
概要
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 2 |
| BR | Ⅱ |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 3 |
| 砲塔旋回速度(°/C) | 16 |
| 俯角/仰角(°) | -10 / +20 |
| リロード速度(秒) | 6.0 |
| 最高速度(km/h) | 39.70 |
| 車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 25/25/20/9 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 25/25/0/10 |
エンジン出力(rpm/hp) | 2000/145⇒△△ |
| 重量(t) | 15.0 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 九〇式野砲 | 1 | 40(APHE:17,HE:16,SM:7) |
解説
特徴
日本軍BR2の自走砲。二式砲戦車の次に開発可能で、車体は九七式中戦車である。
1枚目が1番席の照準、2枚目が砲手の照準全体図、3枚目が照準時の見え方、4枚目が運転手席の視界となっている。




【火力】
二式砲戦車より一回り長砲身の75mm砲を搭載しており、AP弾は概ね90mm程度の貫通力を発揮。真正面であれば格上BR3で遭遇するシャーマンシリーズの前面装甲も抜けるが、昼飯の角度を取られると車体を抜けなくなってしまうため適宜砲塔などを狙うといいだろう。とはいえ二式砲戦車のHEATでネックだった弾速も大分改善されたので、総じて対戦車能力は上がっている。
榴弾は二式砲戦車と全くの同性能で、優秀な加害範囲を誇る。
一方でツリーを順に進めてきたプレイヤーにとっては初めての無砲塔車両であり、左右の射角は11度ずつ、それ以上は車体を回して照準する必要がある。
【装甲】
無いといっても過言ではない。主砲回りに防盾こそあれど後方ががら空きの開放戦闘室であり、後方から銃火器を撃たれるだけで砲手と車長が殺傷されて戦闘不能になってしまう。乗員が3名なこともあってかなり辛い。
さらに後ろ上方から来る攻撃に対して車体底部弾薬庫を守るものが何もないため、機銃掃射だけで撃破されることもしばしば。
正面装甲自体も二式砲戦車から半減して最大25mmであり、対戦車砲や対戦車火器を被弾しても防ぐことはできないだろう。
【機動性】
可能な限り★2までアップグレードし、エンジン出力を強化することをオススメする。
未改修145馬力の場合、平地であっても後退しながら方向転換しようとすると出力不足で停止してしまうのだが、これは砲塔を持たない本車両にとってかなり致命的な弱点となってしまう。2回アップグレードすることで170馬力となり、後退中でも快適に方向転換できるようになる。*1
最高時速はカタログ上で約40km/hだが、二式砲戦車より出力重量比が下がってアンダーパワー気味のため平地で30km/h程度が実用的な速度。
チハ車体のおかげで地味に後退が速く、19km/hまで出るのは優秀である。
【総論】
二式砲戦車のツリー上位車両だが、多少の対戦車能力向上(といっても弾速と貫通力が上がったくらい)に対して砲塔、装甲、乗員、機動性など失ったものが多すぎる。さらに車長の視界が悪く周囲の状況がわかりにくい点も使いにくさに拍車をかけている。
BR2で75mm砲を持ちだせること自体が十分な強みとはいえ、総合的には二式砲戦車の方が使い勝手が良いと言わざるを得ない。
史実
Ho-Ni I(試製一式七糎半自走砲)は1941年(昭和16年)に採用された日本陸軍の自走砲である。
現代では、プラモデルなどの影響から「一式砲戦車」と呼ばれることが多い。
性能は高いが、重量過大で馬引は難しく砲身命数が短いという欠点を抱えていた九〇式野砲を自走化した兵器であり、1939年(昭和14年)末から開発が開始されていた。
