Type 11 LMG

Last-modified: 2025-09-19 (金) 20:03:39

Type 11 LMG.png

概要

十一年式軽機関銃は、日本で1910年代から1920年代前期にかけて開発・採用された軽機関銃。

BR・Tier

項目数値
Tier2
BR

距離毎ダメージ減衰率

距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後)
距離(m)1010030040060010001500
打撃力11.2⇒12.310.1⇒11.19.0⇒9.97.8⇒8.63.4⇒3.71.1⇒1.20.1⇒0.1
 
貫徹力 (改修前⇒改修後)
距離(m)101500
貫徹力(mm)1.00.1

性能

項目初期値⇒最大値
口径(mm)6.50
打撃力*111.2⇒12.3
銃口初速(m/s)730⇒730
発射速度(発/分)500⇒550
リロード時間 (秒)3.8⇒3.2
拡散値38⇒38
反動制御(%)10⇒10
垂直反動29⇒29
水平反動20⇒20
供給システム*230発マガジン
重量(kg)10.2
スプリント係数(%)50
カートリッジの質量(g)21.8
射撃方法オート
銃剣-

解説

特徴

6.5㎜弾を使用する軽機関銃で、特徴としてはその独特な給弾方式であり、機関銃としては珍しくクリップ方式で、左面にある装填架(ホッパー)に収められている。これは、小銃の弾とクリップを共通化出来るという画期的なものになるはずと想定されていた。しかし、実際には大陸方面において砂塵による不具合が多発した。

 

火力

他国の同BR軽機関銃と比較し、装弾数が30発、デフォルト時の携行弾数が装填済と予備合わせて120発と両方ともトップクラスに多い。発射レートもMG 13Type 97 LMGに次いで3番目に早い。特に携行弾数については日本軍の軽機関銃の中ではBR4のTe-4 MG、BR5の100式旋回機銃の次に多い。反面単発火力とリロード速度がワーストクラスで劣る。

 

適正距離

バイポットを使用して中~遠距離が適正。
これは装填架が視界を大きく遮り、遭遇戦では大幅に不利であるため。
室内等の至近距離で不意に敵と遭遇した際はエイムするより腰撃ちの方が対応しやすい。

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一枚目がクイック照準、2枚目がアイアンサイト
Type 11 LMG 1.jpg
Type 11 LMG Ironsight.jpg

 

命中精度

酷く悪い。反動や拡散値が全般的にあのブレダM30よりも酷いという事実。
発射速度が遅い割に上方向だけならず横方向にも暴れるため中距離以上の敵には2発目以降当たらないと考えるべし。
移動時の拡散も酷く動きながら撃つと照準を確実に目標に合わせてもすぐに明後日の方向へ飛んでいく。
これらの欠点から射撃時の精度は最悪である。
至近距離戦以外は落ち着いて1発ずつ射撃するか、バイポットを利用しながら戦うことを心がけたい。
バイポットを使用した場合は反動と精度が大幅に改善され、遠距離でも安定した射撃を行える。

 

総論

日本軍で最初に使える軽機関銃だが、委託射撃への依存性が高くいろんな意味でこれまでの小銃や短機関銃と使い勝手が違う。
バイポット不使用時の反動は強く、移動撃ち時の精度は悪いので小銃や短機関銃のように突撃しながら至近距離で弾をばら撒くより、多少離れた位置からバイポットを使用して撃つ方が効果的。
反面バイポットを使用すると大幅に改善される為、BR2トップクラスの装弾数と携行数もあって敵分隊を一掃することも可能。
携行弾数が多めな為、バックパックの組み合わせに自由が効く。
なお大型弾薬ポーチを持たせると240発もの弾薬を持てる為、BR2でありながら高い継戦能力を発揮する。
次の九七式車載重機関銃とバトルパスのホッチキスMle1922は同じBRだが、射撃精度が優秀な為こちらが使い難いと思ったらそちらを使用するといいだろう。

史実

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十一年式軽機関銃は、日本で1910年代から1920年代前期にかけて開発・採用された軽機関銃。日本陸軍が初めて正式採用した軽機関銃である。

