悪魔城/礼拝塔

Last-modified: 2024-06-03 (月) 17:19:22

マップ

悪魔城 礼拝塔.png

マップの座標は(横,縦)の順に表示します

マップ凡例

マップ凡例.png

攻略

悪魔城の東端にそびえる巨大な礼拝塔。
荘厳な塔で悪魔たちに礼拝されるのは如何なる存在か……。

ブラッディソードとDSSカード「マーズ」

この礼拝塔は全エリアでも屈指の縦方向の広さを誇り、ここまでのエリアと比べると難易度が格段に上がる。
また地形もかなり複雑で、マップに灰色の地形の線を一応図示はしたがあまり参考にならない。
後半はセーブルームも少なくなるので、十分な準備をして挑もう。

悠久廊下から進んでくると(13,01)に出る。初っ端「フレイムアーマー」のお出迎え。
凱旋通路に登場するのと同種だが、改めて解説すると「3歩歩くごとに炎の大剣で斬り付ける」行動パターンを持っている。付随する炎のエフェクトにも判定があるため、かなり攻撃範囲が広い。
流石に凱旋通路で初対面したときほどのステータス差はないが、防具次第ではこの段階でも十分痛い。ここを抜けるとすぐにセーブルームがあるのでMPを出し惜しみせずに戦おう。

(16,01)から上に進むのが順路。右に進んでもこの段階では行き止まり。
上の大部屋に登りすぐ右の部屋にあるとセーブルーム。悠久廊下からここまででかなり消耗していると思われるので必ず回復しておこう。
セーブルームの向かいにある左の部屋の中はブロックが置かれており進めない。

この大部屋から礼拝塔全体を通して「ブラッディソード」が登場する。
空中を浮遊しながら突撃→回転を繰り返してくる。
小柄な見た目に反し耐久力がそこそこあるのがいやらしい。1体だけならまだしも、複数体同時に出現すると非常に処理に困る。
ジャンプ中に当たるとノックバックして突き落とされてしまうので必ず倒してから進むようにしよう。

このブラッディソードはDSS動作カード「マーズ」を所持している。
「マーズ」は発動中ネイサンの武器を変化させる効果を持っており、特に「サラマンダ」の炎の剣は広範囲かつ威力・当たり判定が安定しており非常に使い勝手が良い
一部に威力が低いカス当たりの判定があるものの更に威力・攻撃範囲が広いバラの剣「マンドラゴラ」、石化効果を持つトンファーの「コカトリス」も優秀。

何よりこのマーズのカードによる広範囲攻撃はブラッディソード自身に極めて有効
ここからの礼拝塔の攻略に欠かせないと言っても過言ではないので、セーブルームが近いこの段階で是非入手しておこう。

礼拝塔を上へ

マーズのカードを入手したら上へ登っていこう。
フレイムアーマーや後々出てくるボーンタワーには炎属性があまり効かないので「マーズ+マンドラゴラ」のバラの剣がオススメ。
繰り返すがブラッディソードは各個撃破しながら進んで行こう。空中で被弾して突き落とされると大変に面倒。

(15,04)の左の壁は破壊可能。奥には「MPレベルアップ」が置かれている。

上の段の左の(14,05)の部屋は左右それぞれに上に道が続いている。
右側はキックブーツを駆使して登っていくことになる。途中にビーストデーモンが配置されているので弾に撃ち落とされないように気をつけよう。密着してしゃがめば安全地帯なので攻撃して撃破しよう。
上まで登ると「MPレベルアップ」が置かれている。

左側はブレインフロートが漂っている。例によって「マーキュリーorマーズ+サーペント」で凍結させることで上に登っていくことができる。
上まで登ると「ハートレベルアップ」が置かれている。

大部屋に戻って上に登り、(16,06)から2部屋目の大部屋。
この部屋からは「マリオネット」が出現する。
接触すると呪い(CURSE)状態になってしまい、Bボタンを用いた攻撃が一切できなくなってしまう。
辛うじてスライディングとタックルは使えるが、接触ダメージのリスクを考えるとあまり使いたくないところ。
呪い状態にならないのが一番と考え、できるだけ被弾を避けるようにしよう。DSS「ジュピター+コカトリス」で防ぐこともできる。

(16,07)の左の壁は破壊可能。下の足場から左上にジャンプで飛び上がる必要があるので見落としやすい。
奥には「MPレベルアップ」が置かれている。

右に回って上の段に登ると(15,08)にセーブルーム。この先しばらくセーブルームがないので必ずセーブしておこう
もうひとつ上段の(15,09)の部屋はブロックで阻まれ進めない。

