Type 4 rifle

概要

四式自動小銃は、M1ガーランドをベースに1944年（昭和19年）に大日本帝国海軍が開発した半自動小銃である。

しばしばType 5（五式）などと誤記されている場合がある。

BR・Tier

距離毎ダメージ減衰率

性能

解説

特徴

7.7㎜弾を使用する半自動小銃で、レベルに相応しくとても高い水準の性能を誇る。
しかし、武器バランス調整によりナーフされたライフルの中では最もリロード時間が長くなってしまった。

また、M1ガーランドのコピー品なのでリロード時には同様に特徴的な「ｶｷｰﾝ」音が鳴るのが特徴である。

火力

7.7㎜弾薬を使用するので1発の威力は12.5とそれまでの試製自動小銃たちに比べて高くなっている
とはいえ、セミオートはボルトアクションよりも威力がかなり低いのでしっかり狙って当てていきたい。
装弾数も10発とそれまでの5発から倍になった一方で、基本リロード時間が4.7秒から5.2秒とクソ長リロードである。
また、銃剣も装着出来る為とっさの白兵戦にも対応可能。

適正距離

連射して使うのであれば30m以内、よく狙える状況なら100m以降も狙える。

命中精度

半自動小銃としては並の性能、連射するのではなくゆっくり狙いを定めて撃てば当たる。とはいえ、三八式や試製自動小銃に対してセミオートである以上劣るのは否めない。

総論

最上位の性能を誇る半自動小銃と言え、前任者である試製自動小銃丙型、乙型などと比べ反動が大きいのが欠点であるが、米軍のM1ガーランドと並ぶ性能を誇る。
しかし、武器バランス調整によりクリップ装填と単発装填の混合リロードとなり、クソ長リロードとなってしまった結果、試製自動小銃丙号などの方が使い易いかも知れない。

史実

四式自動小銃は、アメリカ合衆国製のM1ガーランドを日本海軍がコピーしたものである。

M1ガーランドとの違い

主に以下のような差異がある。
・M1ガーランドは.30-06スプリングフィールド弾を用いるが、四式は7.7mm弾を用いる。

・M1ガーランドは特徴的なエンブロック・クリップを用いる8連発固定弾倉を備えていたが、四式の箱型固定弾倉には5連発ストリッパー・クリップ2つを用いて10発装填できる。レシーバー左側面のクリップ・弾薬強制排出用ボタンも不要となった。

・M1ガーランドのリアサイトはダイヤルを回して上下左右の調整を行う方式だが、四式は従来の日本製軍用小銃と同じく、標尺を前後にスライドさせて上下（射距離）を調整するタンジェント・サイトであった。ただし、四式でもリアサイトでの左右ダイヤル調整が可能。

・銃把から床尾にかけての上下支金・上下二分割式の銃床・負革通し・床尾板は九九式小銃の様式である。

その後

元々は落下傘部隊に配備することが想定されていたが、設計時期が大東亜戦争末期だったこともあり、試作後に本格的な生産が行われることはなかった。

小ネタ

呼称に関して

しばしばType 5（五式）などと誤記されている場合がこれは間違いである。

豆知識

小ネタだが5発以上残っている状態でリロードすれば多少短縮されるので余裕があればリロードしておくと良い。

出典/参考文献

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