ソ連

Last-modified: 2024-04-07 (日) 03:45:17

概要

Урааааааа!!*1
 ソビエト連邦(現ロシア連邦)海軍である。 ソ連海軍。
 2015/10/19のアップデートで駆逐艦ツリーが追加された。ゲーム内では三番目に追加された国となる。
 基本的にソ連で建造された船が多いが、一部にはロシア帝国時代のものも含まれている。
 本ゲームを開発しているWargaming.net社はベラルーシ共和国*2が創業の地であることや、同社の別ゲームの傾向からも多種多様な艦が登場する事だろう。*3
 史実では大規模な海戦よりも護衛や対地支援等の裏方仕事が大半であった事から、ソ連海軍の影は薄い。また、鉄のカーテンによる情報遮断や冷戦中の反ソプロパガンダの影響により、未だに情報が無かったり不正確な情報が溢れる界隈でもある。これを機会に知ってみては如何だろうか。
 
 “Всем удачи”

史実関係

 
 大陸国であるソ連は、地理的条件から必然的に陸軍戦力に重点を置いたため、海軍は自国領土近海の防衛に徹した沿岸海軍として整備される事となった。そのため、ソ連は沿岸警備用として有効な潜水艦の建造に力を入れ、第二次世界大戦時には世界最大の潜水艦隊を保有するに至った。しかし、外洋作戦能力には欠けていた。主要交戦国であったドイツも海軍力に乏しい陸軍国であったため、大戦中にソ連海軍が大規模な海戦を経験することはなかった。赤色海軍はあくまで赤軍の一部門に過ぎなかったが、1946年に赤軍がソビエト連邦軍に改称したのに伴い、ソ連海軍としてようやく独立を果たした。
 
 ロシアなので海には長距離に渡って面しているが、緯度が高く北極海が中心なので、ほとんどの港は冬の間は凍り付いてしまう(ムルマンスクなど不凍港は存在する)。そのため、艦船は砕氷船のように分厚い氷を破壊しながら航行できる船が多い。
 
 ちなみに、第二次大戦後も潜水艦隊の増強は重視され、特に弾道ミサイル搭載潜水艦ゴルフ級やホテル級などの建造は西側陣営よりも先行したものだった。
 

通常艦ツリー基本表

 

