FF10
スピラの南方にある大きな島。
位置関係でいうと、ビサイドとスピラ本土の中間点に位置し、ポルト=キーリカの街はスピラではかなりの規模を誇る。
だが、そんなキーリカも今では活気のある街だがシンの襲来や、青年同盟と新エボン党との対立(10-2にて、下記参照)で街の存続が危ぶまれたという歴史もある。
それでも今日まで島があるのは、キーリカ寺院を支えるイフリートや、大召喚士でありブリッツボーラーだったオハランドの様なただ熱いだけではなく、人を大切にする心があったからだと考える。
同じく南洋にあるビサイドを静の島とするなら、キーリカは動の島。
どちらも美しい自然に囲まれた島だが雰囲気はかなり異なる。
だが人のエネルギーとなるという点では「どちらが良い」なんてことはない。
南洋の島ということで遠いイメージを持ちがちだが、スピラ本土南端の街であるルカから定期船が頻繁に出ているので、活力補給に出かけてみてはいかがだろうか。
ここには他にないエネルギーがあなたを待っている。
- 沿岸の浅瀬に水上家屋が並ぶ風景はまるで南国リゾート(壊滅してしまうが)。島の山頂には聖なる炎が絶えず燃やされるキーリカ寺院があり、大召喚士であり伝説的なブリッツボーラーでもあるオハランドゆかりの地。鬱蒼と茂るジャングルを抜けた先にある山道の石段は彼の言われのあるトレーニングスポット。
そんな活気溢れる街だが、ゲーム中ではいきなり『シン』の襲撃を受け、
家も人も洗いざらい流されてしまうという酷い目にあっている。だがそれでも残った人々は諦めず、
復興に尽力できるのだから強くたくましいものである。
- ルカでティーダに「どこもビサイドやキーリカみたいなもんかと思ってたよ」と田舎代表のように喩えられてしまったが、これは彼が『シン』に襲われる前の街の姿を知らないため。本来は南洋の拠点として発展していた大きな街だった。
- 襲撃時のムービーでは、最初に巨大な波で街全体が飲み込まれ、その後『シン』の発生させる重力場に建造物や人が吸い込まれていく。襲撃時に街にいて生存できた者は恐らくいないだろう。
FF10-2
『シン』の襲撃から復興しており町が大きくなっている。
だが町は新エボン党と青年同盟に2分されており、ドナとバルテロもその騒動の中心にいる。
STORY Lv.5にならないと島内を自由に動き回れないため、ここで発生するミニゲームが一時だが止まってしまう恐ろしい場所。
- 対立の激化で青年同盟が寺院へと続く森を封鎖するも寺院の魔物発生事件を経て住民が青年同盟に反発、押し切られる形で封鎖を解除している。
- その封鎖が解除されるのはストーリーレベル5のことである。
- ちなみにストーリーレベル2では「すんごいスフィア」の返却先をどちらにしていても
キーリカの島内に入ることは不可能である。
(ただし入り口の宝箱を取ることはできる。またメッセージは上記の返却先の違いで変化)
青年同盟の本拠地らしきものが建築中であり、物語が進むにつれ、少しずつ完成していく。
- この本拠地をカメラで覗くことはインビンシブル入手の
フラグであるため、ストーリーレベル1から忘れずに行っておこう。