しせんをはしったゴードン

Last-modified: 2021-02-15 (月) 22:41:23

「俺は、ゴードンだい!ゃ、やめろ!!やめろぉ!!」
しせんをはしったゴードン

日本版タイトルしせんをはしったゴードン
英米版タイトルWrong Road
脚本ウィルバート・オードリー?
放送日・1986年12月3日(英国)
・1988年5月17日(オーストラリア)
・1991年9月3日(日本)
・1993年7月23日(米国)
・1998年4月28日(ドイツ)
・2008年1月24日(ハンガリー)
対応原作・第21巻『大きな機関車たち?
(第3話『ゴードンのいのちびろい』)
この話の主役ゴードン
シーズン第2シーズン
話数第48話
第22話(シーズン内)
機関車紹介ゴードンボコエドワードビルベン
登場キャラクターAエドワードゴードンボコビルベン
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCトーマス
登場キャラクターD無し
登場人物Aゴードンの機関助手ゴードンの車掌?髭を生やした水色のスーツの男性?ジェレマイア・ジョブリング
登場人物Bゴードンの機関士トップハム・ハット卿ナップフォード駅長?ナップフォード駅の駅員?ナップフォード駅の作業員?髭を生やした水色のスーツの男性?緑の帽子を被った女性?
登場人物Cジェム・コールファークァー駅長ファークァー駅長の奥様ウェルズワーズの牧師?警察官?清掃係?
登場人物D無し
登場スポット支線の橋?
ナップフォード操車場?
ソドー運送会社?
ナップフォード駅
高架橋?
水車?
ナップフォード港?
スクラップ置き場?(言及のみ)
あらすじ・「支線の機関車だから」と言う理由でボコが本線を走る事に納得がいかないゴードン。ある日、ゴードンは新米機関助手の失態と信号手?の手痛いミスが原因で支線を走る破目になり…。
メモ・この回のゴードンは、初めてエドワードを終始罵倒しなかった*1
あの?トーマスに続いて見切り発車をするゴードン
ゴードンを揶揄うビルベン
ボコ、この回になって初めて走る。
・強い口調でビルベンを脅すボコ
新人の機関助手信号手?のミスで本線?を走るエドワードエドワードの支線?を走るゴードン
・一見、このミスは何でも無いように思えるが、実際はかなり大変な事件である。
ゴードンが「支線は下品」と言っていた事を何故か知っているビルベン*2
第1シーズンゴードンみぞにはまる』以来、久々に深夜迄野外に放置されるゴードン
・夜のナップフォード駅のシーンでリンゴ・スター?のナレーターが微かに聞こえる。
・高架橋を渡っている時、エドワードの3両目の客車の灯りが点いていない。
ゴードンを海に沈めようと言う恐ろしい冗談を放つビルベン
ゴードンナップフォード港?にいる時、ゴードンの前輪が脱輪している。
・米国版では夜のナップフォード駅のシーンでBGMが流れていない。
ゴードンエドワードのシーンで、ランプ?の配線が剥き出しになっている。
・出発前はいなかったのに、騒ぎを聞いてホームの一番手前まで来るトップハム・ハット卿*3
?トーマスエドワードに続き、車掌?を放置するゴードン*4
あの時のトーマスジェームスに続き、ゴードンから「君」付けで呼ばれるボコ
ゴードンが見切り発車から帰って来た場面で、エドワードの眉毛が消えている*5
・劇中でゴードンの二人称が初めて「君」を使う。
・『トーマスあさごはんにおじゃま』に登場したファークァー駅長奥さんは、今回カメオ出演。
ファークァー駅長第19シーズントーマスとあかちゃん?』まで出番なし。
・この回以降、ゴードンの口を窄めた驚き顔は第5シーズンまで登場しない。
前回?に続いて、リンゴ・スター?が米国版のナレーションを担当しない回。
台詞ナレータートーマスの支線?エドワードの支線?も大事な役割を果たしている。けれど、??本線?程、丈夫に出来ていなかったので、トップハム・ハット卿ゴードンみたいな重い機関車には支線を走らせなかった。だけど、ゴードンは自分が??を走らないのは別の理由からだと、勘違いしていた。或る日、ゴードンエドワードにぶつぶつ言った。」
ゴードン「全く不公平だぜ!」
エドワード「何が不公平なんだい?」
ゴードンボコ本線?を走ってるんだ!彼奴は支線?の機関車だろうに…」
エドワード「気にするなよ。その代わりに、君がボコの貨車を牽けばいいじゃないか。」
ナレーターゴードンは腹を立てた。」*6
ゴードンボコの汚い貨車なんて牽くもんか!俺は??など走りたくないんだ!」
エドワード「どうして?取り替えっ子するのも楽しいじゃない。」
ゴードントップハム・ハット卿が許しはしないさ!??は下品だからな!」
