消耗品

概要

戦闘中に使用することができるアイテム。艦船別に搭載できるものが決まっている。
使用すると有利な効果が得られるが、一度使うと再使用にはクールタイムが必要であり、一部を除いて試合中に使える回数の制限がある。
また、PC版と異なり、使用回数や準備時間が上位性能の第2消耗品（有料消耗品）がない、等の違いがある。

艦によっては艦体（船体）を更新すると使える消耗品スロットが増える。

「消耗品の動作時間」とは、その消耗品を使用開始すると使用し続ける時間（効果が持続する時間）。
「準備時間」とは、その消耗品が再使用可能になるまでのクールタイムのこと。「動作時間」が終わってから（効果が終了してから）、準備時間が始まるので注意。

消耗品一覧

応急工作班（Damage Control Party）

		応急工作班I
効果説明文
主な搭載艦		全艦
価格		無料
準備時間[秒]		艦種・国籍などによって変わる 以下の表を参照
消耗品の動作時間[秒]		艦種・国籍などによって変わる 以下の表を参照
使用回数		無制限（ソ連戦艦は除く）

再使用にかかる時間や消耗品の動作時間は艦種や国籍によって異なり、以下の値になる。
基本的には、準備時間は戦艦>巡洋艦>駆逐艦の順に長く、消耗品の動作時間は戦艦>駆逐艦&巡洋艦の順に長い。

ソ連戦艦は例外で、次の通り

使用すると、火災、浸水、モジュールの損傷を即座に修理・復旧できる。
使用した時点で直り、消耗品の動作時間中は上記の被害を受けても即座に直るため、実質、消耗品の動作時間は「火災、浸水、モジュールの損傷を受け付けない時間」であるともいえる。
また、モジュールが損傷ではなく大破してしまうと応急工作班でも直せないので注意。
スキルなどによって、準備時間を短くすることができる。

消耗品の動作時間終了後は準備時間が過ぎるまで再使用できないので、どの艦種でもよく考えて使おう。
戦艦の場合は、準備時間が最も長い一方、火災・浸水ダメージは修理班で100%回復可能なので、火災1か所程度で使うべきではない。使うタイミングは火災2か所以上発生か、浸水発生時。特に浸水ダメージは放置してると単純に痛すぎるため、使用可能なら優先的に使おう。
巡洋艦の場合は、戦艦と異なり修理班を持っていないことが多いが、その分火災ダメージは戦艦より少なくなるようになっている（火災2か所分で戦艦の火災1箇所分相当）。しかし浸水ダメージは戦艦と同じ割合食らうので、火災2か所以上発生か、浸水発生時に使うようにしよう。特に消耗品の動作時間がたったの5秒しかないため、敵駆逐が雷撃をしてきそうな状況の時は、火災が2か所以上起きててもあえて使わずに敵雷撃を回避してから使うという判断も重要。
駆逐艦の場合は、準備時間が40秒と短く、駆逐艦に搭載させることが多いレジェンダリー艦長スキル「阻止できない」の効果でさらに半減するため、ガンガン使って良い。ただし、いくら準備時間が少ないと言ってもその間にまたモジュール損傷が起こることもよくあり、体力が少ない駆逐艦にとってはその数秒間が致命傷になりうる。今使用するべきか、敵の射線を切ったり非発見状態に戻ってから使用するかをよく考えて臨機応変に使おう。

水中聴音（Hydroacoustic Search）*1

		水中聴音I （ソナーI）
効果説明文
主な搭載艦		巡洋艦、一部の戦艦・駆逐艦
価格		無料
準備時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
消耗品の動作時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
使用回数		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照

巡洋艦の基本表

巡洋艦で例外の艦は次の通り

巡洋艦以外で水中聴音を搭載している艦は次の通り

CS版ではソナーという名称になっている。

主に巡洋艦が搭載している。
使用すると消耗品の動作時間中、魚雷発見距離内の魚雷を発見し、敵艦発見距離内にいる敵艦を強制的に発見できる。
Tierが上昇すると効果範囲や時間が強化される。

警戒レーダーと似ているが、こちらは敵魚雷を発見でき、多数の艦が搭載でき、消耗品の動作時間が長い代わりに、敵艦発見距離が短いのが特徴。

主に、敵が雷撃してきそうなタイミングで使って敵魚雷を早めに発見して余裕をもって回避したり、序盤の敵駆逐が非発見状態を保ちながらある程度突っ込んで偵察してくる状況や煙幕の内側に敵駆逐が籠ってる状況で使って炙り出したり、逆に自分が煙幕内にいる時に使って煙幕に近づいてくる敵艦を早めに発見したり、といった使い方をする。

対空防御放火　（Defensive AA fire）

		対空防御放火
効果説明文
効果		平均対空ダメージ：+200%
主な搭載艦		TierV からLegendary-Tierの巡洋艦に搭載
価格		無料
準備時間[秒]		150
消耗品の動作時間[秒]		40
使用回数		2

