概要
BR・Tier
項目 | 数値 |
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Tier | 3 |
BR | III |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 30.00 |
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弾頭の爆発力 | 18.0 |
装甲貫通 | 127.0 |
銃口初速(m/s) | 120 |
発射速度(発/分) | 48 |
リロード時間 (秒) | 2.8 |
拡散値 | 5 |
垂直反動 | 50 |
水平反動 | 50 |
供給システム*1 | 1発マガジン |
重量(kg) | 7.2 |
カートリッジの質量(Kg) | 1.6 |
射撃方法 | 手動 |
1-4.5の距離にスプラッシュダメージ | 40まで |
解説
特徴
アメリカ軍重火器ツリーにおいて9番目に手に入る強力な対戦車兵器。
強力かつ、長距離の戦車でも撃破出来る万能な対戦車兵器。
【火力】
M1バズーカの装甲貫徹力60mmを飛び越し102mmの装甲貫通力を誇り、4号Hまでの戦車を正面から撃破可能である。
パンター及びティーガーに関しては、傾斜装甲や頑強な正面装甲により正面からの撃破は困難である
2024/9/10のアップデート 0.6.0.61により、127mmの貫徹力を得た。4号Jはもちろん、ティーガー1なら正面から撃破可能。パンター、ティーガー2(P)も砲塔部正面にダメージを与えることができるようになった。
といっても、高BRにおいて敵戦車を正面から攻撃するのは自殺行為にも等しいため、側面、後面から狙う事を心がけよう。貫徹力が上がった事により、角度が甘くても乗員にダメージを与えやすくなった。
側面及び後面からの攻撃では若干の傾斜があろうとも撃破可能。弾薬庫に命中さえすれば一撃撃破である。
太平洋戦線においては試製5式砲戦車(ホリ)を除いたすべての戦車を正面から貫通可能である。
【適正距離】
10m~150m程度か。M1バズーカと違い十字線の照準器に置き換わっている為、非常に狙いやすく弾頭も水平に飛ぶため感覚をつかめばかなり遠距離の戦車でも撃破できる。
しかしながら、至近距離では弾頭が作動しない事もあり、最悪一切ダメージを与えられない事もある為推奨しない。
ある程度距離を取って撃ち込む事を考慮に入れよう。
【命中精度】
極めて素直な弾頭である。PIATやパンツァーファウストと違い弾頭は水平に飛ぶため、十字線の真ん中に敵戦車を捉え目標までの距離を調整すれば、だいたい目標に命中する。
【総論】
現状、連合軍において最も扱いやすい対戦車兵器と言える。ドイツ軍の装甲車両に対しては十二分の働きをし、日本軍装甲車両に対しては圧倒的な装甲貫通力を持っている(ホリを除けば全て正面から貫通可能)。
唯一厄介とも言えるのは、意外な事にプーマ(Sd.Kfz.234/2)であり乗員が密集していないのと、車体側面の空間装甲、そして弾薬庫の位置が小さめな為手間取りやすい。
史実
1943年10月に製造されたM1 Bazookaの改良型である。
不発や暴発が多発した事で悪名高いバッテリー発火方式を廃止し、マグネトー点火システムを採用している。また、弾頭に関してもM1 Bazookaと同じ66mmであるものの、
弾頭先端部の先端が丸みを帯びた形状になっているM6A3ロケットの採用により装甲貫徹力102mmと向上している。
その他にも、兵士が携行時持ち運びやすくするよう、2分割して運べるようになった。
しかしながら1944年のノルマンディーの戦いにおいて、重装甲化したドイツ軍の戦車には貫通力不足であると判断された。
といえども、バルジの戦いにてM9バズーカを用いた兵士がドイツ軍のヤークトティーガー戦車を撃破した記録がある他、フランスでは4基のM9バズーカを搭載したJ-3偵察機"グラスホッパー"がTiger H1を含む6両の独軍戦車を撃破したという記録が残っている。
1944年の時点でM9バズーカの装甲貫徹力の低さは問題視され、改良型の90mmM20"スーパーバズーカ"の設計は行われていたものの
M20の実戦配備は1950年の朝鮮戦争まで待つこととなった。
ーー加筆求むーー
小ネタ
出典/参考文献
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