特殊艦

  • 課金艦 ※ショップやツリーで購入できる艦艇は時期により随時変更される。
    ※備考に書いてある購入方法でしか入手できない艦が、ゲーム内ショップでも買えるようになったら、備考に書いてある入手方法は削除すること
    Tier艦種名称価格
    (ダブロン)
    備考
    4駆逐艦Okhotnik6,2502020/2/24からゲーム内ストアで販売
    巡洋艦Krasny Krym187,500グローバルEXP
    巡洋艦Murmansk6,250鋼鉄バッジ
    戦艦Imperator Nikolai I2020/3/23からプラットフォームストアで販売
    Oktyabrskaya Revolutsiya7,500
    5巡洋艦Molotov10,0002020/4/6からゲーム内ストアで販売
    Admiral Makarov10,0002021/5/24からゲーム内ストアで販売
    6駆逐艦Leningrad12,5002020/5/4からゲーム内ストアで販売
    戦艦Poltava12,5002020/5/18からゲーム内ストアで販売
    7巡洋艦Mikhail Kutuzov750,000グローバルEXPキャンペーン「戦争と平和」報酬(2020/3/9~2020/4/13) 2022/8/29からゲーム内ストアで販売
    AL Chapayev17,5002023年1月30日販売開始予定
    8戦艦AL Sov. Rossiya25,0002024年1月15日から2024年2月19日まで限定販売
  • 特典艦 ※アルファテスター限定艦など。不特定多数に販売されたら、備考に書いてあることはそのままで「課金艦」に移すこと
    Tier艦種名称価格
    (ダブロン)
    備考
    2駆逐艦Storozhevoi2020年9月23日からPSストアにてPS Plus加入者特典「ストロジェヴォイ プレミアムパック」で配信
    巡洋艦Aurora・2020年3月31日から2020年6月10日までPSストアにてPS Plus加入者特典「アヴローラパック」で配信
    Olegキャンペーン「英雄オレーク」報酬(2020/5/4~2020/5/18)
    Aurora B・2021年11月17日からPSストアにてPS Plus加入者特典「漆黒の極光」バンドルで配信
    AL Avrora2022年2月7日から開催予定のアズールレーンコラボ第三弾にて期間限定販売
    3戦艦Knyaz Suvorov2023年7月17日からPSストアにてPS Plus加入者特典「海の王子」で配信
    4駆逐艦Gremyashchyファウンダーパック限定
    (アルティメットエディション)
    連続ミッション「北の海の番人」報酬(2019/12/10開始)
    巡洋艦Mikoyanイベント 惑星戦争:宇宙の危機LV5報酬(2024/3/25~2024/4/16)
    5戦艦Rasputin11,000コイン2023年ハロウィンイベントでイベントコインで入手
    6駆逐艦Ognevoi・2020年10月19日から開催のハロウィーンイベント「サビと轟音」イベント通貨で入手
    ・2021年8月2日から8月9日まで期間限定販売
    7巡洋艦Ochakov~27,250 (すべてスキップした場合)キャンペーン「嵐と共に」報酬(2021/3/9~2021/4/12)
    Pyotr Bagration~27,250 (すべてスキップした場合)キャンペーン「命令と規律」報酬(2021/8/30~2021/?/?)
    戦艦Lenin特定のコンテナでのみ低確率で入手
    Borodino1,0002023年12月27日から購入時から1週間限定でのテスト艦艇
    8巡洋艦Kronshtadt2022年10月3日から2022年11月7日までの【要塞】キャンペーン褒賞
  • その他
  • 特殊艦※イベント等に登場した非プレイアブルなユニット・AI艦

レジェンダリー艦

Tier艦種名称備考
レジェンダリー駆逐艦Khabarovsk開発局プロジェクト「Khabarovsk」褒賞
巡洋艦Stalingrad2021年8月30日アップデート以降2,000,000グローバルEXPで販売開始予定
 

特徴

戦艦を除き、高い発火率と長い射程を持ち、低弾道で弾速が速い主砲を持つ。
魚雷は発射管数には優れるが射程が短く威力も高く無い。
隠蔽性が悪い。
戦艦、空母以外は速力は高いが機動性が低い。
バイタルパートが巨大な船が多く油断すると致命打をもらいやすいがTが上がるごとに船体が巨大化し強力な装甲で補われ、艦首からの被弾には強くなる。

駆逐艦ツリー

第一駆逐艦ツリー(デルニーツリー)

速力に優れる傾向があるが、やや舵が重い。
加減速は素直であり、遠距離からの砲撃回避等に役立つだろう。

砲撃性能は初期から高め。高初速低弾道で偏差撃ちでも命中させ易い。またAP弾の貫通力が高く、状況と相手の艦船によっては同格どころか格上の巡洋艦でもバイタルパートを抜くことさえ出来る。チャンスがあれば積極的に狙って行こう。

魚雷は低Tierから射線数が多めであり、一発の威力こそ強力ではないものの瞬間火力は高い。ツリー前半の一部艦船の魚雷の再装填時間は極端に短く、艦長スキルによっては至近距離で乱射することも。しかしツリー全体として魚雷の射程は短めであり、遠距離からの牽制には向いていない。雷速は高めなので島陰を使った待ち伏せ、速力を生かした先回りの際に脅威となる。

披発見距離が優秀とはいえないため他国駆逐艦を相手にした場合不利となる。耐久性は駆逐艦そのものであることから獲物として狙われ易く、砲撃火力の高さもあってヘイトも高め。無理な突出は避け味方に他国の駆逐艦がいる場合先に行ってもらおう(もちろん状況によるが)。

