基本属性
- 名前
- カザード
- 英語版名/中国版名
- Khazard/墨佐斯
- 二つ名
- フローズンテラー(英語版二つ名スペル)
- 所属
- カタストロフ
- CV
- 伊藤雄貴
- 職業
- メイジ
- メインロール
- コントロール
- タイプ
- 智
- 実装日
- (ゲームに実装された日)
セリフ
種類 | 内容 |
---|---|
選択時 | |
移動 | |
通常攻撃 | |
必殺技 | 極寒がこの世界を覆い尽くす。 |
スキル1 | 貫け!氷の刃よ(スキル名) |
スキル2 | 骨の髄まで寒さを味わうがいい(スキル名) |
パッシブ | (スキル名) |
勝利 | 溶けることのない氷、それが私だ |
オートバトル1 | 堕落とは無知な者の言い訳に過ぎない! |
オートバトル2 | 氷霧の世界で永眠するがいい! |
オートバトル3 | 私の能力で、敵に苦痛を与えよう! |
異界旅館1 | (ボイス無し) |
異界旅館2 | (ボイス無し) |
ユニット戦闘アイコン/イラスト
ストーリー
カタストロフになる前、カザードはかつて優秀な元素ガーディアンであった。
彼の後輩だったシリウスのように、彼もまた荒れ狂う海の波から誕生し、
高潮の神殿のガーディアンという神々から与えられた使命をもって、
他の4名の元素ガーディアンと共に自然の生態を調和させ、自然界の元素の均衡を維持していた。
彼らはそれぞれ自然界5代元素パワーである高潮、烈火、岩盤、狂風、蒼翠を代表した。
元素ガーディアンは大自然の中で生まれ、寿命が来ると元素と化して自然へと還る。
そしてまた新たな元素ガーディアンが生まれ、その使命を引き継ぐのである。
カザードは彼の先任であったサリストから使命を受け継ぎ海の生態を守る責務についた。
本来これは神聖な使命の一つであったが、カザードは意図しない運命へと引きずり込まれるのであった。
カザードが海の中を巡遊していた時、深海の奥から不思議な声がした。
低く唸るような声で始めはよく聞こえなかったが、だんだんと聞き取れるようになり、
その内容は世界誕生の真相とその背後にある未知の領域のことだった。
その未知の領域とは元素ガーディアンの知恵をもってしても決して入り込むことのできない領域で、それを知ったカザードはひどく落ち込んでしまう。
これまで自分は神に選ばれた者だと思っていたが、深海から語りかける「真理」からすると、自分はいかに儚い存在であるのかが分かったのである。
それまでに聞かされてきた事実は全てが偽りで、自分を創造した神々でさえも偽りであるかのように感じた。
カザードの心は変わり始めた。
彼はもう正常な理性を持ってこの世界を見ることができなくなり、最後はその声に導かれて深海の奥へと潜っていった。
そこには巨大な柱が連なる海底遺跡があり、遺跡の中でカザードは半分昏睡状態に陥っている本当の神と出会う。
神の髭は氷の蛇へと変身し、カザードの周りを回りだした。
やがてカザードの液状の身体はだんだんと凍りつき、永遠に溶けない氷の体へと変化し始めた。
カザードは生まれ変わった。
彼は本来の責務を放棄し堕落した存在へと変し、声の指示通りカタストロフに身を投じた。
そして氷の蛇はカザードの相棒兼監視役として付き添い彼と共に行動するのであった。
カタストロフに身を投じたカザードは、カタストロフの力を利用して、崇拝する偉大なる神を呼び覚まそうとした。
そして目を覚ました神から未知の領域の真理を聞き出そうと計画したのである。
「堕落?それは無知な者の言い訳に過ぎない。これは昇華なのだ!」
ver.1.45
カタストロフとは、もともと悪魔であった者もいれば、そうでない者もいる……。
かつてカザードは優秀なエレメントガーディアンだった──
シリウスが誕生するよりも前に、カザードも同じように荒波から生まれていた。
そして、神々から高潮の神殿のガーディアンという使命を与えられる。
カザードは他の4名のエレメントガーディアンとともに自然の生態を調和させ、自然界の元素の調和を維持していた。
彼らはそれぞれ自然界5代元素パワーである、高潮、劣化、狂風、蒼翠を代表した。
エレメントガーディアンは大自然の中で生まれ、寿命が来ると、元素と化して自然へ還る。
そしてまたアラタに、エレメントガーディアンが生まれ、その使命を引き継ぐのである。
カザードは先任であったサリストから使命を受け継ぎ、海の生態を守る責務についた。
神々から与えられる神聖な使命は、彼らにとっては誇りであり、生涯かけてまっとうするものである。
だが……。
カザードは意図しない運命へと引きずり込まれることになる──
カザードが海の中を巡遊していた時、深海の奥から不思議な声がしたのだ。
低く唸るような声で、どこか苦しそうだった。
よく耳を澄ましてみれば、この世界が誕生した真相とその背後にある未知の領域のことを語っていた。
「未知の領域に踏み入ってはいけない」
エレメントガーディアンに任命される時、神々からそう教えられていたため、知ろうとも思っていなかったし、知るすべも持っていなかった。
思いも寄らないところから真実を知ったカザードはひどく落ち込んでしまう。
これまで自分は、神に選ばれし者だと思っていたが、深海から語りかける『真実』によれば、いかに自分が儚い存在であるかを知る。
それまでに聞かされてきた事実は全てが偽りで、自分を創造した神々でさえも偽りであるかのように感じてしまい……。
「もっと知りたい、真実を」
カザードの心は変わり始めた──
彼はもう、正常な理性を持ってこの世界を見ることができない。
そして……。
声に導かれて深海の奥へと潜っていった。
そこには巨大な柱が連なる海底遺跡があった。
遺跡の中で、カザードは半分昏睡状態に落っている本当の神と出会ったのだ。
神の髭は氷の蛇へと変身し、カザードの周りをゆるゆると回りだした。
不思議と恐怖心はなく、それを受け入れていると、自分の身体に変化が表れ始める。
カザードの液状の身体はだんだんと凍りつき、永遠に溶けない氷へと生まれ変わったのだ。
カザードは悪へ堕ちた──
神々の使命を放棄し堕落した存在へと変身し、声の指示通りカタストロフの陣営に身を投じた……。
そして氷の蛇は、カザードの相棒兼監視役として付き添い、彼とともに行動するのだった。
カザードは、悪魔の力を利用して崇拝する偉大な神を呼び覚まそうと力を注いでいる。
なぜなら、彼は『真実』を知りたいからだ。
どんな犠牲を払ってもいい。
未知の領域の『真実』にたどり着くためなら──
欧米版Ver.~
