バストゥークミッション/ザルカバードに眠る真実

Last-modified: 2017-07-15 (土) 19:44:22

・ザルカバードに眠る真実

指令内容
 ザルカバードにあるズヴァール城に向かえ。
 詳しくは大統領府で話を聞くように。
 プレジデントから直接お話を
 伺うように。


  1. バストゥーク各所のガードからミッション「ザルカバードに眠る真実」を受領する。
     
    (バストゥーク商業区)
    Cleades : とうとう闇の血族の本拠地、
     ズヴァール城へ冒険者を送り込む
     ミッションが行われる。
    Cleades : 大統領執務室でお話を伺うように。
     プレジデント自らがお会いになるそうだ。
     
  2. 大工房(K-8)のKarstに話しかける。
     
    Karst : よく来た。今回ナジや
     アイアンイーターに案内させなかったのは
     できるだけ作戦を秘密裏に行うためだ。
    Karst : 今回はフォルカーだけ呼んである。
     奥の私室にて話すことにしよう。
    Karst : ガリーナ。フォルカーが来たら
     私室にいると伝えろ。
    Karst : 結局、議会の承認は得られなかった。
     銃士隊を動かすことはできん。議会の連中は
     関与すべきでないと口をそろえて言う……。
    Karst : あげくの果てに、北の地の
     ことはサンドリアに任せておけだと!?
     何のための銃士隊だ!? まさかサンドリアと
     昔のように小競り合いを起こすためか!?
    Karst : ……私は自らの利益ばかり考えると
     言われるこの国の体質を決して否定せんよ。
     嫌いでもない。そうやってバストゥークは
     大きく成長した。そして私自身も……。
    Karst : だがそれが競争心でなく、保身に
     つながったとき、この国はまったく機能しない。
     物を言う責任は問うても、物言わぬ責任を
     問わない……それがこの国の抱える病だ。
    Karst : それと、これだけは言っておく。
     ……おまえは英雄ではない。一介の冒険者だ。
     物言わぬ人々の代弁など必要ない。
    Karst : 利己的でかまわん。自分の利益の
     ためにミッションをこなしてくれ。その重圧に
     苦しむのは、どこぞの大統領や隊長の仕事だ。
    Karst : フォルカー、入れ。
    Karst : ズヴァール城の説明を冒険者に。
     時間がない。簡潔に頼む。
    Volker : ボスディン氷河を越え、
     ザルカバードへ。吹雪の吹き荒れる
     クォン大陸最北の地だ。
    Volker : 闇の血族の本拠地、ズヴァール城は
     ここにある。20年前の大戦で、連合軍が
     勝利を収め、闇の王を葬った……はずだった。
    Volker : しかし闇の王を復活させるべく
     暗躍している勢力がある。なんとしてもこれを
     阻止せねばならん。
    Volker : もし手遅れだった場合……
     君とその仲間の手で闇の王をしとめてくれ。
     20年前は私や工房長も戦い、そして
     暗黒騎士ザイドが闇の王を葬った。
    Volker : 今は君たち冒険者の時代だ。
     国を動けぬ我々に代わり、よろしく頼む。
    Karst : 以上だな。装備を整え、出発しろ。
    Volker : あ、それと……。
     ザイドに会ったら、こう伝えておいてくれ。
     決着はついていない、早く帰って来い、と。
     
