年表/2003年10月

Last-modified: 2010-04-13 (火) 19:49:03

独断と偏見による2003年10月

2003年10月

全鯖から移転者を募り、Fairy鯖が作られる。

2003年10月20日(大規模パッチ)

ジラートと各国の最終ミッションが実装される。
同時に、ル・アビタウ神殿と宿星の座が実装される。
スリプガとスリプガIIが解禁。
狩人の矢弾交換TPリセットが、やっとこの頃になって撤回される。
スリプルボルトやアシッドボルトが実装されて、射撃に光が当たる。
クリアマインドが強化され、後衛のMP回復スピードが飛躍的に上昇した。
しかし、戦闘しながらMP回復ができる赤詩の優位性が揺るぐことは無かった。
サーチコメントが4種類にカテゴリー分けされる。
使えない糞魔法だったガ系の威力が、敵の数に半比例するようになり、
敵単体に使う魔法としては、燃費は多少悪いが一応使い物になるが、
NPCのガ系は、PCが用いたときほど人数で威力が減衰されない。
ExアイテムをDropするNMが大量に実装される。
「『一度とった人はもういいでしょ』という意図で試験的に導入した」と、
開発者は雑誌で公言しており、その考え自体は非常に賛同できるのだが、
し実際は「嫌でも狩らなくてはいけない」と言った状況が頻発し、
このExが、製作者の意図した通りに機能しない場面も多かった。
今日もこのExアイテムは依然と導入され続けているが、
独占を防ぐ以前に、そのNMがExアイテム以外に高価な非Exアイテムを出す等、
設定の仕方が悪い為、そのExアイテムだけが欲しい人が狩る事も少ない。
(後の中華問題を考えると、Exの増加事自体はむしろ好ましいのだが)
尚、「Lv上げPTでも狩場にわくNMには勝てます」とも発言してるが、
当時は忍盾は想定外なんだし、開発者のバランス能力には懐疑的になる。
開発情報で成されたトリガー形式のNMも数多く導入される。
HNMなどの3日pop(60~72時間)だった一部モンスターが突如1日popとなる。
新しい印章BCが追加される。
属性鉱石が導入されるが、当時はまだまだレアなアイテム。
/sitが実装。ミスラの大股開きのポーズは後日修正される。
「新しい娯楽の創出」として、ラッキーロールが導入されるが、
スタッフの発想が貧困である事が明らかに伺える代物。
BCやBFクリア後にタイムが出るようになるが、鯖リセットでそのレコードは消される。
チョコボ掘りに改革が入り、以後は割と人気の金稼ぎとなるが、
開発初期と違い、騎乗スキルは結局隠しで表示されないままになる。
合成の成功や失敗のログが他人にも見えるようになり、フィルターも導入。

2003年10月20日

北米でWin版が発売。三国周辺は早速シャウトで乱れ、活性化する。
当初は国際交流に関しては積極的な意見も多々あったのではあるが、
その後「PLしろ」「ギルよこせ」「アイテムくれ」といった物乞いや、
セクハラ、PTメンバーを流動的に入れ替えて狩るスタイルなどに対して
違和感を覚え、否定的な意見ばかりが目立つようになる。
同時期に導入されたTabキー変換による自動翻訳で交わされる
「{助けて!!}{帽子}{コッファー}{ありがとう}」といったtellに
拒絶反応を示す人も多く、「JP ONLY」とサチコメに書く人が大多数。
今日までに至る根強い言語別鯖の設立の要望のあまりの高さを見ると、
大半のJPユーザーにとって、鯖混合は極めて不評だったと言える。
和田社長や開発者は「日米混合PTやTab変換が好評で嬉しい」と発言してるが、
どういう層から意見を採取したら、その様な妄言をできるの甚だ謎である。
尚、それまでも香港や台湾からの接続は黙認されてきたのであるが、
「サービス提供地外からの接続は禁止」という規約がこの時、こっそり削除される。

[NA問題]
FFXIの大きな欠点の一つ、と言える。
日本人は、概ね拒絶の意思が強いのは述べた通りであるが、
一方でNAにとっても今回の鯖混合は好ましくない様に思える。
既に合成市場は先行が駆け上がり終えた茨の道。
ギルもだいぶ流出し、物価が上がってアイテムも高騰している。
日本人によって慣習と文化が作られ、定められたレールの上を歩くが如く
新鮮感がない状態でのプレイを強制されている。
海外サイトの掲示板では「JP onlyはふざけてる」みたいな意見も多く、
概ね「共存できていない」という所では一致してるようである。
一部の高Lvプレーヤーの視点で見ると、NMの取り合い等に関しては、
Ping値が太い方が有利であり、NAプレーヤー達は明らかに劣勢である。
(中華が異様に挑発が早い傾向にあるから、一概にそうとも言えないが)
少なくとも、他所のMMOでローカライズ化が行われる場合、
サーバーの言語に関しては選択の余地がユーザーには与えられるらしく、
それを考えると、FFXIの全ユーザーに対する鯖多民族混合の強制は、
完全にユーザーの事を度外視した、ビジネス視点による物であろう。
日本人に大きく遅れをとっていった為に、そういう国民性だった事から、
NAはRMTに対して寛容的な姿勢をとり、引退する時は垢売りも普通で、
それゆえに中華を大きく呼び寄せてしまったとも言われる。
凡そ「ログインするピーク時間が違うから鯖が一緒でも問題がない」
といったビジネスライクに語られる所謂「ピークタイム理論」は、
ユーザーが被る事になる言語問題や、習慣・常識等の差異からくる摩擦を
総じて度外視しており、今日に至るまで論議が巻き起こっている。

2003年10月

ジラミの最終ボスにサイレスが入ってしまった為、メンテ。

2003年10月

特定の楽器でマーチが超高速+長時間継続してしまったり、
頭装備不可の外套で頭装備がつけられる不具合が修正される。

2003年10月

新米ゴブリンのヴァナディール紀行連載開始するが、
英文を下手に和訳したような文章で大変不人気。

2003年10月

雑誌インタビュー。
「忍盾は想定外。修正するかも」と当時は言いつつ
来月には「構わない。でもサポは修正」と翻す。

2003年10月

ハロウィーンイベントが実施。
景品の一つであるトリートスタッフが、気軽にデジョン(敵を攻撃すると時々発動)できる
という神性能にユーザーは歓喜。
しかし、イベントが終わると共にメンテで性能が予告なしに変更されゴミ程度の価値に。
当然、物凄い批判がまきおこる。