
概要
ドイツ軍ツリーTire5の最初に開発可能な駆逐戦車。
また、通常兵器に登場するまでは2021年10月29日開始のイベントFiery November(燃えさかる11月)でタスク11個を達成すると入手出来た限定車両だった。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 5 |
| BR | IV |
| モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
| - | - | 〇 | - | - |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 4 |
| 砲塔旋回速度(°/C) | 8.0/ C |
| 俯角/仰角(°) | -8 / +15 |
| リロード速度(秒) | 5.9 |
| 最高速度(km/h) | 40.00 |
| 車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 50/30/30/10 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 60/30/22/20 |
| エンジン出力(rpm/hp) | 3000/255⇒3000/300 |
| 重量(t) | 24.5 |
| 視界(%) | △△ |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 75mm PaK39 L/48 対戦車砲 | 1 | 79(APCBC36,HE36,SM7) |
| 同軸機銃 | 7.92mm MG42 機関銃 | 1 | 1200 |
| スモークランチャー | 発煙弾 | 16 | |
解説
特徴
IV号駆逐戦車はIV号戦車の車体上部に背の低い密閉式戦闘室を設け、デュッセルドルフのラインメタル・ボルジヒ社が開発した48口径7.5cm対戦車砲PaK39を限定旋回式に装備する車両として開発された。ベルリンキャンペーンで使用できるこの車両は車体全面、側面に装飾の土嚢防壁が元から多数装着されている。
1枚目が指揮官がハッチから乗り出した時の視界図、2枚目がハッチから乗り出す前の照準、3枚目が砲手の照準全体図、4枚目が照準時の見え方、5枚目が運転手席の視界となっている。





【火力】
主砲はIV号戦車H型やJ型と同じ48口径75mm砲を使用する。歩兵に対しての威力は問題ないが、駆逐戦車なので砲塔のない限定旋回なので車体を動かしながら狙う必要がある。搭載の機関銃も砲と同じで動かせる範囲が狭いので狙うのは結構難しい。対戦車に対してはT-34-85 D-5T戦車あたりには何とか正面から有効だがT-34-85以上が相手だと威力不足で正面からの戦闘は結構厳しい。車高が低いので外回りして側面からの奇襲を行うのが有効だが、ベルリンのmapは狭く障害物が多いmapなので車高の低さで砲弾が障害物等に着弾してしまう可能性が高いのが難点である。
【装甲】
装甲は傾斜の入った60mm装甲だが、T-34-85の85mm砲が相手だと正面からも貫通されてしまう。
【機動性】
機動力はIV号中戦車と同じ感じで問題はないがIII号突撃砲と同じで車体を動かして狙う必要がある為、慣れる必要がある。
【総論】
結論から言うと本来なら有効な戦車なのだが、ベルリンの狭いmapやソ連軍側の強力な戦車相手には力不足と言える為、余りおすすめできない。初期戦車のIV号J型よりかはマシな程度である。ノルマンディーキャンペーンであれば大いに活躍できたであろう、惜しい戦車である。
史実
【車輌】
Sd.Kfz.162 PanzerJäger IVはIV号戦車の車体を用いて設計された駆逐戦車。史上最大の戦車戦となったクルスクの戦いにおける突撃砲の活躍にさらなる可能性を見出したヒトラーによって開発が指示され、1944年1月から11月にかけて802輌が生産された。
小ネタ
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