ツリー中盤から船体も大型化し、披発見距離もそれに従い増加、魚雷射程はしばらく据え置きとなり、安定した砲火力を持つなど、速力の高い小型巡洋艦のような運用になる。その為これから始めるという人は艦長スキルで少し頭を悩ませる、かも知れない。
グネヴヌイまでは少し大きめ程度の駆逐艦のだが、ミンスクからは艦種が変わって嚮導駆逐艦へと変貌し、やや特殊な駆逐艦になる、
嚮導駆逐艦は船体が大型化し隠蔽性に劣るが砲火力が高め、といった具合になっている。(極端な言い方をすれば駆逐艦と軽巡洋艦の間ぐらいといったところ。)

第二駆逐艦ツリー(ネウストラシムイツリー)

ティア4のソオブラジーテリヌイからこのツリーとなる。
第一駆逐艦ツリーと比べると砲の射程と装填時間が悪化、代わりに魚雷や隠蔽の性能が強化される。雷駆寄りの駆逐艦といった性質になる。極端な性能差はあまりない。

詳しい解説

  • HP
    ウダロイネウストラシムイを除いたほとんどの船が12,000~13,000台と雷駆相応に少ない。あまり無理無茶はできないので気を付ける必要がある。
  • 主砲
    砲の性能に関しては第1ツリーより射程が9~10km、装填時間が7~8秒台まで悪化するがそれ以外の高弾速低弾道、砲の威力と貫通力は同じ。
    雷駆寄りにしているため当然砲駆には撃ち負けるため撃ち合いはHP差がない限りは控えた方がいいだろう。DPMは下位グループと悪いがDPSは上位グループに入るため瀕死の止めには使える。一応日駆と150mm砲を装備したドイツ駆逐艦*4には状況にもよるだろうが撃ち合いではギリギリ勝てるので相手によって撃ち合いするかを見極める必要がある。
  • 機動力
    速度は37~38ktと第1ツリーより4~5kt低下した以外の性能は同じ、駆逐艦全体で見れは優秀だが上には上がいるので油断は禁物。
  • 魚雷
    ツリー全体の共通として魚雷の射程が7~8km台で威力は最大15,100で固定、魚雷の被発見距離が1.3~1.4km、雷速は65kt前後、装填時間が80秒と独逸駆逐艦とほぼ同じで当てやすい部類にはなる。日駆のような一撃必殺というのは難しいが、ティア6のキエフからは2基×5門の10本と本数は多いので数をばら撒き制圧するスタイルになる。
  • 隠蔽
    隠蔽平均が5.5前後と雷駆寄りとしては悪い部類に入るので先手は確実に取られると思っていいだろう。
    別の問題点がありそれはソ連艦長に雷駆専門の艦長が存在していない事である。駆逐艦専門の艦長たちが全員砲駆寄りのため、他国の雷駆寄り艦長のようにスキルで魚雷射程を伸ばすことはできない。そのため現状では艦長スキル&インスピレーションともに隠蔽を強化&特化して隠蔽雷撃できる可能距離を伸ばすしか手段がない。フルカスタムしても隠蔽雷撃距離が1.5~2.5kmとなとんか隠蔽雷撃できる程度にはある。そのため雷駆専門の艦長が登場するまでは所持している艦長でやり繰りする必要がある。*5

巡洋艦ツリー

船体が巨大で他国よりも一回り大きく、最大速力こそ優秀だが、隠蔽性も旋回性も悪く、
装甲は平均的なれどバイタルパートは艦の大きさに比例して巨大である。
船体が微妙な代わりに、主砲は強力。口径こそ小さく一発は弱いが、弾速、発射レート、砲塔旋回、射程、いずれも高性能。
高い発火率のHE弾と高速低弾道による命中率によって相手を火達磨にすることは大得意である。
ただし発砲時の被発見距離=射程のため、見つかり易い点には注意。
撃っている間は強い、撃たれると弱い、の典型なので、遠距離砲戦に徹する、という運用になり易い。
また、敵からのヘイト管理が非常に重要なため、艦長スキルの「巧妙」があると生存率が高まるかも知れない。
巡洋艦でありながら水上戦闘機は使えないので島影等に対する偵察はできないという点に注意。
Tier5のBudyonnyから警戒レーダーを搭載可能。ソ連の警戒レーダーは捕捉範囲が広い反面、有効時間が短い。
余談ではあるが、測距儀がデカい。

