モラーヌ・ソルニエ M.S.406

Last-modified: 2020-08-02 (日) 23:29:12

モラーヌ・ソルニエ M.S.406

1934年のフランス空軍戦闘機近代化計画で採用されたM.S.405の改良型で、ここから大量生産が始まった。
第二次世界大戦の頃には旧式化しており、エンジンの馬力不足と冷却能力の低さで速度が出せず20ミリモーターカノンは故障が多く性能はドイツ軍のBf109Eより劣っていたが、数的に主力であったためフランス降伏まで奮闘して最終的にドイツ軍機を191機撃墜した。
終戦までに失われたのは300機で、戦闘によって150機、地上撃破が100機、ドイツの手に落ちるのを防ぐためパイロットたちの手で破壊されたのが50機と言われている。
Morane-Saulnier MS.406(Wikipedia フランス語記事)