概要
ゲームクリア後は新たなモードとして「FIREBALL」を入力することで「MAGICIANモード」で遊ぶことができる。
MAGICIANでクリアすると今度は「GRADIUS」を入力することで「FIGHTERモード」が……
と、クリアするごとに新たな要素が解禁され全部で5つのモードで遊ぶことができるようになる。通称「職業モード」。
ステータスに極端な補正がかかり、各モードごとに特有の仕様が追加されるので、全く異なるプレイスタイルが求められる。
モードのコンセプト通りにプレイしていると全体的に簡単だが、逆に通常モード通りにプレイしていると苦戦しがちである。
現在プレイしているモードはメニュー画面の左上で確認可能。ちなみに通常モードでは「VAMPIREKILLER」と表記されている。
一覧は以下の通り。なおゲーム内でも確認可能なので覚える必要はない。
| 入力する名前 | モード名 |
|---|---|
| (以下以外) | VAMPIREKILLER |
| FIREBALL | MAGICIAN |
| GRADIUS | FIGHTER |
| CROSSBOW | SHOOTER |
| DAGGER | THIEF |
便宜上、デフォルトとなるVAMPIREKILLERモードも当ページで簡単に触れる。
各モード解説
VAMPIREKILLER
ステータス補正
| HP | MP | HEART | STR (与ダメ) | DEF | INT | LCK |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 (x1.0) | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
通常のモード。1周目は必ずこの状態でプレイする。
特徴がないのが特徴であるが、DSSを使えるモードでSTRが下がらないのはこのモードだけなので、最強育成は自動的にVAMPIREKILLERで行うことになる。
MAGICIAN
ステータス補正
| HP | MP | HEART | STR (与ダメ) | DEF | INT | LCK |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.5 | 4.0 | 1.0 | 0.71 (x0.5) | 0.5 | 4.0 | 1.0 |
最初から全てのDSSカードを所持している。更にDSSを扱うための最大MP・INTが通常の4倍という莫大な補正が掛かっており、DSSを自由自在に使いこなすことができる。
代わりに最大HP・DEFが半分であり、特に耐久力が実質通常の4分の1ということに要注意。
また与ダメも半分になる。INTはあくまでMP回復力であって、DSSの攻撃であっても威力はSTRに依存することに要注意。
DSSの活用に全てを費やす性質上、闘技場の攻略は全モード中最難関と言っていい。
何かしら闘技場での強みがある他モードと比べると、何ら強みを持っていないのが痛い。
主な有用なDSSは以下の通り。
- 攻撃
- ウラヌス+サンダーバード/コカトリスによる召喚全画面攻撃が単純にして強力。
発動中は無敵なのである程度防御面も補えるが、序盤に使うには流石に消費MPがやや重いので要注意。中盤以降はほとんど使い放題。
いちいち召喚の演出なんて観ていられない場合はマーズ+ユニコーンの聖剣も優秀。先端部分がカス当たりなのが欠点だが、高威力と長すぎるリーチはとても頼もしい。
プルート+マンティコアでハート消費をMPで肩代わりして、サブウェポン「十字架」を投げまくるのもなかなかの強さである。
プルートー+ブラックドッグのスケルトン変身で運試しも悪くない
- 防御
- DEFを上げるDSSは正直焼け石に水なのであまり意味がない。
ジュピター+サンダーバードで被ダメを半分にしたり、ジュピター+ユニコーンでの自機周囲の弾消しなどが便利。
しかし最も手っ取り早いのはプルートー+ユニコーンで無敵になってしまうこと。ただしレベルが不足しがちになるので、特定ポイントでの稼ぎも並行しよう。
敵の属性がわかっているときはネプチューンの属性吸収も便利。
- 回復
- ウラヌス+ユニコーンの召喚でHPを最大値の約15%回復できる。消費MP100だがマジシャンモードなら軽いものだろう。
アイテムに頼らずに回復できるのは大きな強みなので、安全を確保したらどんどん使ってHPを最大に保つくらいでいよう。
FIGHTER
ステータス補正
| HP | MP | HEART | STR (与ダメ) | DEF | INT | LCK |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2.0 | 0.5 | 1.0 | 1.41 (x2.0) | 2.0 | 0.5 | 1.0 |
DSSカードが一切入手できない。
代わりにHPとDEFがそれぞれ2倍なので実質4倍の耐久力を持ち、更に与ダメも2倍になるという直接戦闘に特化したモード。
鞭とサブウェポンの攻撃が非常に強力なので、DSSを使えないデメリットを補って余りある。
ただし、戦闘において融通が効かないという点も注意。
強さがレベルに大きく依存する関係上、レベル上げをせずに進むと途中から急にキツくなる感覚に襲われるが、それは気のせいではない。