軽巡洋艦ツリー(ドンスコイツリー)

実質的にソ連巡洋艦の基本となるツリーで、本項ではTier8のドミートリィ・ドンスコイまでのツリーを念頭に解説する。
 
これらの艦の強みは投射量、弾道、射程がバランスよく高水準な主砲を持つ、という点。戦艦相手ではHE弾の貫通ダメージを出しにくくなってしまうのがネックであり、火災発生率に頼って火付け役に徹するか、火災発生率を犠牲にして「榴弾用慣性信管」を取得するかといった対策法が選択肢になる。相手が巡洋艦、駆逐艦ならば遺憾なく高火力を発揮できるだろう。AP弾も貫通力は十分強力であるが、後述の重巡ツリーほどではない。また速力も全体的に日巡並みと速く、軒並み35ノット程度発揮できる。
しかし長大な船体からくる劣悪な旋回性能と、ペラペラなバイタルパートといった弱点も目立つ。横から戦艦のAPが飛んでくれば一撃で吹き飛ぶこともよくあり、特にTier7までは巡洋艦のAPであろうと致命傷に繋がるため注意が必要。艦首喫水線付近の装甲帯も一部の船しか持っていないので、それ以外の艦は戦艦APによる正面からのバイタル貫通も覚悟しなければならない。できれば狙われない位置取りを意識し、前線に突出せず、ヘイトが集まってきたら隠蔽に入るといった心掛けが大事になってくる。高弾速、長射程な主砲のおかげで長距離でも命中が見込めるので無理に距離を詰める必要がないのは幸いなところ。
他に魚雷も持っているがTier7までは驚異の射程4kmであり、すれ違いざまの雷撃くらいしか出番がやってこない。
対空は並みの巡洋艦よりも高く、Tier7以上になれば「対空防御砲火」と合わせて空母艦載機の2ウェーブ以上の攻撃を防げることも多い。
 
これらをまとめると、主な役目は中距離からの火力投射といった感じになる。多少離れていても命中が見込めるので、敵駆逐艦が見えたら積極的に処理しよう(Tier7以上では効果範囲11.7kmの「警戒レーダー」も持てるので自分で見ることも可能)。高火力、低耐久という特性上ヘイトは高いので、少しでも立ち回りが甘いと大ダメージをもらってしまうという点は常に頭に入れておこう。

重巡洋艦ツリー(ペトロツリー)

(タリンの分類に困るものの)ソ連重巡洋艦ツリーと言えるサブツリーは2021年10月のイベントアーリーアクセスとして一部先行解禁、11月にて正式実装され、Tier4コトフスキーから分岐してゴーリキータリンリガ、そしてペトロパブロフスクと続く。
 