礼拝塔の頂へ

大階段を登り、(17,10)へ。
ここでは機械塔にいたサンダーデーモンが再登場する。やはり油断ならない相手なので要注意。

左に進むと鐘は鳴る部屋へ。
お馴染みの遠距離攻撃担当のビーストデーモンに加え、素早い動きで近距離攻撃を仕掛けてくる「ワーパンサー」が登場する。
両方同時に相手するのは危険なので、ワーパンサーをおびき寄せてタイマンに持ち込むか、十字架で一気に大ダメージを与えよう。
ワーパンサーはDSS属性カード「サンダーバード」を落とす。後々のことを考えると有用性が高いカードだが、セーブルームが遠いここで稼ぐのはかなりリスクが高い。
後でもう少し安全に稼げるところがあるので、ここは見送ろう。

上段に上がり右のサンダーデーモンの部屋の上段へ。
穴があるが二段ジャンプで超えて右に進むと(18,11)の部屋がある。
この部屋には2体のブラッディソードがいるだけに見えるが、実は上に繋がっている
凍結(サーペント)か石化(コカトリス)でブラッディソードの動きを止めて上に乗って登る。
するとブレインフロートがいるので、凍結・石化させて更に登ると「MPレベルアップ」が置かれているのだ。
ただしやはりセーブルームから遠いので、強敵ブラッディソードを誘導して凍らせるだけでもなかなかハードルが高い。
腕に覚えがあるプレイヤーはチャレンジしてみよう。苦手なら後で「ロック鳥の羽」を取ってきてからでも問題ない。

サンダーデーモンの部屋に戻り、上に登って(16,12)の大部屋へ。
美しいステンドグラスが背景に広がっており、ここが大聖堂であろうと推測させる。
ここは最序盤のスケルトンボマーが再登場。被ダメは全く問題ではないが、爆弾の強制吹っ飛ばし効果はこの縦長のマップでは極めて脅威。
悠久廊下にいたボーンタワーも登場。火炎弾や火炎放射はかなり厄介。十分警戒しながら登っていこう。

この部屋は基本的にキックブーツを駆使して登っていくことになる。右側から縦穴を登っていこう。
途中の(17,14)の右側の壁は破壊可能で、「HPレベルアップ」が置かれている。長丁場での貴重な回復なので必ず回収しておこう。
縦穴の半端な位置にあるのでかなり見つけづらい。DSS「ジュピター+サーペント」の氷の弾を発生させながら登ると見つけやすい。

登った後今度はボーンタワーのいる足場を降りていき、下まで進むと中央部分をキックブーツで登ることになる。失敗すると一番下まで逆戻り。
攻撃で妨害されないように、予めボーンタワーを倒しておこう。上に登ったらあとは左に進んで降りるだけ。

道なりに進んで(14,13)の部屋へ。この部屋は再びブラッディソードとマリオネットが多く登場する。
下段を左に進んで登ると「ハートレベルアップ」が置かれている。道中にゴルゴンが2体いるので石化に注意しよう。
途中左の壁に1マス分の穴が空いているが、これは闘技場?からの一方通行の脱出路。

上に進んで行き、道なりに進むと左と下の分かれ道になっているが、下はブロックに阻まれており進めない。上段の左を進んで行こう。

(11,15)は再び鐘の部屋。
今度はワージャガーが「ワーベア」と「ハイエナ」のトリオで襲いかかってくる
スピード・パワー・遠距離で三位一体なので極めて危険。
右側の一団はワージャガーが離れているので上手くおびき出してタイマンで倒そう。
左側はまとまっているので一斉に戦うしかない。十字架を投げるのが手っ取り早いだろう。

ここを抜けると左の壁が壊せる。(08,15)で「HPレベルアップ」を回収。
そしてここの上段は待望のセーブルーム。長く苦しい戦いだったので、ここで一息つこう。

セーブできたところでワージャガーから「サンダーバード」のカードを手に入れておくのがオススメ

ボス「アドラメレク」

セーブルームから右に真っ直ぐ進む。
青ゲートがあるので近づくとヒューが弾き出されてくる。「俺の獲物だ」と言うが身動きが取れないようだ。

青ゲートの奥に進むとボス「アドラメレク」戦。
凄まじい巨体だが壁に固定されており、本体は動かない。弱点は頭部。

攻撃手段は3種。

  • 地面から湧き出す紫色の瘴気
    アドラメレク周辺の地面からランダムに湧き出してくる。破壊可能なので「ジュピター+サーペント」で防御するのが比較的安定。
  • 骸骨召喚
    アドラメレクの手のあたりから大量の骸骨が出現し、アドラメレクの下を潜って反対側に飛んで行く。
    見た目は小型だが破壊不可能なので逃げるしかない。部屋の両端付近が安全地帯。
    出現を確認したタイミングと現在位置からどちら側に逃げるか判断しよう。
  • 火炎弾
    アドラメレクの頭部周辺から自機狙いの火炎弾が連続して飛んでくる。
    飛んでくるタイミングが絶妙にまばらなのでかなり避けにくい。小ジャンプと大ジャンプを使い分けて上手く避けよう。
    火炎弾を引きつけながら反対側の画面の端までスライディング連打で逃げてしまうのも悪くない。