また、ラストバトルが他モードと比べても非常に厳しいことに要注意。最終形態の目玉を狙う有効な手段がないのである。
逆に闘技場は全モード中一番楽。
元々の耐久力が非常に高いため、「忍者装束」や「軍服」といったDEFが低いがSTR補正がある防具と好相性。
レベル上げも兼ねてレアドロップ集めにも精を出すと良いだろう。
SHOOTER
ステータス補正
| HP | MP | HEART | STR (与ダメ) | DEF | INT | LCK |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.5 | 1.0 | 5.0 | 0.71 (x0.5) | 0.5 | 1.0 | 1.0 |
サブウェポンのハート消費量が大幅に軽減され、更に威力補正が変更され大幅に強化される。
投げナイフを2段階に強化出来るようになり、2段階目になると威力が落ちるものの追尾・地形貫通効果が付く。
サブウェポンにフィーチャーしたモード。
サブウェポンのハート消費が軽減され、更にレベルアップ時のハート最大値増加量も凄いことになっているため非常に使いやすくなっている。
STRは低いものの、それ以上にサブウェポンの威力補正が強烈で火力不足はあまり感じさせない。
ただし防御面はMAGICIANと同等で、しかもDSS使い放題ともいかないので非常に危うい。
「SHOOTER」の名の通り遠距離攻撃に徹して被弾を抑えるのがキモのモードである。
初期所持していないだけでDSSそのものは扱える。
ただしサブウェポンの威力にDSSの効果で変更された(黄色文字になった)STRの数値は用いられないことに注意。
あくまでネイサンの素の値と装備によって補正された、白文字のSTRの数値が用いられる。そのためSTRを強化するDSSはあまり意味がない。
DSSは防御面を強化したり、ヴィーナス+マンティコアでハート回収量を上げたり、プルートー+マンティコアでMP消費に置き換えるなどしよう。
ラストバトルは素直にウラヌスの召喚に頼った方が良い。
闘技場は十字架投げまくりで凄い火力が出せるので実は相性は良い方。
- ナイフ(威力補正:2.0(Lv1)、1.5(Lv2)、コスト:1)
他モードでは散々な扱いのナイフだが、2段階目の追尾ナイフは一味違い、高性能な追尾能力、まさかの地形貫通などの効果で十分主力として活躍できる。
- 斧(威力補正:2.5、コスト:1)
当てづらいのがネックだがコストと威力補正のバランスに優れる。
追尾ナイフの影に隠れがちだが、安定して当てられる場面なら活躍できる。
- 聖水(威力補正:1.0 コスト:2)
地上の敵ならば超多段ヒットが見込める。かなり相手を選ぶが高火力。
常用するというよりは特定の相手と戦うときに付け替えたいのだが、配置箇所が限られているのがネック。
- 十字架(威力補正:3.0、コスト:3)
うまく折り返しを当てれば5~6ヒットは期待できる。他モードと比較して大ハート1個でコストを回収できるのがありがたいところ。
ちゃんと当てられるなら威力・コスト効率両方で見て最強のサブウェポン。
- 懐中時計(10秒間、コスト:10)
10秒間敵を無力化できると考えたら決して弱くはないのだが、サブウェポンの威力強化が売りのシューターモードでサブウェポン攻撃を捨てるというのは厳しい選択。
THIEF
ステータス補正
| HP | MP | HEART | STR (与ダメ) | DEF | INT | LCK |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.5 | 0.5 | 1.0 | 0.71 (x0.5) | 0.5 | 1.0 | 16.0 |
HEART・INT以外のあらゆるステータスが低い代わりに、LCKが他モードの16倍もある。
本作のLCKは「ドロップ率が(LCK)%の倍率でアップする」効果なので、事実上アイテムドロップ率が他モードの16倍ある、ということに等しい。
代わりに他のステータスが軒並み低いため、とにかく回復をはじめとした各種アイテムを集めながら進まないととんでもなく苦戦することになる。
特に最大MPまでも半分になっているのが極めて痛く、DSSの扱いは苦手。INTは標準なのが救いで、時間消費系のDSSはなんとか使えるが……。
MPレベルアップのアイテムは欠かさず回収したいところ。
装備やDSS集めに困ることはまずなく、他モードでは困難だった回復アイテム使いまくりでの攻略も可能。というかそれが主軸のモード。
ただし防具集めに時間がかからないということは裏返せば普通にやっているだけではレベルが上がりにくいことを意味する。要所要所で狩りに勤しんでおきたい。
回復アイテム集めが非常に大事になるが、特に注目したいのが地下回廊?。
入り口のインプのうまいにくは通常モードでは確率が低すぎて狙えたものではないのだが、シーフモードなら荒稼ぎ可能。
同様に地下回廊セーブ部屋そばに無限湧きするスペクターからはマインドアップ・マインドハイアップが、悠久廊下ワープルームの直ぐ側にいるボーンタワーからはハートアップ・ハートハイアップが稼げる。
地下水路の隠し部屋に居るウインドアーマーを倒せるようになればハイポーションも簡単に調達できるようになる。ウラヌス+サーペントの召喚が異様によく効く。
アイテムドロップ率が跳ね上がることを除けば、順当なハードモードといった形になっている。