発煙装置（Smoke Generator）

		発煙装置I
効果説明文
主な搭載艦		駆逐艦、一部の巡洋艦
価格		無料
準備時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
消耗品の動作時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
使用回数		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照

例外

使用してから2秒後に煙幕展開を開始する。煙幕は視界を遮る。煙幕と発見・被発見などに関する詳しい仕様は視認・隠蔽関連システムを参照。
消耗品の動作時間は「煙幕を発生させ続ける時間」、持続時間は「設置した煙幕が残り続ける時間」。
消耗品の動作時間の間、使用した艦を中心に定期的に半径450m（一部の艦は大きさが異なる）の煙幕を発生させる。
煙幕の持続時間はTierが高くなるほど長くなり、持続時間が過ぎると煙幕は自然消滅する。

主に、突っ込み過ぎたり発砲によって発見されてからなるべく早く非発見状態に戻りたい時や、砲撃し続けたい時、敵艦と進軍・撤退する味方艦の間に貼って味方艦への攻撃を減らしたい時などに使う。
煙幕内でも強制発見距離、水中聴音、警戒レーダーによる強制発見をされるので、発見されたらすぐ撤退できるようにしておこう。
煙幕を張ってても、上手い敵プレイヤーは煙幕に向けて魚雷を撃ったり、煙幕内からの砲弾の弾道を見てキメ撃ちを当ててきたりするので注意。キメ撃ちを防ぐために煙幕内でも微速で前後運動したり、魚雷が来てもかわせるように、あらかじめ魚雷が来そうな方角と回避する方角の見当をつけておこう。
ちなみに、消耗品の動作時間中は12.5kt以下の速度なら煙幕から自艦がはみ出る前に次の煙幕判定が出るので、発見されずに煙幕の範囲を広げることができる。ただし、消耗品の動作時間終了時に煙幕判定が出ない場合もあり、その場合は終了時に煙幕から自艦がはみ出てしまうので注意。

排気発煙装置（Exhaust Smoke Generator）

	排気発煙装置
効果	艦艇前方から視界を遮る煙幕を展開する
動作半径	0.51km
使用回数	2

　
通常の発煙装置と違って、動作時間と持続時間が逆転している特殊な発煙装置。
煙は15秒で消えてしまうが、動作時間中は次々と煙が出続ける。
他の物と違って前方から煙幕が発生する。そのため全速力で移動していても煙幕から出る事は無い。
ただしイタリアの煙幕発砲ペナルティエリアは広いので、発砲する場合は彼我の距離を取る必要がある。

エンジンブースト（Engine Boost）

		エンジンブーストI
効果説明文
主な搭載艦		駆逐艦(一部除く)、一部の巡洋艦・戦艦
価格		無料
準備時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
消耗品の動作時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
使用回数		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照

消耗品の動作時間中、最大速度を向上させる。

目的地への迅速な移動や速度の回復、回避運動時の速度調整の幅を大きくしたり、あるいは単純に逃走するときに使う。
準備時間がかなり長いため、基本的には温存してここぞという状況で使うようにしよう。

水上戦闘機（Catapult Fighter）

		水上戦闘機I
効果説明文
主な搭載艦		巡洋艦・戦艦
価格		無料
準備時間[秒]		180
消耗品の動作時間[秒]		巡洋艦:360、戦艦:90
使用回数		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照

自艦の周囲を旋回し、近付いてきた敵機を自動で攻撃してくれる。
手動で操作ができない。
PC版情報だが旋回半径はおおよそ3.2km。
視界を持ち、滞空時間が長く旋回半径が小さいので魚雷を発見しやすい。また、戦艦は航空機からの被発見距離も長いため、水上戦闘機を飛ばすことによって敵戦艦を一足早く発見することも可能。また、島むこうの中遠距離の偵察用途と、魚雷警戒用途にも有効。

なお、撃墜された場合はその瞬間に動作時間が終了（効果が終了）して、準備時間が始まる。

着弾観測機（ballistic missile）

		着弾観測機I
効果説明文		動作中の自艦の砲安定性:+10%
主な搭載艦		戦艦
価格		無料
準備時間[秒]		200
消耗品の動作時間[秒]		戦艦:30
使用回数		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照

修理班（Repair Party）

		修理班I
効果説明文
効果		自艦の最大HPの0.5%/秒回復する
主な搭載艦		戦艦、一部巡洋艦と駆逐艦
価格		無料
消耗品の動作時間[秒]		28
準備時間[秒]		80
使用回数		戦艦:3、巡洋艦・駆逐艦:2

例外表

使用すると、消耗品の動作時間中、回復プールにある潜在HPを使って艦のHPを徐々に回復する。回復プールなど修理班に関するゲームの仕様はHP・ダメージ・貫通・精度関連システムを参照。
艦によって効果が異なるが、一般的な修理班の効果なら、艦の最大HPの0.5%(小数点以下切り捨て)を毎秒回復でき、28秒間*2で最大HPの14%まで回復可能。
あまり最大効果にこだわると、使い切れずに試合終了・撃沈されたり、使用する前にHPが尽きて撃沈されたりするので注意。もちろん、あまり効果を見込めないのに使うのもあれだが...。

