
概要
課金通信分隊「第26警備隊通信大隊」が装備しているスコープ付きのセミオートライフル。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 2 |
| BR | II |
距離毎ダメージ減衰率
| 距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
| 打撃力 | 12.3⇒14.8 | 9.6⇒11.5 | 7.7⇒9.3 | 6.1⇒7.4 | 4.9⇒5.9 | 1.1⇒1.3 | 0.5⇒0.6 |
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 1500 |
| 貫徹力(mm) | 1.0 | 0.1 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 7.62 |
|---|---|
| 打撃力*1 | 12.3⇒14.8 |
| 銃口初速(m/s) | 775⇒775 |
| 発射速度(発/分) | 320⇒350 |
| リロード時間 (秒) | 3.7⇒3.7 |
| 拡散値 | 21⇒15 |
| 垂直反動 | 94⇒80 |
| 水平反動 | 26⇒22 |
| 供給システム*2 | 5発マガジン |
| 重量(kg) | 4.8 |
| スプリント係数(%) | 100 |
| カートリッジの質量(g) | 21.8 |
| 射撃方法 | 手動 |
| 銃剣 | - |
解説
特徴
BR2ではかなり珍しいスコープ付きのセミオートライフルである。
スコープは付いているのだが、狙撃銃として見るとかなり使いづらい点が多い。
【火力】
打撃力が14.8と、BR3のSniper SVT-38をフル改修したものよりやや高い。発射速度もSniper SVT-38と同一の350ではあるのだが…
BR2のセミオートライフルらしく装弾数が5発しかなく、かつクリップ装填である為リロード時間も3.7秒と遅く、一撃で仕留めきれなかったときのリスクがなかなかに高い。
セミオート狙撃銃のメリットはボルトアクションより高い発射速度と多めの装弾数により手数で制圧力を高める点にあるのだが、SVD-30の装填速度の遅さと装弾数の少なさはかなりのデメリットになるだろう。
【適正距離】
近~中距離。
スコープが付いているため、遠距離でも戦えるが銃口初速が775と遅めであるため、装弾数の少なさも相まってなかなか仕留めきれない。胸から上を狙っていこう。
しかしながら後述する拡散値の重大な欠点により、遠距離戦闘は非常にアテにならない。
【命中精度】
拡散値は基本セミオート狙撃銃は5~8とかなりまとまって命中するはずなのだが、使用する分隊の関係上なのかは不明だが、21と通常の歩兵が使うセミオートライフルとほぼ変わらず、狙撃銃の中では極めて劣悪なものとなっている。
その割にスコープ倍率がかなり高めでゲーム内上では3.5倍となってるものの、実際はMosin M91/30 sniper rifleと同じ7倍と明らかに遠距離向けのスコープを搭載している。
よって一般的な狙撃兵としての運用は正直言って推奨しない。スコープは付いているものの、普通の狙撃銃感覚で戦うとしっかりと狙っているのになかなか当たらずイライラするだろう。
反動は垂直80、水平22とSniper SVT-38よりやや垂直が少なく、一般的なセミオートライフルとそこまで変わらない。
一応スコープは取り外し可能ではあるので、いっその事スコープを外して通常のセミオートライフルとして運用するのも良いかもしれない。
アイアンサイトはSVT-38を始めとしたソ連のライフルにはなかなかない特徴を持っており、奇妙な円盤状のリアサイトの中に開けられた穴からフロントサイトを除く形となっている。
リアサイトがかなり視界を遮るため、正直かなり見づらい。
一枚目がアイアンサイト、2枚目がスコープ


【総論】
正直言ってかなり使いづらい銃である。
セミオート狙撃銃として見た場合、劣悪な拡散値と倍率の高すぎるスコープがミスマッチであり使い物にならない。
セミオートライフルとして運用する場合、装弾数はBR2一般的なものであり打撃力の高さも魅力的なもののアイアンサイトの見づらさがかなり足を引っ張る。
とはいえど、ソ連においてフルサイズの弾薬を使用するBR2のセミオートライフルはこれが唯一であり、かつ研究ツリー内に無いBR2で使えるセミオート銃という事で唯一無二ではある。
一応分隊構成は比較的優秀で、4人の通信兵+1人の工兵となかなか見ない構成になっているので、その点はメリットとは言える。またロケット支援要請も行える。
史実
1930年にヴァシリ・デグチャレフが設計したソビエト発の半自動小銃。一応赤軍に採用はされたが、300挺程度と生産数は極めて少ない。
ソビエトにおける半自動小銃の開発は1924年から始まった。起用されたのはフェドロフ、トカレフ、デグチャレフなど5人の優秀な設計者によってそれぞれが作られた。
要件は半自動、5~10発の装弾数、バレル長630mm、重量4.2kg以下、ボルトキャッチがあり、2500mまで調節可能な照準器が付いているといったものだった。
最終的にはトカレフとデグチャレフの銃が選考に残り、デグチャレフが革命軍事評議会向けに1930年4月に試作したものがこの銃である。
求められた要件は足りていた為、一応採用はされたものの330挺程度と生産数は極めて少なかった。
試験用にモスクワの狙撃師団に一部が供与されたものの、より優れたシモノフのAVS 36が登場し、さらに改良されたトカレフのSVT-38にも劣っていたためソ連軍の主力にはなり得なかった。
その後、当銃は冬戦争か第二次世界大戦でごくわずかながら使用された可能性があると言われている。
現在はサンクトペテルブルクの砲兵博物館に保管され、時々イベント等で公開される事もあるようだ。
小ネタ
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