  3. 王の間のThrone Roomを調べる。
     
    Zeid : これは!?
    Zeid : 闇の王の棺か!?
    Shadow Lord : 暗黒騎士……。
     20年ぶりだな、ザイド。
    Zeid : ちッ、なんてことだ!!
     ほんとに、こんなことが……!?
    Shadow Lord : 俺は死なぬ。
     おまえ達人間どもを、根絶やしにするまではな。
     それに、もとより俺は長命種だ。そう簡単に
     消されはせぬぞ。
    Zeid : あの最後の戦いで
     剣を交えた時、もしやと思ったのだが……
     おまえ……、まさか、ガルカなのか?
    Shadow Lord : 30年前に、俺は……
     俺たちは……、この呪われた地を
     調べていた。この地に眠るとされる、
     未知の力を求めて、な。
    Shadow Lord : そうして、まさにこの地で、
     俺は友に裏切られ、殺されたのだ!
    Shadow Lord : ミスリル銃士隊一の剣士であり、
     当時獣人との和平の道を訴えていた俺が、
     ウルリッヒはジャマだったのだ。
    Shadow Lord : そしてコーネリアも、
     俺をかばって、ヤツらに……。
    Shadow Lord : 30年前、友に裏切られ、
     確かに一度俺は死んだのだ……。
     だが、それで終わりではなかった。
    Shadow Lord : 地下深くに眠る力に触れて、
     俺は死からよみがえったのだ。死を超えた
     肉体と、幻獣と心をかよわせる能力を
     手に入れて、な。
    Shadow Lord : そして、その時はじめて
     俺は気づいた。気づかされたのだ。自分の
     うちにずっと秘められていた憎しみに。
    Shadow Lord : いや、俺個人の憎悪ではなく、
     もっと深く、激しい、ガルカという種が
     ずっと抱えていた、うずまく憎しみの炎だ。
    Shadow Lord : おまえ達にはわかるまい、
     我らのなかに眠る、深いこの憎しみは……。
     その炎に身をまかせ、俺は人であることを
     やめた!!
    Shadow Lord : まさにおまえ達、人間どもが、
     俺を目覚めさせたのだ。憎しみの化身、
     闇の王として!!
    Shadow Lord : その時、俺は誓った。
     人間どもをこの地から一掃してくれるとな!
     ひとり残らず、だ!!
    Shadow Lord : 20年前は不覚をとったが、
     今度はそうはいかぬぞ。
    Zeid : くっ、きさま!?
    Shadow Lord : そこで見ているがいい、
     ザイド。きさまにも、俺の憎しみが
     わかるはずだ。ガルカである以上は。
    Shadow Lord : 俺が内なる炎に焼き尽くされて
     果てるのが先か、おまえ達人間どもが
     この地から消えてなくなるのが先か、
     ふたつにひとつ!
    Shadow Lord : さあ、来い、人の子よ!
     死ですら、もう俺をとめることはできぬのだ!
     我が憎しみ、思い知らせてくれる!!
     
  4. 再度Throne Roomを調べ、バトルフィールド「ランク5ミッション」を攻略する。
     
    Shadow Lordは倒れた。
     
    Shadow Lord : まだ、だ……。
     言ったはずだぞ、死ですらもう俺を
     とめることはできぬのだ、とな!
    Shadow Lord : この憎しみの炎の
     消えぬかぎり、俺は決して……決して、
     倒れたりはせぬ! 何度でもよみがえる!
    Zeid : 待て、ラオグリム!!
     聞け、もう終わったんだ! もうこれ以上
     ムダな戦いは止せ!!
    Shadow Lord : ラオ……、
     グリ……、ム?
    Shadow Lord : ちがうッ!
     俺は……、俺は、闇の王だ!
    Zeid : おまえは、闇の王など
     ではない! 思い出せ、自分の真の名を!
     ガルカの剣士、ラオグリム!
    Shadow Lord : く……!?
    Shadow Lord : ラオ……、グリム……?
     ラオグリム!?
     う……、お、おお……!
    Zeid : 正気に返ったか!?
    Raogrimm : ああ……、
     なんとか、な。
    Zeid : そうか、よかった……。
     しかしおまえが……、闇の王だったとは。
    Raogrimm : 俺は、種の記憶を
     引き継ぐ者、語り部だったのだ。遠い昔の
     様々なものを、宿していた。あまりに多くの
     憎しみと、哀しみ……。
    Raogrimm : それゆえに、一度闇にとらわれると
     そこから抜け出せなくなってしまったのだ。
     果てしない、憎悪と狂気の闇から……。
    Zeid : ………。
    Raogrimm : 人は、優しい、暖かい光を
     たたえる一方で、闇夜よりも濃く、深い
     暗黒を抱えていることもある……。
    Raogrimm : 誰もが、その危うさを
     秘めているのだ。そして、その危うさを
     捨てたとき、人は人でなくなる……。
    Raogrimm : しかし、俺は………
    Raogrimm : 俺は昔の俺ではない。
     引き返せはしないのだ、もう……。
    Raogrimm : 30年前に死より
     よみがえって以来俺のしてきたことを、
     謝るつもりはない。だが………
    Lion : こっちよ!!
     急いで!!
    Raogrimm : フッ、本当の俺は
     30年前に死んでいるのだ……。今さら
     命など、惜しいものか。
    Raogrimm : ああ……
     コーネリア……
      
