Tradition/ネスティコア

Last-modified: 2022-07-13 (水) 15:58:43

基本情報

  • イデア名:Nesticore(ネスティコア)
  • 身分:半人半獣。人工のセイレーン?

ヴェロニカの命令で、≪ローズ≫所属のソーディアたちの洗脳に協力していた。「人工イデア」の記述があるものの、作成者がヴェロニカか、また違う人物なのかは不明瞭。

 

Storyの流れを考慮すると、記述中の「始祖」はクレミエール、「三百八」は主人公のソーディア、「二百五十六」はマリア、「二百五十七」はソーニャであると思われる。

収録弾

Tradition

No.95 夢見るソルフェージュ(ネスティコア)

 

名称:酔生疎通/ネスティコア

 

概説:実界と夢界を結び選択的開閉を可能とする門、そしてまたは両界要素の混成率の制御法。

 

目的:来る聖戦に備えて敵方が想定し得ない地形的有利ないし戦術を得る事。

 

手段:刻印付き剣奴を人工イデアの想像力にて生成した門より一定数投入し反応を観察。

 

結果:剣奴の精神防壁の希薄化。希薄化の程度に相関して支配が容易になる一方で知能も低下した。しかし実験は始祖の探知網に補足される。始祖は特に精神影響の少なかった個体(三百八)に干渉し、主への忠誠を殺意で上書きすることに成功。実験は中止。

 

対処:一時撤退。始祖の探知に脅かされぬ新たな実験場として竜想、星河、庭園、剣山、劇団聖域を検討。廃人化した剣度は破棄。例外的に知能が低下しないまま恭順を示した二個体があり、片方(二百五十七)には残った剣奴の頭に据えて特殊部隊として再編成し、他方(二百五十六)は三百八の対処に当たらせる。二百五十六と二百五十七は互いに反目していた。

 

補足:人工イデアは密かに並走させていた別の夢により、伝承律を満たして明晰な自我を得ていた。かかる夢は三千年続いた王国で、三百八が王、彼女が王妃として君臨し蜜月の日々を送るもの。問いただすと彼女は赤面し狼狽。秘密の墨守を条件に三百八への敵対を誓わせる。愛と敵対が葛藤を引き起こさない彼女の人格構造から、裏切りの懸念はないと判断した。