NTT出版から発売されたFF6の攻略本の第1弾。
ソフトの宣伝本・入門編を兼ねた本であり、主要キャラの紹介や、年表などは載っているものの、
本格的な攻略には適していない。
ソフト開発中に作られたためか、実際のゲーム内容と異なる紹介が散見される。
- 幻獣フェニックス…「戦闘不能回復と敵への炎攻撃を同時に行う」→実際は敵への攻撃は無い。当初は前作に準じた能力になる予定だったのだろう。
- マッシュの必殺技…「キー入力を失敗すると通常攻撃になる」→実際は何も起こらない。
- シャドウの「なげる」…「時には外れ、まったくダメージを与えない事も」→実際は必中。敵が透明化していなければ。
- テュポーン…「2つの顔を持っており、片方の顔が戦っている間、後方を向いている顔はHPを回復する」→実際は同じ顔だけが前を向いているし、回復能力もない。
ティナ・ロック・エドガー・マッシュ・シャドウ・カイエンは詳細な設定が紹介されているが、セリス・ストラゴス・リルム・セッツァー・モグ・ガウの扱いは小さい。
また、ゴゴとウーマロは隠しキャラ的存在でもあるためか、触れられていない。
- ティナのオリジナルコマンドは、「トランス」ではなく「魔法」と紹介されている。
トランスは最初は使えないので、これはミスではなく意図的に情報を隠したのだろう。 - モグは沢山紹介されてたと思う。
「ニケアーム」なる国の存在が記述されているが、ゲーム中には「港町ニケア」として登場する。国でもない。
掲載されている戦闘シーンの写真の中に、「操縦席がドーム状の装甲で覆われた魔導アーマー」や、都市戦用の塗装を施した「青い魔導アーマー」が確認できる。
どちらもゲーム本編には登場せず。