こちらの強みはなんといっても超強力なAP弾。タリンの180mm砲の時点で既に同格巡洋艦トップクラスのAP貫通力を誇り、リガに至っては中Tierの戦艦に比肩する貫通力を誇る。さらに(多少判定が厳しいが)スターリングラードのように跳弾角度と信管作動時間への優遇があり、多少相手の姿勢が傾いていても有効弾を出しやすい上に過貫通の可能性が減っている。これらの特徴から、敵の巡洋艦が自分に全門斉射できる程度の姿勢であればバイタル貫通をを複数狙えるため、軽巡ツリーと違ってこちらはAP主体での運用が向いている。また隠蔽性は前述の軽巡洋艦ツリーよりもほんのり良いという具合で、スキルやUGで補強すれば12kmを下回るため隠蔽レーダーが可能。これを考慮してか照射時間は15秒と非常に短い。
ただしタリンでは「吾妻散布界」よりも劣化した悪目の散布界、それ以降でも「吾妻散布界」を採用していて並みの巡洋艦より少し悪い程度の精度に抑えられており、HE弾も口径の割に湿気っているのか発火率は高くない。たとえ相手が戦艦であろうと燃やすよりもスキを見てAPを刺した方がダメージが出るはずなので、留意しておこう。
機動性は軽巡ツリーより劣る(特に最高速力)ものの、耐久性はリガ以降が強力で、それらは喫水線付近の艦首装甲帯と船体部の厚めの装甲によってHE耐性がそこそこあり、真正面を敵に向ければ戦艦APの強制貫通→バイタルといったことも起きない(もちろん真横からは普通に入るが)。
対空火力は軽巡ツリー同様に強力で、こちらも対空防御砲火と組み合わせれば着実に敵機を叩き落とせる。しかし魚雷はタリンまでで、その射程も4kmであるため頼ることはできない。
 
以上を踏まえると、良好な隠蔽を駆使して敵の側面を取れるような位置取りをし、基本的にAPを装填して敵巡洋艦のバイタルを狙い撃ちしていくのが主な立ち回りと思われる。レーダー時間の都合上自分で駆逐艦処理を完結させることはできないので、味方とうまく連携したい。

戦艦ツリー

2020年4月14日から開始される「弩級戦艦を制御せよ」キャンペーンと同時に実装。約一か月後に通常ツリーとして開放されるまでは課金(所謂課金ガチャ、なお船がダブった場合はダブロンとして入手。)でしか入手できない。。
Tier4Gangutを除いた全ての艦が未就役艦ないし計画艦であるが、意外と(?)WGオリジナルの架空艦は存在しない。
他国ツリー戦艦と比べると随分変わった味付けをされていると言えよう。

下にたたまれている内容を要約すると
 
「高いAP貫通と火力、10キロ以下で良好な散布」
「高いHE耐性とAP耐性(ただしAPに関しては防御姿勢時に限る。舷側への戦艦APは高確率でバイタル行き)」
「CTこそ短いが回数制限付きの応急工作班、他国より1回少ない修理班」
「並み以上の機動性と隠蔽」
 
といった特性から持久戦には向かず、近距離短期決戦に滅法強いと言える。遠距離で撃ち合うことが少なく短時間で決着がつきやすいランク戦、クラン戦なんかには持って来いである。