       [Your Name]達の活躍のおかげで
       闇の王の復活は阻止された。
       厚い雲がちぎれ、ヴァナ・ディールの大地に
       束の間の日がさした。
       だが、この地に満ちた災いが、すべて
       消え去ったわけではない……。
       伝説はこう続く。
       かくして、深く暗き眠りの底より
       クリスタルの戦士達は、
       しずかに浮かび上がった………
     
    Lion : [Your Name]とはここでお別れね。
     そうそう、もしカザム行き飛空艇パスを持っていたら
     ノーグに訪ねてきて。歓迎するわよ。
     
    ※ジラートの幻影発売前パターン
    Lion : [Your Name]とはここでお別れね。
     いずれ辺境への飛行艇が通行されるわ。
     その時はノーグに訪ねてきてね。
     
    Lion : じゃあね、[Your Name]。
     また会える日を楽しみにしてるわ。
    Zeid : 私も、おまえ達とは、いずれまた会うことに
     なるような気がする……。
     その時まで、さらばだ、冒険者よ。
    だいじなもの:闇の破片を手にいれた!
    ・闇の破片
砕けた闇の王の体の一部。
わずかだが、闇の王の魔力を感じる。
 
  1. 大工房(J-8)のDoor:President's Officeを調べる。
     
    Volker : よくぞ成し遂げてきたな!
     闇の王の復活前に間にあったのか!?
    Cid : 何言ってんだ、フォルカー?
     復活した奴を倒したに決まってるだろ、
     なあ!?
    Volker : まさか!? あの闇の王を!?
    Lucius : 一介の冒険者が、とお思いですか?
     最近市井の者たちがよく言っている言葉を
     フォルカー隊長も御存知でしょう?
    Cid : 「冒険者たちの時代」とな……。
    Karst : この時代が誰の時代だったかなど、
     後世の歴史家が決めれば良いことだ。
    Karst : そして闇の王が復活前に封じられたか、
     それとも復活して倒されたか、それは
     どちらでも良いことだ。
    Karst : 重要なのは、闇の血族の勢力拡大を
     止めることができた、ということ。そして、
     それを行った者には報酬が必要ということ。
    Karst : 御苦労だった。この功績に対し
     おまえのランクを6にしよう……。そして報酬だ。
    Lucius : 闇の王を倒したとは言え、
     まだ闇の血族が滅びた訳ではない。
     獣人たちの本拠地では、あやしい動きがあるとの
     報告も受けている。
    Cid : いつものセリフだが、
     これからもよろしく頼むってことだ。
    (シドと共に退室)
    Cid : そうか、闇の王の正体は……。
     ザイドは薄々感づいていたのかもしれんな。
     だから部隊を離れて……。
    Cid : すまんな。このことはフォルカーには
     まだ黙っておいてくれ、ウルリッヒ隊長の
     ことも、奴に告げるのは酷と言うものだ。
    Cid : 奴は叔父を尊敬していた。
     それゆえにラオグリムの死で隊長の
     地位を得たという陰口に悩んでいてな……。
    Cid : こうやって隠してしまうことが良いとは
     決して思わんが、我々弱い人間には、時という
     薬が必要なときもあるんだ。
    Lucius : 何のお話ですかな?
    Cid : ん? カルストの奴、
     相変わらずだな、って話さ。
    Volker : でも、私は少しわかった気がしますよ。
     プレジデントの人となりが……。
    Lucius : そうだ! そう言えばまだ聞かせて
     頂いてませんよ。工房長がプレジデントを
     推薦なさった理由。
    Cid : ああ、昔聞かれたな。
     15年前のパルブロでの事故のときだ。
     わしが責任をとって、火薬研究所所長を退いた
     後も、政府は責任のなすりつけあいでゆれた。
    Cid : そんななか、たった1人パルブロを
     捨ててツェールン鉱山の再開発する案を
     提出したのがまだ新米官僚のカルストだった。
    Cid : そりゃひどい案だと思ったさ。
     パルブロで働いてた奴の気持ちも考えてない。
     だがな、少なくともこいつの政治屋としての
     技術は信用できると思ったよ。技術屋の勘さ。
    Cid : それに……あいつ、わかりやすいだろ?
     想像つかないか? あいつがその案を
     提出したときの、功名心で必死な顔。

バストゥークミッション
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闇、再びザルカバードに眠る真実語り部現る!?