概要
MP34(o)、又はS1-100はMP 18の改良型であるMP19をもとにスイスのゾロターン社で開発された短機関銃。生産にオーストリアのステアー社も関わっており、オーストリア軍に採用されたほか日本の海軍陸戦隊でも使用された。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 1 |
BR | I |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
- | 〇 | - | - | - |
距離毎ダメージ減衰率
項目 | 改修前⇒改修後 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 150 | 200 | 300 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 5.7⇒6.8 | 3.3⇒4.0 | 2.8⇒3.4 | 2.7⇒3.2 | 2.5⇒3.0 | **⇒** | **⇒** |
貫徹力(mm) | 1.0⇒** | 0.1⇒** |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 9.0mm |
---|---|
打撃力 | 5.7⇒6.8 |
銃口初速(距離/秒) | 400⇒400m / sec |
発射速度(発射数/分) | 410-450⇒470-520shots/ min |
リロード時間 (秒) | 2.6⇒2.3sec |
垂直反動 | 24⇒22 |
水平反動 | 10⇒9 |
供給システム*1 | 32発弾倉 |
重量(kg) | 4.0kg |
弾倉質量(g) | 11.2g |
射撃方法 | auto/semi auto |
銃剣 | - |
解説
特徴
MP 18の改良型であるMP19をもとにスイスのゾロターン社で開発された短機関銃。
【火力】
発射レートが抑えられており最大まで改造しても分間500発程度である。現実世界では反動が抑えられて良いのだが、瞬間火力は低い。
ただし、同じく序盤から入手できる短機関銃MP 28と比べるとマガジン装弾数が増加しており息切れしにくくなっている。
【適正距離】
拳銃弾であるため距離による打撃力減衰が激しい。50~60m以上の距離で運用することは避けたほうがいいだろう。
【命中精度】
発射レートが低い分反動が小さく狙い自体はつけやすいが、集弾性は悪い。
手間暇を惜しまずにバースト撃ちを活用すべきである。
【総論】
良くも悪くもBR1相応のサブマシンガンである。
前任のMP 28よりかは性能は高め。値段が安いのもあって数を揃えやすく改修もしやすい。ただし、どうしても戦闘力は頭打ちである。
後任のベレッタM38を待ってみるのも良いかもしれない。
史実
S1-100またはMP30/34、MP34(Ö)はスイスのゾロターン社で開発された短機関銃である。戦間期のドイツは兵器開発を禁じられていたため、ドイツの軍需企業はスイスやオランダにフロント企業を設置し技術者を移すことで兵器開発能力の喪失を防ごうとした。ゾロターン社もそうした企業の一つで親会社となったのはラインメタル社であり、本銃のほかに対空機関砲のSt-5(S-5)→後のFlak-30や軽機関銃のMG 30→後のMG 34が開発されている。
一般に本銃の元となったのはMP19だとされている。一般に知られている?MP19はMP 18にスイス人銃器設計者アドルフ・フラーが彼の好物であるトグルアクション機構を組み込んだものであるが、このMP19は終戦間際にラインメタル社で設計が書かれたのもので、まともな情報が残っていない(そのためゲーム内の紹介文ではMP 18シリーズとぼかされている)。本銃はオーストリアのステアー社の生産機材で生産され、販売はゾロターンとステアーの合弁会社によって行われた。最大の販売先は生産国であるオーストリアでMP30/34として軍および警察に採用され、ドイツによる併合後接収されたものがMP34(Ö)としてドイツ国防軍でも使用された。
小ネタ
・Öはオーストリアのドイツ語表記Österreichからきていると思われる
出典/参考文献
ーー加筆求むーー
コメント
- たまに最初謎の間をはさんでから発射することがあるけど、BR1のSMGでは弾持ちが良くて愛用してる。 -- 2024-10-01 (火) 15:35:00