自走砲化するにあたり原型砲にあった砲口制退器を外して後座長を300mm減らして680mmにした。仰俯角は+25°/-10°、射界は左右22°だった。
仰角が25°まで制限されたことによって原型となった九〇式野砲が九四式榴弾使用時に射程が9000mあったのがHo-Ni Iでは7800mまで低下した。九〇式尖鋭弾*2は九〇式野砲の射表によれば25°で最大11800m。
装甲については直射戦闘も想定されていたので最大50mmと自走砲として厚め。だが機動戦は考慮してないので後部て上部はオープントップであった。
前例のない兵器であったため、開発中に様々な運用法が提案され話し合われたが、結局九〇式野砲と同じ運用法となった。
弾薬は車体に24発、エンジンルーム上に8発積める弾薬箱が設置できたが、それでも携行弾数は少なかったので弾薬運搬用の車両(主に装甲兵車が用いられた)や敵との距離を測る観測部隊とセットで運用することになっていた。
通常の野砲と比較し、自走砲化により迅速な展開と撤収を行える点は大きなメリットをもたらした。
使用弾薬は九〇式野砲と同じく九四式榴弾、一式徹甲弾、九〇式尖鋭弾等を使用する。
九〇式野砲野砲が即席の対戦車砲に転用されるようになると、試製一式七糎半自走砲も対戦車自走砲となった。
ごく少数が実戦に参加し、太平洋戦争末期のフィリピンの戦いでは、対戦車戦闘はもちろん、従来の野砲としての運用により一定の戦果を挙げた。
小ネタ
三八式野砲の技術的な陳腐化により、列強に取り残されつつあった日本は改造三八式野砲を導入することで当座を凌ぎつつ大砲大国のフランスにあるシュナイダー社に新型野砲の設計を依頼していた。シュナイダー社が設計した新型砲と新技術を購入し、小改良を施して生産したのが九〇式野砲である。
その長射程は九〇式野砲最大の特徴であり、使用者からの評判は上々であった。しかし重量過大で馬引牽引が難しく効率的な運用には機械化は必須だった。
砲自体にも問題があり、連続発射し続けると内部の過熱により精度が悪化するので最大毎分12発の速さで発射するのは2分以内で留めて置かねばならず、持続射撃時は毎分2発に制限されていた。
特に砲身命数は短く、3000発当たりからは急激に精度が悪化してライフリングが刻まれない砲弾が多数発生した。
これらの点から陸軍は九〇式野砲を師団砲兵の主力野砲として整備をするのは諦め、機動野砲化と車載砲に活用することで生産を継続した。
師団砲兵用途には射程を犠牲に信頼性と重量を考慮した九五式野砲を整備するつもりだったが、生産が間に合わず依然として改造三八式野砲が数的主力だった。
出典/参考文献
ーー加筆求むーー
コメント
- 芋MTを倒せる日本軍の救世主 -- 2024-02-11 (日) 00:12:02
- 芋ってる105mmシャーマンすら屠る九〇式野砲を装備する、対人用途には扱いにくいが二式砲戦車と一緒に入れとくと使い分けできる -- 2024-04-20 (土) 15:27:15
- オープントップなのに車長が頭を出せないため視点は劣悪、足回りは貧弱、装甲は無く、ダメ押しのように弾薬にが少ないのに7発も使い道のない煙幕弾が乗っている苦行車両。だがコイツか他のキャタピラのついたゴミに乗ってレベル上げをしないと120mmチハの乗員が足りず、ハチャメチャに長いリロードに苦しめられることになる。修行のための車両 -- 2025-04-21 (月) 19:04:32
- 俺はこんなゴミ乗りたくないという硬い意思で装填手が欠けたチハ短でレベル上げきったぜ -- 2025-05-23 (金) 14:09:18
- 他の車両もそうだけどなんでオープントップなのに身を乗り出して周囲確認できないんだよ!!! -- 2025-05-22 (木) 01:04:23
- ただでさえ使い勝手の微妙なオープントップ固定砲車両の使いづらさに拍車をかけている -- 2025-10-13 (月) 13:13:02
- 機銃もないくせに身を乗り出せないから、車長の武器で反撃すらできないんだよな -- 2025-10-13 (月) 15:14:32
- まったく同じ不満持ってる人いて安心した -- 2025-10-13 (月) 22:08:55