させました。
車体は新設計で、コンビネーションKと呼ばれるセラミックと鋼板の複合装甲を採用し、徹甲弾に対し410mm、成形炸薬弾に対し450mmの防御力を持っています。
爆発反応装甲(ERA)も開発されましたが、実験中に爆発事故を起こして装備されなかったとあります。
エンジンを水平対向12気筒ディーゼルエンジン4TPD(580馬力)とし、変速機構の上に載せてスペースを確保、搭載砲弾を55発としました。
転輪は小型の緩衝ゴム内蔵鋼鉄リム式ダブルタイプ片側6組で、起動輪は後方、誘導輪は前方にあり、上部転輪3つを持ち、トーションバー式サスペンションを搭載し、第1・2・6転輪には油圧式ショックアブソーバーが付けられています。
履帯はドライ・シングルピン・シングルブロック式でしたが、走行時の抵抗を減らすためにウェット・ダブルピン組み立て式に換えられました。車体長6.048m、全幅3.12m、全高2.16m、重量35.48t、最大装甲厚は車体で120mm、砲塔で240mm。結果的にエンジンは5TD水平対向12気筒ディーゼルエンジン(580~600馬力)とされ、最大速度55km/h、航続距離450~600km。
ルナ赤外線照射灯、TPN-1照準器、操縦手用TVN-1暗視装置を装備していました。
コメント
- 430のオリジナルナーフに加えT-54バフ。一気にT-54ルートに人が流れてからの416ルートにティア10が3両になるアプデ。こりゃ狙ってますわ。E75ルートも警戒が必要か? -- 2018-10-20 (土) 23:06:20
- E75ルート改変なんてあったっけ -- 2018-10-20 (土) 23:45:21
- 最終砲導入するまでは産廃。8万もフリーが必要なのが辛い -- 2018-12-27 (木) 01:50:32
- ?パッケージ構成見てる?最終砲も何も購入した時点で最終パッケージなんだけど? -- 2018-12-31 (月) 01:37:28
- 26万貯めるのはきついよな -- 2018-12-31 (月) 15:23:34
- 結構見つからないな視界とれる味方が糞だと意味ねーが -- 2021-06-30 (水) 15:19:58
- バッチャを代替として勧める人もいるが、あちらはあちらで総弾数が少ない弾持ちの悪さと、430に輪をかけてガバいと言う癖がある。機動力の割に砲塔旋回も遅いし。本車はバッチャが3発目を撃つ頃には2発目を撃てるからして、弾持ちのよいバッチャとしてこちらを作るのも有り。しかし62Aの装填バフが来た昨今、3兄弟の中でイマイチ感が強まったのは事実。62Aと同等の火力で足が早いと考えれば聞こえはよいが、62Aはスタビ無しでもガバくないので最高速度上がるパーツの搭載余地すらある事から、やはり本車は62Aの後塵を拝している現状だ。 -- 2021-11-03 (水) 11:38:58