The natural world is one of cycles. Winds blow and then subside. Seeds sprout and grow up toward the sun before they wither and die and return to the soil. A spark becomes a flame and a flame becomes an inferno. The inferno becomes an ember and the ember goes dark. Each of these elemental processes, in their infinite repetition, birth different kinds of consciousness. It was from the endless swell and retreat of the tides the Khazard was given life.
As the elemental guardian of the ocean, Khazard possessed an innate understanding of almost everything beneath the waves. Everything from the smallest crustaceans to the largest leviathans held no secrets from him. The sway of seaweed is the rhythm of his breath, and the currents that flow from one far coast to another are the lifeblood of his body. Elementals are unlike other mortal beings. They come into being fully formed and aware. They know their purpose, and follow the path ordained for them. When they do finally die, they do so without fear or apprehension. They know that the old must make room for the new. Khazard took the place of Udea, who had taken the place of another and so on throughout time immemorial.This would fall apart, however, when he denied the eternal cycle.
It would seem that there could be nothing in the sea beyond his ken, but in the deepest abyss there was something that called and waited. A voice whispered to him. No matter where in the sea he went, it was there. It asked him questions he couldn’t answer and little by little began to foment a thought that elementals do not naturally possess- doubt. He began questioning the nature of his being. He began questioning the nature of truth itself. As the questions became bigger and more mind-bending, and the voice continued to pull at him, even the vastness of the ocean began to seem confined. The black depths beckoned and promised understanding. With his sense of purpose waning and uncertainty growing ever more present, he resolved to seek out the source of the thoughts that had infested his mind.
Far below where the last motes of light died out, Khazard found what he sought. In the dark was the one that had spoken to him. It twisted and writhed, a thousand tentacles radiating from a faintly luminescent inky cloud. It continued whispering directly into his mind, now at a more rapid pace. He was held in thrall, absorbed entirely in the hypnotic words of the speaker. A thin crust of ice cracked and reformed around the tentacles as they stretched and retracted. Khazard grew cold as he became more and more lost. Ice formed around him as his features changed and one of the tentacles broke away from the nebulous central mass, becoming a nightmarish serpent that wrapped around the guardian as his eyes closed. When he opened them again, he would no longer serve the sea, but rather a new master.
