Chi-Ha Short Gun

Last-modified: 2024-05-03 (金) 11:41:11

概要

日本軍戦車ツリーの8番目に使用可能になる九七式中戦車を改造して作られた自走砲。

BR・Tier

項目数値
Tier3
BRIII

車両性能

項目数値
乗員(人)5
砲塔旋回速度(°/C)△△
俯角/仰角(°)△△ / △△
リロード速度(秒)△△
車体装甲厚
(前/側/後/底)(mm)
25 / 25 / 20 / 9
砲塔装甲厚
(前/側/後/上)(mm)
32 / 25 / 25 / 10
馬力145hp / 2000 rpm ⇒ 170hp / 2000rpm
重量(t)15.0
速度(km/h)40.00

武装

名称搭載数弾薬数貫徹力
(前/側/後)(mm)
主砲短十二糎砲123△△ / △△ / △△
砲塔上面機銃九七式七粍七固定機銃11000△△ / △△ / △△
車体機銃九七式七粍七固定機銃13000△△ / △△ / △△


解説

特徴

短十二糎砲をチハの車体に搭載した自走砲。
120mmという大口径砲の強力な火力が特徴的な車両である。

 

【火力】
主砲である短120mm砲の他、車体と砲塔上面に7.7mm機銃を一丁ずつ装備している。
車体に搭載された機銃は射界が狭く、正面のごく限られた範囲しか射撃できない。

本車最大の特徴である短120mm砲は、搭載されている弾薬が全てHE弾であるため、歩兵への攻撃が主となるだろう。
短120mm砲から放たれる榴弾の威力は絶大であり、広範囲に渡って敵歩兵を殺傷することができる。
固まっている敵の一分隊を丸ごと吹き飛ばしてしまうことも珍しくない。
装填時間はやや長いものの、装填速度向上パークを付けた装填手を採用していればストレスを感じることは少ないと思われる。

反面、敵装甲車に対する攻撃は不得手であり、Sherman IIなどの同格車両を相手に正面から撃破することは非常に難しい。
側背面の特に装甲が薄い部分であれば貫通を狙えることもあり、その場合は大口径榴弾の凄まじい加害力によって一発で撃破することも可能。
しかし、そのような状況が発生することは稀なので、基本的に対戦車戦闘は避ける立ち回りを心がけよう。

また、砲塔の旋回速度が極めて遅いため、不意に別方向から接近してくる敵兵に迅速に対処するといったことは苦手である。
そのため前線からやや後方か側面に位置しながら、拠点周辺を支援砲撃する自走砲らしい運用をすると良いだろう。

 

【装甲】
Chi-Haの車体を流用しているため、装甲も同様に薄い。
ブローニングM2などの重機関銃を弾くことはできるが、シャーマンの75mm砲などは正面からの被弾であっても容易に貫通されてしまう。
同格の敵車両からはどこを狙われても大きな被害を受けると覚悟したほうが良いだろう。

 

【機動性】
平坦な整地面であれば快適に移動できるが、エンジンが非力であるため加速が悪く、特に登り坂に差し掛かると大きく速度を落としてしまう。
太平洋マップは入り組んでいる上に起伏のある不整地が多いので、よく考えずにショートカットのつもりで突っ切って移動しようとすると、却ってじれったさを感じる場面も生じる。
決して鈍重というわけではないのだが、出撃後の移動はよくルートを考えてから移動したい。
改修してエンジンの出力を強化していれば、軽快とまではいかずとも陣地転換にさほどストレスを感じることはないだろう。

 

【総論】
装甲と機動性に難点はあるものの、短120mm砲の火力は魅力的。
この車両で敵戦車を相手取ることは難しいが、密集している敵歩兵の集団をまとめてなぎ倒すことは容易である。
ただし、火力を過信して前に出過ぎると、砲塔旋回速度が鈍重かつ同軸機銃も無い車両ということもあり、接近を許した敵歩兵には簡単にやられてしまうので注意。
本車を運用する場合は自走砲らしく、敵歩兵が籠もっていそうな敵拠点や敵歩兵の移動ルートを予測して、適切に砲撃できる地点に陣取りつつ積極的に味方を支援しよう。

史実

十二糎砲戦車は、日本海軍が大戦末期に開発した戦車であり、特設艦船用の短十二糎砲を搭載している。
大戦末期に本土の海軍陸戦隊戦車中隊に配備されていた。

クリックで表示

ーー加筆求むーー

小ネタ

ーー加筆求むーー

出典/参考文献

クリックで表示

コメント

  • 日本の戦車では一番強いけどM1バズーカにすら抜かれるのがな -- 2024-02-22 (木) 01:47:34
  • 強い(語彙力喪失) -- 2024-03-13 (水) 01:58:27
  • 対歩兵での頼もしさよ…こいつとホリはキルレと分隊をかけても守る価値はある。 -- 2024-05-03 (金) 00:02:25