『異界見聞録』終章
ロロが訪れた7番目の世界。6つの世界のどこにも位置しない狭間の世界である。
「終章」とある通り、ここで全てが終わりを迎えるのだろう。
現時点では圧倒的に情報量が少ないので、この世界で何が起こっているかは把握できない。
第2節を見る限り、狭間の世界だけでなく紫の世界などにもこの章で再び赴いているようだ。
第1節
火と氷が同時に存在する、狭間の世界。
まさか、こんなところで誰かと出会うとは。
(大龍皇ジークムンド)
- 「ジークムンド」とはジークフリードの父親の名である。
「大龍皇」の名の通り、やはりあの龍皇の父ということなのだろうか。それとも、別の世界に移動した龍皇なのか。 - 参考:龍騎士ワーグナー?のフレーバー・テキスト
境界を超える白の龍騎士。巡り合う偉大なる龍皇。
刃を交え幾星霜。結ばれし堅い絆。
壁画に描かれた物語を見て、蛇たちの教えが理解できた気がする。
竜人、魔族、乱暴者、侵略者、天使、巨人……。
彼らはそもそも同じ存在。それぞれの世界を支配するのが目的。
支配が完了した青の世界、まだ扉も開いていなかった黄の世界。
古竜とは、かつて支配権をかけて敗れた竜人なのだ。
(デュアルド)
- 機人ガラール?のフレーバー・テキストから更に理解が深まったような記述。
興味深いのは、あちらのフレーバーでは世界を巡った順にそれぞれの世界の支配者が羅列されているのに対し、
こちらではカードゲームとしての色の順に並んでいるという点。これが正しい順序なのだろうか。
6つの世界を回り、4つの世界の崩壊を見た。
そして今ここも終わりつつある。
竜たちが星になって無数に降ってくる。
世界は傷つくが、虚無に対するにはそれしかない。
(コメットワイアーム)
- 4つの世界の崩壊。現時点で、救われたのは白の世界だけのように見えるのだが。
赤の世界に再び戻ってきたのだろうか?
神は滅びた。古竜たちと相討って。だが間に合わなかった。
(爆竜ドラゴニックベアード?)
神獣となった雷の獣の伝説は、
とある少女との出会いによって始まる。
(雷神獣ヌエ)
ここは想いが形になる世界。
だから生物は母から生まれることなくしてこの世界に出現する。
わたしが名付けた通り、彼らはスピリットなのだ。
この世界を征服しようと到来する人間たちは、肉体を捨て、
魂だけが降臨し、そしてこの世界でスピリットとなる。たとえば竜人。
(ズンガリープ)
恐竜たちの嘆きの咆哮。そして、赤の世界は崩壊した。
(強暴竜ディラノ・レックス)
じきにこの大地も沈むだろう……残された道は1つしかない。
(甲角龍ビート・ドラゴン)
第2節
再び訪れた紫の世界。
魔族の虚心の軍勢もなく、ただ蛇たちの宮殿だけが残されたすべてのようだった。
(暗殺者ドラゴナーガ)
案内人に会うことはできなかったが、
彼らに会えれば大丈夫。後ろをついていくだけだ。
もう一度、蛇たちに会わねばならない。
終末を迎える前に、私に何ができるのか。
世界の全貌を知った今、すべての答えを得るために。
(キツネービ?)
唯一肉体をもってこの世界を訪れた人であるわたしを、蛇の啓示が後押しする。
(呪王ドラゴナーガ)
小さき恐竜たちも世界とともに次々と消滅していく。
それでもわたしは消えることはない。我が肉体は不死なのだから。
(鎧竜人アンキロング)
わたしの知る白の世界はすでに侵略を受けていた。それでも今よりましだろう。
(剣馬グラニム)
全てを失ったかに見えた荒野。それでも残っている生命はあるのだろうか?
(モッズ)
わたしが思い出す緑の世界と言えば、激しい生存競争がありつつも、
のんびりした動物たちや、陽気な妖精たちが歌いはしゃぐ、
活気に満ちた生命の世界だ。
(ブッシュベイベ)
第3節
わたしは想った。8人の友人たちと回った旅のすべてを。
(豹竜パンドランサー)
- ロロの8人の同行者。6つの世界なのに8人?と思われるかもしれないが、赤の世界で2人(うち1人は途中でリタイア)、
緑の世界の同行者が2人(ポルック&カスターは双子)で残りが1人ずつなのでこれで一致する。
わたしを守るために散っていった者たちもいた。
つらかった記憶も思い出さなくてはならない。すべてを再構築するために。
(サイゾロング)
第4節
戦場に響き渡る雄叫びが、獣の王たちを突き動かす。
無謀とわかってはいても、立ち向かわねばならない。
かかっているのは、世界そのものの存亡なのだから。
(ビッグ・ホーン)
第5節
『星創る者の三従者、時空を超え現れ出で、導きし降臨』
目の前にいる3体の異形は、あの時見たものと同じだった。
(蛇竜キング・ゴルゴー?)
- 参考:飛鋼獣ゲイル・フォッカー?のフレーバー・テキスト
星創る者の三従者、時空を超え現れ出で、導きし降臨。
成されるのは無残なる終焉か。力満ちし誕生か。