“Truth is the abyss”
【有志による日本語訳】
※原文を逐文訳したのちに訳者の理解により語を補い、順番を整理したものになります。
世界には法則がある。
風が吹き、そして凪ぐ。
種が芽吹いて陽の光に向かって育ち、やがて枯れ落ちて土に戻る。
火花が炎となり、炎は猛って業火となる。
そして業火もいつかは残り火へと衰え、それさえも消えていく。
この無限に繰り返される元素の循環。
これこそが世界の法則であり、この繰り返しからガーディアンが生まれるのだ。
どのようなガーディアンが生まれるかは、元素によって異なる。
カザードを生み出したのは、潮の終わりなき満ち引きだった。
「高潮のガーディアン」であるカザードは、海中のものほぼ全てを生まれつき掌握していた。
波間に漂う微生物から海原を支配する巨獣に到るまで、彼の知の及ばぬところはない。
海草の揺らめきは彼の呼吸のリズムであり、海岸を行き来する波は彼の血潮である。
ガーディアンは他の生き物とは異なる。彼らは完全な状態で生まれ「不完全」であったことなどなかった。
彼らはなすべきことを知っており、定められた道程に従う。
彼らに滅びる時がきても、恐れや不安などは覚えない。
古きものが滅び、新しきものが生まれること。
それが当然であることを、彼らは知っているのだ。
それこそが「世界の法則」である。
太古の昔から繰り返されているように、カザードもまた、先代ガーディアンのウーデア*1からその地位を引き継いだ。
もし彼がこの終わりなき循環を否定するようなことがあれば、この法則は崩壊するだろう。
カザードの知が及ばぬところは、いかな大海といえども存在しないかのように思われた。
しかし思いもよらない存在が、深淵の最奥に潜んでいたのだ。
「それ」は彼に呼びかけ、彼が応えるのを待っていた。
「それ」はカザードがどこにいようが御構いなしに囁き、彼が答えることのできない質問を続ける。
そのやりとりはいつしか、カザードに少しずつ疑念を植え付けていった。
「完全な」存在として生まれるガーディアンは、疑念という概念とは無縁であった。
与えられた使命を自覚し、それを忠実にこなして次世代へその役割をつないでいく。
そうした在り方が全てであると思っていた。
なのにカサードは、そこに「疑念」を抱いてしまった。
小さかった疑念は日々膨らみ、彼の信念を撓めていく。
囁きは続く。
広大な海に居ながら、カザードは狭苦しい牢獄に囚われてしまったかのように感じた。
彼が確信していた「使命」が薄れ、ただぼんやりとした疑念ばかりが増していく。
「世界の法則」とはなんなのか。自分が確信する真実の在り様とは正しいのか。
ガーディアンとして守らなければならない領分。
いつしかカザードの疑念は、そんな一線を越えようとしていた。
すかさず深淵が囁く。
自らの元に来れば、必ず「答え」を与えよう、と。
その誘いに負け、カザードは自身のうちに巣喰い、蔓延り始めた疑念を与えた「囁き」の主を訪ねることにした。
光も届かぬ遥か深みで、カザードは求めていたものを見つけた。
「それ」は捩れ、蠢く無数の触手を持ちながら、仄かな蛍光を放つ「雲」のようなものだった。
「雲」は闇の中、これまで以上の圧を伴って、彼の心に直接囁き続ける。
カザードは「雲」の言葉に完全に飲み込まれ、囚われてしまった。
「完全な」存在であるガーディアンでさえ「雲」の囁きには抗えなかったのだ。
カザードに伸びる触手の表面が、薄い氷の外殻で覆われ、砕けてはまた再形成を繰り返す。
それに伴って「雲」の虜囚となったカザードはどんどん自我を失い、その体は冷たくなっていく。
「高潮のガーディアン」であった彼の身体は今や氷に覆われ、その外見を大きく変えていた。
やがて不定形な「雲」の塊から触手の一本が離れ、悪夢を体現したかのような蛇の姿をとってカザードに巻きついた。
次に目覚めた時、彼はもはや「高潮のガーディアン」ではなく、新たな主人に仕える別の存在になっているだろう。
「真実は深みの中にある」
スキル
専用装備
異界旅館でのプレゼント
- ver.00.00(バージョン違いあれば)
- 勇敢な冒険者様:
専用家具
カザードの部屋*2 | |
---|---|
ソリッドアイス | |
×3個の家具を設置 もし敵が「グレイシャルシャード」で2個以上のシャードに同時命中すると、その敵は1.5秒間凍結する。 | |
×9個の家具を設置 自分の任意のスキルが敵を凍結状態にすると、凍結状態の受けるダメージが15%増加する。 | |
大家具 | |
魔王の王座 | +11624 攻撃速度上昇5.9 |
果てしない悪夢 | +11624 攻撃速度上昇5.9 |
堕落の生贄台 | +11624 攻撃速度上昇5.9 |
小家具 | |
堕落の王冠 | +11624 HP上昇4.4%(+28015) |
嫉妬の檻 | +11624 HP上昇4.4%(+28015) |
欲望のロウソク | +11624 HP上昇4.4%(+28015) |
壁掛け物 | |
死のトーテム | +11624 攻撃力上昇2.9%(+1693) |
堕落の籠 | +11624 攻撃力上昇2.9%(+1693) |
落ちぶれる網 | +11624 攻撃力上昇2.9%(+1693) |
関連人物・項目
シリウス(後輩)
サリスト(先任)
海底遺跡の神(崇拝)
エレメントガーディアン(元所属組織)