ナレーターゴードンは煙を吐いて行ってしまった。エドワードはクスクス笑いながら彼の後に付いて駅に向かった。ゴードンエドワードは毎晩、この駅から列車を牽いて出ていく。最初にゴードンが急行を牽いて本線?に入る。そしてその5分の後に、エドワードが列車を引いて支線?に入っていく。いつもは時計仕掛けのように上手く事が進むのだが、今夜は問題が起こった。ホームでは、緑の帽子を被った女の人が友達に別れを告げていた。ゴードンの出発時間が近づいた。機関助手車掌?の方を見ると、揺れている緑色の物が見えた。」
ゴードンの機関助手「出発進行!」
ナレーター車掌??を振ったと勘違いしたのだ。ゴードンはホームに荷物もお客も車掌?も取り残したまま、出て行ってしまった。皆吃驚し、そしてカンカンに怒った。」
ジェレマイア・ジョブリング「コラァ!!どうなってるんだ!?」
髭を生やした水色のスーツの男性?「お客を何だと思ってるんだ失礼な!!」
ゴードンの車掌?「客を忘れてるぞ!!!」
ナレーターゴードンが慌てて引き返して来た時はとっくにエドワードの発車時刻に過ぎていた。そこでエドワードの方が先に出発する事になった。ところが本線?支線?との分かれ目にある信号所にはその知らせが行ってなかったので、信号手は間違えてエドワード本線?の方に入れてしまった。そしてゴードン支線?の方には入ってしまい、?の傍の引き込み線に入り込んでしまった。寒くてご機嫌斜めだ。次の朝、ビルベンが汽笛を鳴らしながら?にやってきた。そしてゴードンを見つけると、2人で揶揄ってやる事にした。」
ビル「ありゃ何だ?」
ナレータービルが聞いた。」
ベン「あれがゴードンだよ。」
ナレーターベンが囁く。」
ビルゴードンに似てるけど、違うだろ?ゴードン??なんか走らないもん!彼は??は下品だと思ってるんだからさ!」
ナレーターゴードンは聞こえないふりをした。」
ベン「あれがゴードンじゃないなら、材木か屑鉄?ってとこかな?」
ビル「それじゃあ、スクラップ置き場?に持って行こう!」
ベン「いやぁ、これはスクラップ?にだってならないよ。?に持って行って沈めちゃおうぜ!」
ナレーターゴードンは慌てた。」
ゴードン「俺は、ゴードンだい!ゃ、やめろ!!やめろぉ!!」
ナレーターディーゼル機関車ボコが入ってきた時、ゴードン救いの神?が来たと思った。」
ゴードン「おお~、親愛なるボコ君よ。助けてくれぇー」
ナレーターボコは直ぐ様子を察した。」
ボコビルベン、大人しくしないと君達の貨車を持ってってしまうぞ!」
ナレーター「この一言で達は大人しく帰って行った。」
ゴードンボコぉ、君は素晴らしいな~。あの子悪魔?共が逃げ出すなんて!」
ボコ「あぁ、ちょっとしたコツがあるんだよ。」
ナレーターゴードンは今でもボコを命の恩人だと思っている。でも…あの達はただゴードンをからかっただけなんだよね…。」
原作との相違点ゴードンの機関助手は人形劇では特に語られないが、原作絵本では入社したての新米だった事が語られる。
・原作ではエドワードゴードンが入れ違いに本線と支線を走らせた為、目的地と違う場所へ運ばれた乗客?が文句を言う場面が存在する。
ゴードンビルベンにおちょくられた場所は人形劇ではナップフォード港?だが、原作絵本ではブレンダム港?である*7
・このエピソードは人形劇ではジェームス蜂に刺される?エピソードの前だが、原作絵本ではジェームス蜂に刺される?エピソードの後である*8
ゴードンの眉毛について、人形劇ではブリットオールクロフト特製の眉毛だが、原作ではフルCG版?以降の眉毛になっている。
英国版CVナレーター/他:リンゴ・スター?
米国版CVナレーター/他:ジョージ・カーリン?
日本版CVナレーター森本レオ?
エドワード高戸靖広
ゴードン内海賢二?
ボコ里内信夫
ビル中友子?
ベン丸山みゆき?
ゴードンの機関助手森功至?
ゴードンの車掌?/ジェレマイア・ジョブリング遠藤武
髭を生やした水色のスーツの男性?川津泰彦
シリーズ前回ふたごのビルとベン?
シリーズ次回がんばりやのエドワード
原作前回みつばちとジェームス?
原作次回エドワードのはなれわざ

*1 その代り、ボコビルベンの悪口を言っていた。
*2 恐らく、エドワードが告げたと思われる。
*3 台詞は無い。
*4 トーマスの場合は、列車の遅れを気にして焦った事(1回目)とブレーキの故障(2回目)が原因、エドワードの場合は?貨車?の連結を外されたのが原因、ゴードンの場合は当時の新米の機関助手の失敗が原因。
*5 同シーズンおんぼろエドワード』以来久々。
*6 このシーンでゴードンが「エッ!?」と言っている。
*7 ビルベンが言い合いになるシーンもある。
*8 その為、ボコ本線?を走った理由は原作絵本では明確?だが、人形劇では特に明かされていない。