Macchi C.200

Last-modified: 2019-09-09 (月) 18:47:44

Macchi C.200

Aer.Macchi社により製造されたイタリア王国空軍の戦闘機。MC.200とも。愛称はサエッタ(Saetta)
設計はマリオ・カストルディ技師。840馬力のFiat A.74RC38エンジンを搭載した軽戦闘機で、イタリア空軍のR計画により開発された。
1937年に初飛行。G.50、CR42を抑えて最優秀機と評価され、1939年から部隊運用が開始されたが、当初は高G機動時に失速する欠陥があった。後に改修により改善されている。
また、パイロットが良好な視界を求めた為、操縦席を高くしたほか、当初は密閉風防であったのが、途中から解放式風防に改められており、G.50同様独特な雰囲気となっている。
マッキの他、SAIやブレダ等複数のイタリア航空機メーカーが製造に参加し、プロトタイプを含め1176機が製造された。

エレーナ機

カピターノ(フェルナンド・クスクナ)のセリエVII型機を借りて搭乗している。カピターノ「満洲の空は解放風防のC.200には寒すぎる」
カピターノは正真正銘イタリア王国空軍大尉であり、満州方面の情報収集の為「イタリア出身の武装民間機乗り達を監視する」名目で派遣されて来たことから、
エレーナ機は武装民間機登録されていながらイタリア王国空軍機でもある。整備用部品は細々とイタリアから空輸されており、お世辞にも稼働状態は良いとは言い難い。
速度に秀でる訳でもなく、火力も優れているとは言い難いが、良好な運動性の本機は、小型飛龍を追い払らったり、ドン・ガスパッチョのCa.314を護衛するには丁度良い機体らしい。