給弾システム

本銃の最大の特徴は給弾システムである。他の軽機関銃のような弾倉や給弾ベルト式ではなくホッパー式弾倉というシステムで、機関部左側に装備されている装弾架(弾倉)に小銃用と同じ5発クリップを積み重ねて入れ、それをバネの蓋で上から押さえるシステムであった。クリップは6個まで入り、最大30発の装填が可能。この給弾方式の利点は別途に箱型弾倉やベルト等を必要とせず、歩兵の小銃と同じ三八式実包・クリップをそのまま使用することができることであった。当時の日本の乏しい兵器生産能力においては大きな利点といえる。

問題点

しかし実戦では多くの問題点が見つかった。本銃の弾倉内部は外部に対して露出していたため、砂やほこりが弾薬に付着しやすく、さらに本銃には弾薬に潤滑油を塗布する装置を備えているが、その油に砂やほこりが付き作動部に油まみれの砂やほこりがたまり、作動不良の原因になった。特に満州の戦場では砂塵・粉塵が多いため作動不良が相次いだ。この給弾方式はこれ以後採用されることはなく、後継の九六式軽機関銃では箱型弾倉が採用された。
またそれ以外にも、排莢不良による故障も頻発した。これは撃発時に膨張した薬莢が薬室内に張り付いて千切れ、そこに次弾が送り込まれて詰まってしまうという故障であった。この問題は九六式軽機関銃でも続いたが、装薬を減らした実包を11年式軽機関銃と九六式軽機関銃に使用してみたところ快調に作動した。この減装弾は1938年に採用し11年式軽機関銃の作動不良は激減した。しかし、それにより三八式歩兵銃用との弾薬互換性も失われてしまった。
本銃は後継の九六式軽機関銃九九式軽機関銃が開発されて配備されていくと、次第に訓練用や予備として第一線からは退いていったが、全ての部隊に行き渡っておらず太平洋戦争初期でも使用され、末期に軽機関銃が不足すると再び第一線の部隊に配備されていった。

↑ 

上記の欠陥は昔の本にも記載されている有名なものであるが現在では別の説が提唱されている。
新たな説は銃本体に欠陥はなく使用する弾薬に問題があったというもの。本銃よりも長銃身を持つ三八式歩兵銃用の弾薬をそのまま使用したため不備が出た説と使用されている火薬が本銃と相性が悪かったという説である。
どちらが正しかったかは定かではないがアメリカ側に鹵獲されて海を渡った稼働銃に互換弾薬を使用した場合の動作は非常にスムーズ、youtubeなどに存在する動画では砂だらけの場所で使用しても全く動作不良を起こさない様子を見ると弾薬が原因で様々な欠陥が発生していた可能性は大いにあるだろう。

小ネタ

リロードに関して

どうでもいい話だが、このゲームの十一年式はリロードの際に毎回毎回、ちゃんとクリップ装填しているのは、別ゲー(○○フィールド等)では見られないものである。他ゲーでは何故かホッパーごとリロードしているが、あのリロード方法は本来であれば間違いであるので、総じてこのゲームの十一年のリロードは忠実に再現されていると言える。(補足:別ゲーでホッパーごとリロードしているのはこの銃がクリップ以外での装填を想定していないためである。クリップで装填するため5の倍数でしか装填できず5の倍数以外で装填しようとすると本来は余分に残ったクリップを排除する必要があるがゲーム的にそこまでは対応できないためホッパーごとリロードする形となっている。参考として○○フィールド5では残り弾数が5の倍数の場合は足りない分のクリップをホッパーに補充する専用モーションとなりホッパー総取替リロードよりも若干早く装填できる)
マガジン式やベルト式と違いクリップなのでアニメーションの演出も相まって継ぎ足し装填が可能に思えるが、プログラム上はマガジン式と同じ扱いらしく継ぎ足し装填ができない。

出典/参考文献

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コメント欄

  • 装弾数多いし反動も小さめで好き -- 助マル 2025-08-30 (土) 01:54:05
  • リロード独特ですこ -- コトブキ 2025-08-31 (日) 03:04:40
  • 「ちょっとしか撃ってないけど念入れて弾入れとこ」25発に1クリップポイッ→追加分がパッと消えて25発...いや仕様は知ってるけどクッソもやもやする -- 2025-09-09 (火) 17:23:22
    • 仕様としてはマガジン式と何も変わらないのが悲しい。使った分だけまとめて装填するクリップリロードにしてほしい。 -- 2025-09-10 (水) 18:12:38

*1 hitPowerTotar
*2 銃本体に1マガジンで供給できる弾の総数