概要
戦間期のチェコスロバキアの自動装填式小銃。水平ティルトボルトを使用しているため、銃身がレシーバーと比べて傾いている。
Gewehr 41と比べて装填時間が大幅に短縮されている、優秀な装備と言える。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 4 |
BR | IV |
モスクワの戦い | ノルマンディー侵攻 | ベルリンの戦い | チュニジアの戦い | スターリングラード |
〇 | - | - | 〇 | 〇 |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 13.2⇒15.8 | 10.8⇒13.0 | 8.8⇒10.6 | 7.3⇒8.7 | 5.9⇒7.1 | 1.6⇒1.9 | 0.8⇒1.0 |
貫徹力(mm) | 1.0⇒1.0 | 0.1⇒0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 7.92 |
---|---|
打撃力*1 | 13.2 ⇒ 15.8 |
銃口初速(m/秒) | 750 ⇒ 750 |
発射速度(発/分) | 320 ⇒ 350 |
リロード時間 (秒) | 2.1 ⇒ 2.1 |
垂直反動 | 108 ⇒ 92 |
水平反動 | 32 ⇒ 27 |
供給システム*2 | 10発弾倉 |
重量(kg) | 5.0 |
弾倉質量(g) | 26.2 |
射撃方法 | セミオート |
銃剣 | ◯ |
解説
特徴
チェコスロバキア製の自動小銃
【火力】
セミオートなので中距離以降だと数発当てないと倒れない
【適正距離】
近中距離推奨 上記の通り、中遠距離だと数発当てないと倒せない
【命中精度】
非常に悪い。最大改良しても反動が強い。ばらける。
【総論】
Gew41と比べると圧倒的に使いやすくはなってるものの、赤軍のセミオートには到底敵わない
史実
概要
ZH-29はチェコスロバキアのZB社で開発された自動小銃。チェコ軍が採用しなかったため1930年代に各国に対してセールスをかけたが振わず、中国の国民革命軍程度しか採用しなかった。
南部96式機関銃のようなティルトボルト方式の閉鎖機構を持ち、分解してボルトを取り出す際は中折れ式拳銃のように中心で折れ曲がるという面白い設計をしている。弾倉はZB-26機関銃と同一規格であり、20発・10発・5発の3種が用意されていた。
ロシア版wikipediaにはドイツ軍にて運用されたとあるが、ドイツ軍が入手・運用していた可能性のある個体はイタリア軍がエチオピア戦争にて鹵獲した100丁のZH-29かチェコ軍が試験用に発注した20丁のZH-29/32、ZH-36と呼ばれる発展改良型が10丁(うち5丁は試験用としてドイツ軍に納入された記録がある)の計130丁のみであり、運用していたという確証はない。
小ネタ
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