
概要
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 2 |
| BR | II |
距離毎ダメージ減衰率
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 7000 |
| 貫徹力(mm) | 2.0 | 1.0 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 30.00 |
|---|---|
| 弾頭の爆発力 | 18.0 |
| 銃口初速(m/s) | 82 |
| 発射速度(発/分) | 48 |
| リロード時間 (秒) | 2.6 |
| 拡散値 | 5 |
| 垂直反動 | 50 |
| 水平反動 | 50 |
| 供給システム*1 | 1発マガジン |
| 重量(kg) | 8.2 |
| カートリッジの質量(Kg) | 1.6 |
| 射撃方法 | 手動 |
| 1-4.5の距離にスプラッシュダメージ | 40まで |
解説
特徴
米ツリーで最初に使用できる対戦車ロケット。レンドリース品がソ連ツリーでも扱える。
貫通力は控えめ。

【火力】
貫徹力が60mmあり、tier2帯の戦車が相手の場合正面から貫徹可能。tier3以降の3号,4号戦車やパンターなどは側面から攻撃するのが望ましい。残念なことにティーガー系統に対してはほとんど無力である(側面80mm、後面が60mm以上の為)のでよじ登って天板を撃ち抜く必要がある。
2024/9/10のアップデート 0.6.0.61により、80mm貫通となった。4号Jまでの戦車なら正面から撃破可能である。パンター、ティーガーに対して正面から攻撃しても無力なのは変わらない。
とはいえこれまでの対戦車ライフルより貫通後のダメージは高く、距離減衰も存在しない。
【適正距離】
命中させやすいため、100Mほどが良い
【命中精度】
弾道が素直なのでゼロインをキチンとすれば離れた距離でも命中させることが可能。
【総論】
ボーイズ対戦車ライフルと比較しておよそ2倍の貫通力を得た対戦車兵器である。
とはいえ貫通力は控えめで、一定以上の装甲を持つ相手だとやや苦しい。弾道こそやや放物線を描くものの、PIAT等より真っ直ぐ飛ぶので離れた距離でも当てやすい。
史実
米陸軍のレスリー・スキナー大佐とエドワード・ユール中尉が1942年に開発した対戦車擲弾発射装置。
バズーカのあだ名の由来は兵器部のグラディオン・バーンズ准尉*2がこの兵器を見た時「楽器のバズーカに似ている」というコメントをした事から取ったと言われ、他にも「ストーブパイプ」、またその貫通力から「肩載せ75mm砲」というあだ名が兵士達によってつけられた。
1942年、ドイツ軍の戦車を貫通しうる歩兵用対戦車兵器としてM10成形炸薬手榴弾という対戦車手榴弾が開発されていたが、投擲や小銃擲弾として運用するにしてはあまりにも重すぎるという問題が発生した。
この問題を解決するよう命じられたスキナー大佐はロケットの愛好家でもあり、ユール中尉にこの手榴弾をロケットによって発射してはどうかと提案し、発射装置の製作を命じた。
ユール中尉は廃品置き場のパイプから、筒の中にロケットを入れ発射してみたらどうかと思いつき二人はポトマック川にて発射装置のテストを続けた。
アバディーン試験場でのテストにより、スピガット・モーター式の発射装置は移動する目標を外したが、スキナーらのロケットランチャーは命中させる事が出来た。これにより、米軍によって「M1バズーカ」として採用されることとなった。
対戦車ライフルより遥かに優れる装甲貫徹力を持ち、かつ爆発性の武器という事でトーチカに対しての攻撃にも有用であったが、電池から供給された電気を使用する着火方式に問題があり
電池を原因とした故障や暴発が多かったほか、寒冷地においては使用不可能になる事も多々あったという。
1942年、北アフリカのトーチ作戦にて初めて使用されたが、兵士が適切な訓練を受けていないこともありそこまでの効果は発揮しなかった。
1943年、イタリア侵攻においてバズーカは非常に効果的に運用された。ドイツ軍の戦車に対してかなりの効果を発揮しているほか、トーチカに対する攻撃にも非常に効果を発揮した。
1944年のノルマンディー侵攻以降は、ロケットの改善及び長射程化、また不発の原因であった発電装置の改良、光学照準器を搭載した改良型のM9 Bazookaが使用されることになった。
太平洋地域においては、日本軍の戦車はバズーカに対して明らかに脆弱ではあったものの、高温高湿かつ潮風によって問題を引き起こした為、ヨーロッパ戦線ほど使用はされなかったという。
ソビエトにおいては、1942年末までに3000門ほどのバズーカをレンドリース法によって供与されたが、M1バズーカは寒冷地においてかなり不発を発生する兵器でありあまり評価は高くなかった。
ーー加筆求むーー
小ネタ
・武器データには照準などが違うM1A1バズーカというものが存在する
・ゲーム内では口径30mm、貫通力が最大80mmに設定されているが、実際のM1バズーカは口径が60mm、貫通力がM6弾頭で平均76mmあったとのこと どうしてこうなった
・バズーカの名前の元となった楽器はこのような楽器であった参照元
出典/参考文献
コメント欄
- 貫徹力微妙すぎてプーマの側面全然抜けないのすき -- 2024-10-06 (日) 21:37:13
- 一応強化されてるし、パンター一撃で吹き飛ばせるレベルの貫徹力はあるんだがバグなのか仕様なのか当たり判定がおかしい事があって水平に飛ぶ対戦車兵器(Grb-39とかも同じ)は異様に弱くなる事があるみたい。M9バズーカでも同じ現象が起きる -- 2024-10-06 (日) 21:37:24
- プーマの側面は空間装甲じみた構造になってるのでHEATにはちょっと強いみたい。弾薬庫のところを狙うなら装甲に対して垂直に撃ち込まないと貫通できない。 -- 2024-10-06 (日) 21:37:41
- 貫通力が60mmに低下してるお陰でM9バズーカまでのつなぎ所かPIATの下位互換染みてるのが残念過ぎるマジで射程と初速のお陰で当てやすい以外利点ない -- 2024-10-06 (日) 21:37:58
- 日本軍相手引いた時にタセはまだ良いとしてチへ?が側面も非貫通になるの納得いかない -- 2024-10-06 (日) 21:38:11
- たまに日本のペラペラ戦車をワンパンできる以外は対人で遊んだ方がマシなレベルのウンコ発射機。爆薬投げた方が早い。 -- 2024-10-06 (日) 21:38:26
- エイム距離ってキーボード・コントローラそれぞれどう変えるんですか? -- 2025-03-20 (木) 23:51:35
- コントローラーはしらんけどキーボードはPageUp/Down 設定で言うと コントロール>武器>次の照準 まあそのうち使わなくなると思うけど… -- 2025-03-22 (土) 22:59:47
- なんでヤードなんだ… -- 2025-05-02 (金) 10:51:27
- これまでメートル法の国に生きてきたから急にヤードで距離示されたせいでめっちゃ困った… -- 2025-08-27 (水) 02:29:19
- 早くこれほしい -- 2025-11-01 (土) 19:07:47
- 対物ライフルが対人にしか使えない微妙な性能 -- 2025-11-01 (土) 19:08:49
- (ソ連です) -- 2025-11-01 (土) 19:09:38