ここではCross Lordsにおける2人用ゲームの準備と流れを説明します。
ソロプレイを行う際もこのページを先に読むことを推奨します。
Blade Rondoシリーズの準備・流れについては、▶こちらを参照。
ゲームの目的
本作は1~2人用の対戦カードゲームです。
あなたは魔女となり、「星めくり」と呼ばれる儀式を通して相手の魔女とゲームに興じます。
「星めくり」では見知らぬ人々の命を賭けます。これをライフと呼び、相手のライフを0にするとゲームに勝利します。
いかに手札の数字を組み合わせ、どのような強力なカードを創造していくのか、それこそが魔女たちの「星めくり」の醍醐味となっています。(説明書)より引用)
ゲームの準備
- ライフボードの準備
- 各プレイヤーは自分のボードを準備し、現在のライフを表すライフマーカーを20の上に置く。
- キャラクターカードの選択
- 6枚のキャラクターカードを裏向きでシャッフルして各プレイヤーに3枚ずつ配る。
- 各プレイヤーは配られた3枚の中から1枚を選んで自分のキャラクターとする。
- 二人とも選んだら公開して自分の場に置く。
- 選ばなかったカードはゲームから取り除く。
- カードの準備
- 星霊カード5枚と、楔カード3枚を表向きで横に並べる。
- 運命カード60枚を裏向きでシャッフルし山札をつくる。
- 先攻後攻の決定
- 先攻、後攻を運命の導きに従って決める。
- 先攻は山札から3枚、後攻は5枚引いて手札とする。
- 以上の準備ができたら、先攻プレイヤーからターンを開始する。
ターンの流れ
- ターン中にできること
手番のプレイヤーは以降の6つの事を好きな順で好きなだけ行える。- 【星くず生成】
好きな枚数の手札を数字の合計値が丁度10になるように公開し、束としてまとめて自分の場に置き、「星くず」1つとする。- 「星くず」は捨札にすることで何かの支払いに使うことができる。
- 「星くず」は自分のターン中に使い切らなければならない。
- 【攻撃】
自分の場の「星くず」1つを支払うことで、相手に1ダメージを与える。- 支払ったカードは捨札にする。
- 「星くず」が足りない場合は行ない。
- 【星霊昇華】
自分の場の「星くず」3つを支払うことで、場の「星霊カード」1枚を獲得し、「昇華カード」として自分の場に置く。- 支払ったカードは捨札にする。
- 「星くず」が足りない場合は行えない。
- 「星霊カード」が場に残っていない場合も行えない。
- 【昇華カードの起動】
[起動効果]と書かれていて「未使用」である昇華カードを「起動」する。
「起動」したらそのカードを押し出すことで「使用済」にし、その後で書かれている効果を処理する。- カードに起動効果が2つあるときは、そのうち1つを選んで処理する。
- 【連番作成】
「5、6、7」など数字が3つの「連番」になっている手札を公開する。
そのうち任意の1枚を「昇華カード」として自分の昇華エリアに置き、残り2枚は捨札にする。- 「10、0、1」のように数字の両端を提げても連番とは扱わない。
- 【同値作成】
「3、3、3」など数字が3つ共「同値」になっている手札を公開する。
そのうち任意の1枚を「昇華カード」として自分の昇華エリアに置き、残り2枚は捨札にする。
または、3枚とも捨札にして自分のライフを2点回復する。
- 昇華エリア
昇華カードは、自分の場の「昇華エリア」という場所に置かなければならない。
昇華エリアには昇華カードを7枚までしか置けず、枠が足りない場合、新しい昇華カードを置く前に1枚選んで捨札にすることができる。
- 【星くず生成】
- ターンの終わりに行うこと
手番のプレイヤーは、やりたいことが無くなったらターンの終了を宣言する。
そのとき、以下の処理を順に行う。- 自分の昇華エリアのカードをすべて「未使用」にする。(押し出していたカードを戻す)
- 手札が3枚を越えている場合、3枚になるまで好きな手札を捨札にする。
- 山札から4枚引いて手札に加える。
- 相手が手番プレイヤーとなってターンを開始する。
運命カード
運命カードはそれぞれ数字を持っている。
星霊カード、楔カードには数字がない。
- 起動効果
昇華エリアで起動した時の効果。星くずマークが描かれている場合は、その数の星くずを支払わなければ起動できない。
手札の数字を変更する効果を使用した時はその手札を公開し、昇華エリアに置くかターン終了時まで数字が変更されているものとして扱う。 - 常在効果
昇華エリアにあるだけで常に発揮される効果。
占術の心得
- 楔
先に相手のライフを「15」以下にしたプレイヤーは、場の「楔カード」1枚を獲得し、「昇華カード」として昇華エリアに置く。
「10」「5」についても同様にする。
もし、昇華エリアに空きが無いうえにどれも捨札にしたくない場合は、いま獲得した楔カードを昇華エリアに置かずにゲームから取り除いてもよい。 - スカーレット
赤色の運命カードは特に強い力を持ち、これを「スカーレット」と呼ぶ。
スカーレットは、望むならそのカードの数字を1増減して使うことができ、0を-1に、10を11にすることもできる。
この増減と昇華カードの効果による数字の変更は、好きな順で組み合わせることができる。- 例1
スカーレットの0、4、通常の2がある場合、スカーレットの0と4を、それぞれを1と3として扱うことで、「1、2、3」の連番を作成することができる。 - 例2
スカーレットの7を8にした後で「8/王」の効果を使用し、10として使うこともできる。- 「8/王」の効果は「8以上である手札1枚の数字を、0~10の好きな数字に変更する。」
- 例1
細則
- 昇華エリアにある星霊カードを捨札にする時は、捨札置き場に置く代わりにゲームから取り除く。
- 昇華エリアにある楔カードを捨札にする時は、捨札置き場に置く代わりにゲームから取り除く。
- 昇華カードが8枚以上ある時に1枚しかない「9/劇団」を捨てたとき、ただちに昇華枠が7枚になり、溢れた枚数分の昇華カードを捨札にする。
- 「α/外」は「生き急がないで、マルファ」で昇華カードにしたり、「星の剣のリュドミーラ」で星くず1つにしたり、「楔」で捨札にすることが可能。
- ライフは回復しても20は越えない。
- 山札が尽きたら、その時点で捨札をシャッフルして山札にする。