基本的には、1回1回がある程度効果を発揮できて、試合終了までに全部使い切れてなおかつ生き残ってるのがベスト。
特に戦艦は敵の攻撃を引き付けるタンクとしての役割もあるので、使い切れるような戦い方を心がけよう。

ちなみに、火災ダメージは一ヵ所につき通常0.3%/秒ペースのため、火災一ヵ所に対して修理班を使うと回復量が上回る。火災二カ所でやや回復が下回るか同程度。浸水ダメージは0.667%/秒ペースなため、通常の修理班1回分では微妙に回復量が下回る。

強化型副砲照準器（Enhanced Secondary Targeting）

		強化型副砲照準器
効果説明文		副砲の連射速度及び安定性を強化
効果
主な搭載艦		戦艦
価格		無料
準備時間[秒]		180
消耗品の動作時間[秒]		30 （艦長スキルによって動作時間が変化する。）
使用回数		2

警戒レーダー（Surveillance Radar）

		警戒レーダーI
効果説明文
効果		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
主な搭載艦		一部巡洋艦・一部駆逐艦
価格		無料
準備時間[秒]		180
消耗品の動作時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
使用回数		2

使用すると、消耗品の動作時間中、敵艦発見距離内の敵艦を強制的に発見できる。

水中聴音と似ているが、こちらは敵艦発見距離が長い代わりに、敵魚雷を発見できず、搭載艦がかなり限られ、消耗品の動作時間が短いのが特徴。

主に、離脱する駆逐艦への追撃のほか、煙幕に逃げ込んだ敵艦を炙り出したり、自艦が発砲していないのに被発見状態になったら即使うことで自艦を発見した敵駆逐艦を炙り出したりと使い方をする。
消耗品の動作時間が短い分、使用するタイミングには注意。

アップデート5.4からレーダーの仕様が一部変更された。

レーダーによって発見した敵艦は使用者以外の味方の画面に映るまで、同じレーダーを5秒間照射・補足し続ける必要がある。
レーダーを使用した艦は隠れた敵艦をすぐに発見できるが、他の味方艦がレーダー補足した敵艦の姿を捉えられる様になるまで5秒の遅れがある(ただしミニマップには即時表示される)。
レーダー使用時は画面左のキルログ欄へ自動で通知を行う他、「味方のレーダー使用艦には見えていて自分からは見えない艦」はミニマップに表示されている。
他の味方艦がレーダーを使用した時はミニマップで敵艦の有無、位置を確認して支援砲撃の準備をしておこう。
攻撃的な消耗品であるが効果時間は短く、艦によっては2斉射分しか時間が持たないので使用タイミングが重要である。

魚雷装填ブースター

		魚雷装填ブースターI
効果説明文		魚雷発射管の装填時間を短縮する
効果		魚雷発射管の装填時間を8秒に短縮する。
主な搭載艦		一部駆逐艦
価格		無料
準備時間[秒]		360
消耗品の動作時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
使用回数		1

これを使用することにより、魚雷の再装填に必要な時間を短縮できる。日駆搭載艦では次弾発射までの時間を大幅に短縮できるが、あくまで消耗品であるという点を忘れないでおこう。

現在、陽炎は煙幕と魚雷装填ブースターを同時に搭載できない。すなわちこれを搭載すると、発煙装置が搭載できなくなってしまう。煙幕は様々な局面で役に立つため、場合によってはこれを搭載したが故に煙幕が使用できず戦況を不利にしてしまうことがある。どちらを搭載するかは自身のプレイスタイルと相談しよう。
現時点では発煙装置の方が需要が高いと思われる。

・余談
当消耗品を使用した直後に魚雷発射管が被弾による機能停止した場合は停止から復旧後、通常の再装填時間になってしまうため使用する際は攻撃を受けていない非発見状態で使用するのが望ましい。

主砲装填ブースター

		主砲装填ブースターI
効果説明文		主砲の装填時間を短縮する
効果		主砲の装填時間を8秒に短縮する。
主な搭載艦		主にフランスの艦艇
価格		無料
準備時間[秒]		360
消耗品の動作時間[秒]		艦種・国籍・Tierなどによって変わる 以下の表を参照
使用回数		2

現在、中Tier以降のフランス艦艇が使用出来る(一部の艦は搭載してない場合も有り)。
　
装填時間が-50%短縮されるのは表記通りだが、主砲が再装填中の場合に使用すると装填時間が即座に-50%短縮される仕組みになっている。
装填時間中に効果が切れた場合短縮効果は無くなり時間が倍に戻る。
　
巡洋艦の場合、発動すると艦長スキルで強化していない状態で主砲を2回射撃する時間内に3回射撃できる機会が一度発生する。
Le Terribleの場合は艦長スキルなどで強化していない状態で4回射撃する時間内に7回射撃できる機会が一度発生する。
効果は発動した瞬間から開始されるので、装填済みの状態で発動すると少しだけ無駄が出る。

コメント