詳しい解説
  • 主砲
    それぞれ同格ツリー戦艦の中でも大口径な砲を搭載し、tier4からKongo同様の14インチ砲、tier6から16インチ砲を装備する。また10キロ以下では散布界が他国戦艦比でも良好なものになり、高初速による高い貫通力も相まって近距離戦闘のポテンシャルはピカイチ。tier6のSinopからは3連装主砲前2基後ろ1基になる。
    ただし射程が短い、遠距離の散布界が劣悪、装填時間が平均的な戦艦より遅い33秒である、といった欠点も持ち合わせている。前者2つは近距離戦闘に持ち込むことで、後者は艦長スキルやUGで補うといいだろう。あと低tierの2隻以外の射角は良好である。
  • 耐久性
    まずは装甲。tier7まではドイツ戦艦と同じように艦首から艦尾まで分厚い装甲が施された全体防御であり、それ以降もドイツほどではないにしろ装甲帯が艦首方向に引き伸ばされている。また船体の装甲も同格比で分厚くなっており、HE耐性はドイツ戦艦並み、AP弾に対しては「防御姿勢を取っていれば」強い。
    というのも全体的にバイタルパートが喫水線より大きく上に出ており、中tierまでの戦艦のこの区画を守る垂直装甲は分厚いとは言い難い。tierが上がるにつれ分厚く、傾斜もつくものの依然として大きく露出しているために敵戦艦に舷側を見せてしまうと大ダメージを受ける危険性は非常に高い(Izmailなんかは下手をすると一撃で轟沈する)。前述の艦首装甲は信頼に値するので敵戦艦には常に防御姿勢を取ることをお勧めする。反転は敵の狙いや発砲タイミングを見て行おう。
    また消耗品が特別仕様であり、「応急工作班」の使用回数が通常3回、有料+管理スキルで5回と制限がある代わりにクールタイムが有料版で40秒と他国戦艦比で半分となっている。また「修理班」は回復量や動作、準備時間こそ他国と同じだが使用回数が1回分少ない。両方の特性を考慮すると短時間の火災耐性は高いものの長時間にわたって榴弾の集中砲火を受けてしまうとあっさり沈んでしまうということになる。一度の火災や浸水で消耗品を使わず、回復で補ったり、最悪無視しながら使用タイミングを見極められるのがベストだろう。
  • その他機動性、隠蔽性、対空火力
    tier4以降は軒並み26ノット以上の最高速力を発揮可能で、戦場の移動や突撃、撤退に乗り遅れることはほぼほぼ無い。転舵時間も戦艦にしては良い方なので、防御姿勢への移行に苦労することはないだろう。しかし旋回半径がtier4の時点で800メートル、Kremlin?に至っては1キロ超えと劣悪なので、魚雷や島の多い海域での航行は慎重に。
    隠蔽に関しては戦艦としては良好、だいたいアメリカ戦艦と同じくらいである。
    船体はでかいので魚雷を投下されると直撃は避けられない。

空母ツリー

 2022年3月7日のアップデートでの空母ツリー実装が予告された。アーリーアクセスではなくアップデート後にすぐに開発が可能。
実はというとPC版本家でもソ連空母の正式実装が2021年11月11日(アーリーアクセスは9月)とつい最近のことであり、World of Warships: Legendsとの間隔が4か月前という短いスパンで実装&移植されており非常に珍しい。
特徴としては日本空母加賀に似ており1飛行隊しか運用できない代わりに4~6機で出撃、そのまま機数の多さで一斉攻撃するというのが特徴。
ただし一斉攻撃できる代償として航空機のHPがかなり低く、全ティア通しても1500~2000台と低く低対空艦艇ならまだしも、高対空艦艇が相手だといとも簡単に1~3機ほど落とされてしまうので狙う相手を見極める必要がある。旋回性能は優秀で小回りしやすい。飛行速度は平均より少し良い程度。
航空魚雷は射程こそ長いものの、信管作動距離が非常に長いのでかなり手前に放たないと不発に終わることもあるので注意しよう。
ティア5空母からにはなるがHE爆弾を用いた反跳爆撃*6になり反跳回数が多いほど攻撃範囲が長いので魚雷に近い運用が可能。そのため他国空母のように近づいて爆撃する必要がなく適切に距離を保って運用すれば損耗を抑えつつ高いサイクルで攻撃が可能になるので効率よくダメージを稼げる。