弱点の頭部は一切動かないので、横にある柱付近に位置取ってジャンプしながら十字架を投げまくるのがベスト
飛び道具なので比較的余裕を持った距離で攻撃でき、十字架を2~3発投げたら画面端に逃げることで比較的安定して戦える。

逆に十字架を持っていないとより接近戦を強いられるため攻撃を非常に避けにくく、威力も高いので非常に強敵。
どうしても苦戦するようなら最悪礼拝塔を降りて凱旋通路まで取りに行ってもいい。

幸い、セーブルームがすぐそばなので満身創痍になっても問題ない。力を出し切る覚悟で戦おう。

ボス撃破例動画
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上記の説明通りのプレイ。耐久力はそれほどでもないので、十字架さえ持ち込んでいれば倒しやすい。

なお、「アドラメレク」は本来「威厳ある王」を表すサマリアの太陽神である。
悪魔扱いされるようになったのはユダヤ教・キリスト教によって異教徒の悪魔とみなされるようになったのが原因とされている。

ボス撃破後、右の部屋に進むとスイッチがある。
ジャンプして押すと部屋の中にあったアイアンメイデンが破壊され、悪魔城内に他にも3ヶ所存在するアイアンメイデンも連動して破壊される
アイアンメイデンの奥の部屋には「MPレベルアップ」がある。

ボスの手前の部屋に戻るとイベント。
ヒューがネイサンはムチの力で勝っただけだと言い放つなど様子がおかしい。
この会話には誤植があり、「目をかけられている」とすべきところを「目をかけてられている」と書かれてしまっている。現時点ではどのバージョンでも未修正。

サンダーアーマーの恐怖

ボスを倒しセーブルームでセーブすると一安心だが、まだ礼拝塔の攻略は終わっていない。
帰りは一部の敵の配置が「サンダーアーマー」に変更され、これがかなりの強敵となっている。

サンダーアーマーは3歩歩いた後ホーミングする雷弾を撃ってくる。
この雷弾は低速だがホーミングがかなり強く、しかも一定時間ホーミングしたあとはそのまま直進して画面外に消えるのでこれがフェイントになって被弾してしまいやすい。
威力も先ほどのアドラメレクの火炎弾とほぼ同等で非常に高く、かなりの難敵。

まともに相手するのは厳しいので、スルーできる場所はスルーしたほうがいい。
(13,15)の部屋などはとっとと縦穴を飛び降りてしまうのが得策。

ひたすら下に降りていくが、出口前の(18,02)では必ずセーブしておきたい。
悠久廊下に続く通路にいたフレイムアーマーも全てサンダーアーマーに置き換えられてしまっている
礼拝塔脱出を目前にしてやられてしまうのが一番悔しいので、必ず回復・セーブしておこう。

次に行くべきは悠久廊下から地下回廊?へ。
なお、奈落階段から地下水路?に進むことも可能だが、現段階での攻略は極めて困難。基本的には地下回廊に進むといいだろう。

後で戻ってきたらできること

「ヘビーリング」入手後

(14,02)と(15,09)のブロックを押すことができるようになる。
先に置かれているのはどちらも「HPレベルアップ」。

また、(12,14)の先に進むことも出来るようになる。
現時点では奥にあるワープルームを開放できるようになるだけで、(03,14)の先には現時点では進めない。

「ロック鳥の羽」入手後

(19,01)の上部に登ることができるようになる。「HPレベルアップ」を入手。

また、(03,14)のエリアを探索可能になる。
ここは内部データ的には「外壁」だが、謁見の間側の外壁とは完全にエリアが分離しておりBGMも礼拝塔と同じであるため、事実上は礼拝塔の一部になっている(詳細は外壁のページにて)。

(03,16)の「MPレベルアップ」と(03,12)の「HPレベルアップ」を回収できる他、敵として「レギオン」と「ファレンエンゼル」が登場する。
レギオン」は円運動しながらじわじわと接近してくる。接触すると呪われてしまうため絶対に触りたくないところ。耐久力も高く、かなり嫌な敵である。

ファレンエンゼル」はナイトメアの上位種であり、やはり回避困難なリング攻撃と異常なステータス、そしてEXP6000を持っている。
そしてDSS動作カードの「サターン」を持っており、カードコンプリートのためには連戦が必須。まともに戦うと倒すことすら困難で、連戦なんてほとんど不可能。
やはりDSS「ウラヌス+サンダーバード」の召喚全画面攻撃を使うのがベストだが、STRの値が足りないと2回召喚しないと倒しきれないことが多い。MP消費が重いが、時間を掛けてじっくり回復しながら戦おう。

(03,11)の右の扉を潜ると闘技場?へ。
本作最難関エリアなので、挑戦する際には十分なレベルと準備が必要だろう。

BGM紹介

悠久廊下同様、「Fate to Despair」が使用されている。
荘厳な礼拝塔の雰囲気に見事にマッチしている。