その他

  • 英語圏では略称表記であるVMFと呼ばれることがある
 

コメント

  • ペトロとかただ全周砲塔になったリガになりそうだな。そして話題すら出ないネウストラシムイ… -- 2023-05-14 (日) 23:15:09
  • pc版やったことないんで分からんがペトロとか言う大巡のスペック微妙じゃね?これは弱体化されたって事でいいの? -- 2023-05-15 (月) 20:18:43
    • まさかのBUFFALOより2000減ってるHP。明らかに減っている貫通力。早発信管か?って感じで対巡洋艦に過貫通しまくる。ちょっと微妙やんね。 -- 2023-05-15 (月) 20:33:17
      • なんで"早発"信管で過貫通するのか…遅発ならわかるが -- 2023-05-15 (月) 22:21:56
    • ぶち抜けと五十六付けて15kmくらいのコンカラーやシュリーフェンのバイタルは抜けた。精度上げたいし隠蔽も上げたい、更に貫通力も上げたいし砲旋回も上げたい。正直足りないものが多過ぎる。調整のし過ぎで劣化大巡に成り下がった。 -- 2023-05-15 (月) 23:07:03
  • 総合的な性能でペトロはクロンシュタットの下位互換ではなかろうか -- 2023-05-15 (月) 23:21:42
  • そのうちモスクワとかネフスキーとか来そうだな -- 2023-05-24 (水) 00:13:47
  • ソ連だけlegends艦出し渋ってるの草 -- 2023-10-09 (月) 20:15:12
    • あと残ってるのがOPしかいないからな。あとはグロザヴォイ、ネフスキー、モスクワ、クレムリン、チカロフだし出せたとしてグロザヴォイだけじゃね? -- 2023-10-09 (月) 21:37:05
      • 本家のまま出すと絶対荒れるだろうし調性が難しいのかね。出せるのないなら架空艦をいくらでも作って来そうだけどねこの運営は。 -- 2023-10-09 (月) 22:01:53
      • アズチャパとかいうクソ艦艇居るから今更な気はするけどね、もうとりあえず全部追加してあとからクソ弱い艦艇や平均勝率があまりにも低い艦艇だけバフしてくれた方が良いくらい -- 2023-10-12 (木) 10:55:20
      • ソ連艦のレジェは確かに少ないけど、蔵王とかヒンデンとかも早く出して欲しい。なんで比較的に新しく出来たツリーのレジェンダリーが出てしまうのやら。、 -- 2023-10-12 (木) 11:00:22
  • 今まで日米英独戦艦しか乗ってこなかったワイ、ソ連戦艦の強さに驚愕 -- 2023-10-14 (土) 19:21:36
  • リヴァイアサンがしれっとソ連に在籍してて草 -- 2023-11-10 (金) 00:42:55
    • とりあえず修正しました -- 2023-11-10 (金) 01:20:39
  • テスト艦艇でボロジノが来てるようだ。見た感じ巡戦仕様のウラジオかな?副砲にドンスコイ砲を載せててなんか面白いけど -- 2023-12-26 (火) 19:32:14
    • あ、違うわこれ後方の2基は副砲だからソ連版リシュリューだわ -- 2023-12-26 (火) 19:34:40
  • スーモはまだなんか? -- 2024-03-14 (木) 19:03:42
  • 危機5報酬のミコヤンはキーロフ初期船体がベースでキーロフより主砲射程とAP最大ダメージと隠蔽が僅かに向上、転舵がかなり良くなったがHPが少なくなったってやつらしい -- 2024-03-29 (金) 18:18:17

*1 万歳  正確な表記は「ура」で発音は「ウラ」に近い。語源は不明。だがアメリカの人類学者、ジャック・ウェザーフォードが主張する『13世紀にモンゴル帝国軍の万歳「huraa(フラ)」が世界に広まったもの』という説が有力である。現代のモンゴル軍も「huraa(フラ)」を使用している。モンゴルからロシアを始め西方に向かって広がったと考えられており、例えばドイツ語における万歳「hurra(フラ)、huzza(フッツァ)」は14~15世紀頃にロシア経由でドイツ騎士団に伝わったとされている(ナチスが使用した「Heil(ハイル)」は本来ラテン語の「Salve(敬礼)」にあたる単語で若干意味が異なる)。17世紀にはドイツから英語圏へ「hurrah(フラー)、hurray(フレー)」と伝わった。イタリアには第1次世界大戦中にコサック騎兵経由で「Urrà(ウッラ)」と伝わったと言われている。
*2 白ロシア共和国と呼ばれた旧ソビエト連邦構成国
*3 戦車のWoT飛行機のWoWP
*4 128mmの場合は5.1秒とあちらが上
*5 米国もAlbert Gleavesが登場するまでは苦労が絶えなかった。
*6 水切り石のように投げ当てるという方法